Andyの散歩日記

千葉県を中心に散歩しながら野鳥写真を楽しんでいます。

室堂平日記

2014-06-23 14:39:54 | 日記
6月21日(土)

前日に富山駅近くのビジネスホテルに泊まることができたので、富山電鉄6時12分発7時16分立山着に乗れた。所要時間7分のケーブルカーに乗り換え、美女平からのバスで8時半室堂着予定だ。これで、室堂滞在時間が、マックス5時間可能だ。非常に寒いが、歩けば温かくなると思い、厚着を避け、まずは、みくりが池の周りを一周することにした。しばらく歩くと山小屋の近くで見たとしゃべっている声が聞こえ、急いでそちらに向かうが、途中で道脇一メートル内のハイマツの上に座っているオスのライチョウがいるのではないか、びっくりした。私よりも前に歩いていた人は、気がつかなかったようだ。正面の100メートル離れた散策道で数人写真を撮っている姿が見えたので、下の山小屋のほうへ行かず、本道のほうへ急ぎ足で戻る。こちらは、雄雌のつがいで道脇の岩場を行ったり来たりしていた。コンデジを持った若者が近くまで追いかけたため、ハイマツの中へ隠れてしまった。また暫く歩くと足環をつけた雄が見られた。途中カヤククグリがあちこち飛び交う。また、次の山小屋の前まで来るとツガイのライチョウに出会う。どこでも近すぎて400ミリのレンズでは、後ずさりしながらの撮影だった。2時間弱で1周して、バスを待っている間、イワツバメが雪解けの水を飲みに来ていたのを撮影しているとカヤククグリも入ってきた。バスステーションの屋根を見上げるとイワツバメではない野鳥を発見した。その後、すぐに私の目の前に降りてきた。カヤククグリと思ってカメラを向けるとイワヒバリだった。5秒も立ち止まっていなかったが、何とか撮ることができた。思ったより早く下山バスに乗ることができたので、美女平のロープウェイ近くに発見した野鳥散策路を歩くことにした。時間の余裕があったので、1時間ほど散策する。オオルリ つがいとキビタキ、ヒガラを見ることができた。また、コルリが木の上での大きな鳴き声を聞くが姿が見えない。1時のロープウェイに間にあい、最終的に、富山には、3時前に到着して、7時前に帰宅することができた。
あっけなく2時間弱の間に4回出会えたライチョウに堪能できた一日だった。(早い時間に着いたことが正解だったように思う。11時近くには、団体さんがいっぱいで散策路は、賑やかになっていた。)

ライチョウ










イワヒバリ


カヤクグリ






イワツバメ


美女平の散策路
オオルリ(雄。雌とも けたたましく呼び合っていた)




キビタキ

輪島へ戻る船

2014-06-23 11:35:58 | 日記
6月20日

1日1便の往復しかない舳倉島航路は、3時出港である。乗客はほとんどいない。行きと違って帰りは、たくさんのミズナギドリが、間近に出てきた。近いのは良いが、早いのでピントがなかなか合わない。オオミズナギドリとオナガミズナキドリと判断する。
4時半に輪島港に着くが、高速バス停は、歩いて20分かかるところだ。どう見ても4時33分輪島マリンタウン発 金沢行きのバスには、間にあわない。6時発の最終バスで帰ることにした。金沢着8時であり、駅前ホテルを捜す予定であったが、もし、富山行きJR特急電車がすぐに出発ならば、富山一泊のほうが、明日の立山行きが楽だ。どうやら、富山で泊まることができた。明日は、今回の主目的であるライチョウに会えるかどうか楽しみだ。

大きさ、尾の形からしてオオミズナギドリとオナガミズナキドリを判断したが、自信はない。

オオミズナギドリ




オナガミズナキドリ



時期外れの舳倉島散歩

2014-06-22 13:34:32 | 日記
6月19-20日

今年は、JRの大人倶楽部に加入したが、6月18日から30日のうち4日間17000円で
東北、北陸回り放題という企画があり、どこへ行こうかと思案した。梅雨時期なので、晴れが続きそうな時を狙って直前予約をしようと日程を決めないでいたが、さてどこへ行こうか?去年会った一期一会の御夫婦から勧められた二神山地のアカショウビンを最有力候補にしたが、棲息地のアドバイスをいただけるという旅館へ直前に電話すると、この時期は、すでに満室とのこと。私と同じようにJRキャンペーンを利用する人が多いとのこと。旅館のアドバイスがなければ、赤い鳥を捜すのは無理と思い、諦める。次の候補は、立山 室堂のライチョウである。1か所だけでは、もったいないと思い、北陸の他の候補地を考える。毎年、飛島には行くが、このさい舳倉島をトライしようと4日間の日程計画を立てるが、立山ー舳倉島の順序では、5日かかってしまう。
舳倉島―立山の順番ならば、なんとか収まりそうだ。早速 舳倉島の民宿に電話すると一軒は修理中のため、休業。もう一軒は、OKとのことだが、この時期は、釣り客ばかりでバードウォッチングする人はいないとビックリされた。私も、期待していないが、航路で海鳥が見れるだろう、島では、羽を痛めたとか、へそ曲がりの渡り鳥がいて、島に居座ってしまったのもいるかもしれない程度であまり期待はしないことにした。輪島一泊後、輪島朝市でおむすびを調達して、船に乗り込む。1時間半の航路であるが、ほとんど海鳥が現れない。上陸後、荷物を民宿において、散策開始する。裏側の海岸沿いの道を歩くが、ハクセキレイがいっぱいいる。ほかのセキレイがいないか双眼鏡でのぞくが、全く見当たらない。つぎは、白鷺仲間がたくさん見かけるが、ダイサギ、チュウサギ、コサギ以外はいない。道端では、ウグイス、アオジ、カワラヒワ、メジロぐらいで夏の渡り鳥は、ホオアカ1羽のみである。ムクドリが1羽だけいて、興奮してしまった。朝市で買ったおにぎりを食べると急に腹の調子が悪くなった。手製のおにぎりは、4時間も持たなかったようだ。急いで民宿に戻り、休憩後にまた探索開始する。今度は、ホトトギスの声が聞こえ、ウグイスの巣を狙っているようだが、木の陰に隠れてなかなか見つけられないが、我慢比べの結果、暗がりの中に発見。千葉の自宅では、鳴き声を良く聞くが、姿を捕えられなかったが、ここでやっと見つけられたとは。2日目の早朝5時からスタートして、歩くがやはり昨日と状況は、変わらない。運動場は、工事中でハクセキレイのみ、ヘリポートは、ウグイス、アオジ、カワラヒワ、ヒヨドリぐらい。野鳥観察地と書いてあるハイドは、水がなく静まり返っている。真ん中の道を歩いていると、ハトがたくさん飛び立った。中に1羽のアオバトと1羽のカラスバトがいた。また、朝食後の散策で高い電波塔の上にハヤブサが巣を作って監視していた。また、聞いたことのないクイナ類の低い鳴き声がして、ずっと出てくるのを待ったが、帰船の時間になり諦める。民宿の女将に気の毒がられたが、まあ、それなりの経験ができたと自己満足する。
次回は、帰船から見たオオミズナギドリと、立山を掲載予定。

いたるところにいたハクセキレイ


こちらも一番多く見たウグイス



(この電線で朝、昼、晩と啼いていた。)


違う種類のアオジはいないかとシャッターを押すが、みなアオジそのもの。


電波塔、灯台で監視するハヤブサ


ホトトギス




カラスバト




アオバト

大町公園散歩

2014-06-10 14:00:25 | 日記
6月10日(火)

10時ころ、去年の手帳を見ていたら、この時期は、ミドリシジミの出現で近所の公園へ行っている。
去年は、出会えたが、羽を広げてくれなかった。午前中ならば、羽を広げるのが見れるよと言われたのを思い出し、急いで出かけることにした。バーダーがいないこの時期、チョウマニアが捜している。見つけるが相変わらず羽を閉じているが、他の方が、こちらに開いたのがいると教わり、やっと撮ることができた。しかし、2時間の間、この一瞬だけだった。

ミドリシジミ







裏磐梯散歩

2014-06-06 11:11:40 | 日記
6月3-4日

石巻から朝一番で仙台へ出て、猪苗代駅を目指す。裏磐梯は、野鳥3大棲息地の一つというガイド案内を見て、夏鳥が豊富に見れるとの期待に胸が膨らむ。猪苗代駅で10時半発の国民休暇村の車に乗りホテルに着き、脇のレンゲ沼、中瀬沼を歩くが、ハルゼミの鳴き声ばかりで野鳥の姿が見えない。シジュウガラ、アオジくらいで、鳴き声では、アカゲラ、オオルリ、キビタキでコルリの鳴き声も高い木の上のほうで聞こえるが、見えない。翌日は、5時からホテル近くの同じ沼を歩くが、前日と違い 早朝はハルゼミのやかましい声が聞こえず、野鳥の鳴き声だけで心地よいが姿は相変わらず見えない。7時の朝食を済ませ、8時からまた歩きだすが、一変して、ハルゼミの声だけがけたたましい。今度は、桧原湖経由で五色沼まで歩くことにした。14時半までにホテルに戻り、帰宅する予定なので、歩くのに余裕がないのも一因だろうか野鳥を諦め、久しぶりの五色沼を堪能することにした。五色沼のビジターセンターで野鳥が見られる場所を聞いてみたところ、5月初旬、木の葉が茂っていない頃は、良く見られたが、現在は、なかなか見れない。桧原湖脇の野鳥の森、雄国の渓流沿いがお薦めのようだ。この広い裏磐梯をあてもなく歩くだけでは、難しいということが解った。バスでホテルへ戻り、レンゲ沼のベンチで腰を下ろすが、もう動けない、近づいて来る鳥がいれば、写真を撮るというほど
疲れ切ってしまった。今日の歩数は3万5千歩。

中瀬沼から磐梯山を臨む


3.6キロの五色沼を遊歩道を歩く。弁天沼の青色が素晴らしい。


五色沼に、カイツブリがいた。




オオルリ


顔が黒いアオジ


サカハチチョウ


アオダイショウを2回見た。



網地島ライン散歩

2014-06-05 14:19:47 | 日記
6月2日(月)

東北地震被災地石巻で体験談と復興状況を聞こうと会社OB同期会を計画して、午前中に石巻に着き網地島ラインの連絡船を下船せずに往復した。行きに遭遇したのは、3羽の海上に浮いているオナガナギドリのみであったが、帰りは、飛翔のハシボソミズナギドリと一羽だけ遠くに浮いていたウトウを発見した。3時間往復した甲斐があった。夕方の同期会に間にあった。

石巻 北上川の津波は、18メートルまで達したとの記録。


ウトウ(遠くにカモがいると思ったら、ウトウであった。ラッキー)


ハシボソミズナギドリ(顔は黒く、嘴の先が黒い。)






オナガミズナギドリ(喉から身体下面が白い淡色型?)