すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

ちぎちゃん(早霧せいな)さよなら公演。

2017-07-21 | 観劇&映画のこと


(日比谷シャンテ 「宝塚雪組衣装展」より)



雪組の『幕末太陽傳』を観劇しました。

トップスター・早霧(さぎり)せいなの退団公演です。

千秋楽は劇場へは行けないまでも
映画館でのライブ中継でお見送りを予定したのに
チケットの先行抽選申し込みを忘れ、
かつ頼みの一般発売が今回の観劇日とかぶってしまったため
参戦できませんでした

で、今回の観劇がマイ楽。

とても明るい舞台だったので
退団を抜きにしても
もう1回見たかったな~、と
自分のうっかりがつくづく残念です。





60年も前の名作映画『幕末太陽傳』を舞台化した今回の演目は
古典落語数作をベースにしたストーリー。

昔々、高校生の頃少しばかり落語をかじっていて
「品川心中」はよく知っているし、
品川遊廓も落語にはお馴染みなので
入りやすい演目ではあるのですが・・・

そもそも落語の登場人物にはカッコいい人はいないわけで、
宝塚的にはどうなの?と思いましたが、
そこはトップスターが演じるわけですから
主人公の佐平次は
要領のいいただのちゃっかり人間だけではない描かれ方で
なんとかセーフだったでしょうか。

退団公演ということを考えると
ファンはもっとかっこいい‘ちぎちゃん’を見たかっただろうな、
とは思いますけど。

ラスト、居残り稼業から足を洗って
アメリカへ行く、という展開になったのが
唯一退団演出かな、というくらいで
退団風味はあまり感じませんでした。

(女郎のおそめも一緒に行く、なんて話は
現実的には無理でしょ!と
心のなかでツッこみました~。

たいてい借金を抱える女郎は
身請け以外円満に遊廓を去るのは難しい世界ですからね)


2番手・望海風斗(のぞみ・ふうと)演じる高杉晋作も
その他大勢的な感じで
あまり見せ場がなかったのが残念だったかな。

でも、ちぎちゃん・佐平次を中心に
雪組一丸となっているのを感じられる舞台でしたよ。


一方、ショー『Dramatic“S”』は退団風味満載。

黒燕尾や
ラスト・デュエットダンス(相手役の咲妃みゆちゃんも同時退団)にはしみじみし、
組子さんたちに囲まれ
真ん中に立つちぎちゃんにはちょっとウルウル。

みゆちゃん、今さらですが、
歌もうまいし、
いい娘役さんだったんだ、と思いました。

ちぎちゃんとはお似合いだったのでは?


なんだかんだ言って、
(音月)桂ちゃんの退団公演『JIN』での坂本龍馬役に始まり、
壮ちゃん(壮一帆)トップ時代の
『ベルサイユのばら フェルゼン編』での美しいオスカル役、
『Shall we ダンス?』でのダンス教師・エラ先生役、
『一夢庵風流記 前田慶次』での前田家家老の息子であり慶次の友役、
トップになってからの『ルパン三世』、
『るろうに剣心』、
ヅカ友さんからDVDを見せてもらった『星逢一夜』まで
ちぎちゃんをずいぶん見てきました。

ご贔屓というわけではないけれど
退団はやっぱり寂しいです。

ちぎちゃん、今まで楽しませてくれてありがとう。

美形ぶりを見るのが毎回楽しみでした。

明後日の千秋楽まで
最高に輝いてくださいね。

そして、です。
気が早いですけど、
(歌抜きで)お芝居で勝負できる女優さんとして
私たちの前に現れてくれるのを
楽しみに待ってますよ~。




(ショー「Greatest HITS!」の衣装)




(「ケイレブ・ハント」の衣装)


以前は退団公演時
もっと衣装の展示があったのだけど、
最近少な目ですね~。


花組『邪馬台国の風』の後は
元花組生、
宙組・まあくん(朝夏まなと)の退団公演です。

チケットゲットできるかなぁ・・・

暑いからって
のびてる場合ではありません。

バラつながりで、『美女と野獣』。

2017-06-16 | 観劇&映画のこと





(ストーリーの重要なモチーフがバラですから
ローズガーデンフォトのバラからの~ということで・・・)

遅ればせながら
映画『美女と野獣』を見てきました。

ディズニーアニメの完全実写化というこの映画、
アニメを見たことがない私にも十分楽しめました。

ていうか、
どこが違う、ここはアニメのほうがいい、とか一切なく
純粋に映画として観てかなり良かったです。

特筆すべきは映像の美しさ。

お城、王子、舞踏会、
調度品に姿を変えられた使用人たち・・・
優雅なファンタジー要素満載のうえ、
ヒロイン・ベルの暮らす村の風景も美しく、
物語を盛り上げます。

ベル役のエマ・ワトソン、
「ハリー・ポッター」のハーマイオニーなんですね。

もうこんな大人になったのね~。

映画の「ハリーポッター」シリーズは第1作しか観てないので
ベルのエマちゃんとはつながりませんでした。

ついでに配役について。

お城の給仕頭・ルミエール役が
ユアン・マクレガーだったのを
家に戻ってパンフレットを見て初めて知りました。

ガ~~ン

スターウォーズのオビ=ワン役、好きだったし、
知ってればルミエールに注目したのに・・・


注目といえば、
敵役・ガストンです!

ベルに言い寄るも嫌われる
腕っぷしだけが取り柄の粗野な人物で
最後は野獣狩りへと村人を扇動する
本当に憎たらしい役回りなんですが、
イケメンなのがまた憎たらしい(笑)

この憎たらしさ度100%的敵役が
映画を面白くしています。

まるでドラマの「半沢直樹」「小さな巨人」での
香川照之です。

ガストンにハマった人、
多いんじゃないでしょうか。


私はまんまと野獣にハマってしまいました。

野獣の姿でありながら
実は心優しく、教養もある。

そこも萌えポイントではありますけど、
外見に、なんです。

目の感じ、
口の感じ、
服の下でプラプラと揺れるしっぽ、
たまらなくツボでした


ベルの愛の力により人間に戻った王子に
一瞬「お~~っ」となるんですけど、
王子すぎる~
頼りなさすぎる~、なイケメンぶりに
大丈夫か、ベル?!と突っ込みたくなりました。

ベルの理想の相手と違うかも・・・?
その後の二人が気になっちゃいます。


ともあれ、
曲も素敵で
女子をウットリさせてくれる映画に違いなく、
可愛い野獣とルミエールに会いに
もう一度観ようと思っています。


「美女と野獣」日本版本予告



(一つだけ残念だったのが
主要キャストに黒人の女優さんが起用されていたこと。

人種差別に配慮してのことかもしれませんが、
舞台がフランス、
王侯文化の世界に黒人がいるのは
ものすごい違和感、不自然さです。

宮廷で生まれた装飾的ドレスは
いくら美女であっても
彼女たちには似合ってなく、
そこは人種差別配慮よりも
文化を尊重してもよかったのでは?
と思います)





ついでに触れると、
数年前、宝塚版「美女と野獣」として
『バラの国の王子』が上演されています。

当時の月組トップスター・霧矢大夢(きりや・ひろむ)さんが
歌舞伎の連獅子のような被り物の野獣役、
お城の使用人たちは調度品ではなく
動物に姿を変えられた、という設定で、
手に動物の頭を持っての演技。

当時の2番手・龍真咲(りゅう・まさき)さんが
敵役的な別の王子。

ディズニーのものとは違うストーリーでしたが、
演出もストーリーも微妙、
同時期に劇団四季でも「美女と野獣」が上演されていて
負けたな、と思った記憶があります。

「美女と野獣」人気の今
再演してもいいかも、ですが、
前回のままだと圧倒的に映画に負けるので
かなりのパワーアップが必要ですね~。


(すみません、超長くなってしまいました

花組「全ツ」(全国ツアー)in 横浜&ちょっと街撮り

2017-04-06 | 観劇&映画のこと




(今日はちょっと長くなりそうなので
興味のない方はスルーしてくださいね)


先日横浜を訪れたのは、
花組全国ツアー公演観劇のためでした。

ゆうちゃん(真飛聖)退団後に
全ツに参戦するとは思ってもみなかったのだけど・・・

あまりに強烈なキャラクターゆえ
ゆうちゃんしかできないと思っていた
ショー『EXCITER(エキサイター)!!』が再演されると聞き、
いてもたってもいられないくらいワクワクして待った当日でした。





神奈川県民ホール、ゆうちゃんの全ツ公演で来たなぁ・・・
6年ぶり?7年ぶり?

当時を思い出し
建物を見ただけでしみじみしてしまいます。


公演はミュージカル『仮面のロマネスク』との2本立て。

宝塚で何度か再演されている名作らしいのですけど、
盛り上がりのないストーリーと
トップコンビが演じるにはあまり魅力的でない主人公二人に
入り込めぬまま
たびたび睡魔に襲われました

プレイボーイの青年貴族と
未亡人である侯爵夫人の恋の駆け引きのお話。

新トップ娘役・仙名彩世(せんな あやせ)ちゃんのお披露目公演が
なんでこれ?

もっとフレッシュさのある可愛いヒロインを見たかったよね。

夫人の位が高いので豪華な衣装はよかったにしても、
最後まで、なんだかなぁ~でした。


いやいやいや、『EXCITER!!』が良ければいいんです、今回は。

嬉しすぎて、懐かしすぎて
涙がちょちょぎれました~(笑)

大好きな赤黒の衣装をはじめ、
ゆうちゃんが着たものだし、
歌も、構成も前回とそう変わってなくて。

(ゆうちゃんバージョンのパンダ好き設定が
にゃんこに変わってたけど。
せんなちゃんの持つバッグに
パンダが揺れてたのがなにげに嬉しかったな)


みりお(明日海 りお)も美形トップですからね~、
いちいちゆうちゃんを思い出して
ウルウルが止まりませんでした。

全ツならではの客席降りもたくさんあって、
れいくん(柚香 光)もウィンクバチバチ。

♪バチバチバチ ショートする熱視線で
ガチガチガチ 離さないもう二度と

エキサイター エキサイター

命赤く染め上げる 愛のエキサイター♪


ノリのいい歌詞で
最高に盛り上がるショーでした。
(うん、うん、あの時もそうだった)

客席からは
本公演ではありえない指笛も聞こえたような。
それも全ツならありってことで。

そうそう、
花組は別の公演と二手に分かれているので
フルメンバーではないのですが、
本来3番手のれいくんが2番手ポジション、
(瀬戸)かずやくんが3番手ポジション。
本公演では見られない並びが見られるのも
全ツのお楽しみです。

許されるなら
午後公演も見たかった~~!と
本当に本当に名残惜しかった横浜でした。


せっかくはるばるやってきた横浜。
港町横浜。

街撮りも楽しみでしたが、
いつにもまして時間がないですから
駅までのほんのちょっとだけ。





山下公園横のローソンには
ちょっとしたカフェスペースがあって
海を見ながらお茶できるんです。
寄りたかったなぁ。




「全国都市緑化よこはまフェア」というイベントの
‘ガーデンベア’と氷川丸をコラボさせてみました。









横浜らしい歩道のタイル。





素敵建物が多い横浜なのに
こんな街角スナップしか撮れず・・・





レンガ造りの通路が横浜らしかった、
みなとみらい線「日本大通り駅」は
壁も凝っていました。


たぶん、これが最後の横浜訪問。

時間があれば・・・
とつくづく残念でした。

『チア☆ダン』と『ラ・ラ・ランド』

2017-03-24 | 観劇&映画のこと





東京ではソメイヨシノが咲きだして
いよいよ桜シーズンが始まりましたね。

私地域の開花はもう少し先、
一方でカタクリが見頃を迎えて
忙しい日々がやってこようとしています。

花咲く春はカメラお出かけ優先になりますから、
その前に、と
先日映画を見てきました。

超前向きになれる映画、『チア☆ダン』です!


「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」予告2



広瀬すずちゃんの美少女っぷりはもちろん
ドコモdポイントのCMでお馴染みの
中条あやみちゃん(部長役)との美少女二人の並びが
最強、最高でした~。

(並びについて付け加えると、
チアダンス部の顧問を天海(祐希)さん、
東京からやってきたコーチを
陽月 華(ひづき はな)ちゃんが演じてますが、
組は違えど元トップスターと元トップ娘役の並びに
ひそかにニマニマしてしまいました。
ヅカファンにしかわからないお楽しみでしょうか)

ほとんどド素人だった彼女たちが
上を目指して
ぶつかりながらも成長していく姿は気持ちいいし、
サブタイトルでどうなるか分かってしまっているラストですけど、
JETSメンバーのダンスも素晴らしくて感動

顧問の先生エピソードでも感動

もう1回見てもいいくらい
元気のもらえる映画でした。


・・・はいいんですけど。
やっぱり突っ込んじゃう(笑)

感動のうちに見ていたエンドロール。
撮影地に福井の地名が皆無なんですよ。
映画の中で「福井、福井」と連呼されているのに。

福井ってどんなところ?と
映画に出てくる風景を興味津々で見ていた私は
完全に裏切られました。

福井下げの発言も多いし、
福井県民にとってはどうなんでしょうね~。


まぁ、それはさておき、
「JETS」メンバーが持っているバッグが可愛くて
いいなぁ~と思っていたら、ありました!




ミニバッグポーチ、
こちらもニマニマです。


実は、『チア☆ダン』の前にもう1本、
話題の映画も観たのでちょっとだけ。


[『ラ・ラ・ランド』本予告



最高にロマンチックなラブストーリーで終わるのかと思っていたら
切ないラストでした。

冬に出会い
春に恋が始まり
楽しい夏を過ごしたセブとミアは
秋を迎えると次第にすれ違い、
離れてしまいます。

数年後に偶然再会した時には
ミアには新たなパートナーが。

いいラストになっていると思いますが、
ここモヤモヤ~。

ミアの夫とは何者?
どういういきさつで二人は結婚したの?
あまりイケてない中年なんだけど?

映画で明かされてなくて
個人的にすごく気になります。

セブとミアの恋の始まりを象徴するダンスシーンは
高台の公園の向こうに
マジックアワーの美しい空と街の灯りがきらめき、
一番印象的なシーンでした。


アカデミー賞のいくつもの部門賞に輝いた映画ですから、
それなりによかったと思いますが、
結局強く思ったのは
「私はやっぱり‘平たい顔族’だ」
ということでした~(笑)

ミア役のエマ・ストーン、
個性的で作りが大きい顔立ちは
インパクト大。

「お~、すごい~」
と、顔ばかり見ていた気がします。



『本能寺ホテル』 、観てきました~(ネタバレありかも?)

2017-02-10 | 観劇&映画のこと




(長いので、興味のない方はスルーしてくださいね)


中学生の頃、「織田信長」に目覚めて以来
信長を演じる俳優さんたちをたくさん見てきましたが、
違うなぁ、
と思うことも多かった信長役。

映画のテレビCMで
堤(真一)さんが演じていることを知り、
「キターーーー!」とワクワクしました。

待ち望んでいた堤・信長。
(ひそかに堤ファンなのです)

映画の評判はあまり芳しくないようですけど、
とにかく堤・信長会いたさで行ってきました。


<ストーリー>
倉本繭子(綾瀬はるか)は、ふとしたきっかけで
京都の路地裏に佇むレトロな宿“本能寺ホテル”に宿泊する事に。
なんとそこは戦国時代に繋がる不思議なホテルだった。
一方、時は1582年。
天下統一を目前に控えていた織田信長(堤真一)は
森蘭丸(濱田岳)ら少数の家臣団と共に京都・本能寺に滞在している。
冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たち。
そんな時、見慣れない格好の女(繭子)が一人、寺に迷い込んでくる。
その女は、400年後の世界からやってきた現代人。
繭子は自身も訳のわからぬまま、
信長と京都の町を見物するなど、交流を深める中で、
次第に信長の人間性に惹かれていく。
やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日である事に気づき・・・

(『本能寺ホテル』公式HPより)



まぁ、いろいろと突っ込みどころ満載でした。

でも、でも!
世間一般に知られる信長像とはかなり違う信長が
嬉しいくらいかっこいい~
それに尽きます。

いや、
信長についてかなり調べた時期がある私には
そうだそうだ~な信長像なんですけど。

堤・信長は、文句なしにかっこいい。
私にはそれだけで観る価値ありだったと思います。


<突っ込みどころ・その1 繭子の半端ない空気読めない感>

天正時代、それも「本能寺の変」前日の本能寺にタイムスリップしてしまった。
そのありえない状況には同情するけど、
いい加減気づきなさい!とイライラする~。

あの、信長に対してずけずけと物言える天然ぶりにも驚き~。
最後まで‘信長さん’呼ばわりだし。

(そんな、ある意味怖いものなし的にまっすぐな繭子が
自分を無視してどんどん事を進めてしまう婚約者には
何も言えないって・・・?)

婚約者を置いて本能寺に向かってしまう繭子なのですが、
信長を助けたい一心の
まっすぐで無知すぎる繭子だからできたんでしょう。

「本能寺の変」がどういうものか、
本能寺がどういう状態になるかを知っていたら
そんな恐ろしく無謀なことはなかなかできないです。
少なくとも私はできません。


そういえば
すんでのところで現代に戻ってきた
顔も洋服もすすだらけの繭子を見て
「どうしたの、その格好?」もなく
普通に話し出す繭子の婚約者もおかしいよね。
なに、そこスルーなの?

婚約者もやっぱり空気の読めない人でした(笑)


<突っ込みどころ・その2 信長の理解ありすぎる対応>

突然現れたわけのわからない人間に
すぐに気を許してしまう蘭丸も変だし
信長に至っては
京の市中に連れ出して着物を買ってあげたり・・・

ありえない~。

でも、羨ましい。

宣教師が持ってきた地球儀を見て、
地球が球体であるのを理解できたのは信長だけだった、
という史実があるくらいだから、
繭子が未来からやってきたことを信じられたのは
とても柔軟で聡明な信長らしいといえばらしいけど、
たった一日(おそらくはもっと短い時間)でそこまで打ち解けるとは。

そんな目にあってみたいものです。


<突っ込みどころ・その3 蘭丸役>

堤・信長が
信長のイメージをかなりアップさせているのに対し、
森蘭丸のイメージをぐ~~んとダウンさせているのが
濱田(岳)くん。

信長お気に入りの小姓の蘭丸ですよ?

繭子の味方になってくれる
コメディ風味の濱田・蘭丸も悪くはないけど
auのCMの‘金ちゃん’だなんて・・・悲しすぎる。
(個人的にです)

そこはやっぱり王道のイケメンでお願いしたかったなぁ。


細かい突っ込みどころは多々あるのですけど、
「本能寺の変の謎に迫る」というキャッチフレーズに突っ込みたい。

全然迫ってないです(笑)


配役についていえば
本能寺ホテルの支配人役に風間杜夫、
婚約者の父役に近藤正臣、
ともにさすがの円熟の演技です。

堤真一、風間杜夫、近藤正臣、
この3人が揃っているのに
微妙な映画になっちゃってるのがほんともったいない。

そうそう、
『真田丸』で名を上げた迫田さん(三十郎役)が
繭子の婚約者の友人役で出てるのですけど、
やっぱり微妙な役だったのも残念。


ホテルのエレベーターからタイムスリップする方法を知った支配人が
繭子がホテルを去った後
自分も試してみます。

エレベーターのドアが開いた先には何があったのか。
支配人の「あっ」と驚く顔で終わってしまい
映画では明かされませんでした。

いつもと変わらないホテルの廊下だったのか、
はたまた本能寺の変後の
焼け野原の本能寺だったのか・・・

そこ、もやもやです~。


コメディかと思えば、そこまでではないし、
歴史ミステリーでもないし、
ましてや重厚な歴史ものではないし、
一言でいえば
人間堤・信長と天然キャラの綾瀬はるかちゃんを楽しむための
タイムスリップを通した‘ファンタジー’です。

堤ファン、はるかファンにはお勧め。

私、本能寺の変での信長の後ろ姿に
不覚にも涙してしまいました。

何度も言いますが、
堤・信長のかっこいいことったら。

やっぱり堤さんは
佐江内氏より断然こういう役です。

ぜひとも本格的に信長役やってもらいたいですね~。


女子としては
本能寺ホテルのレトロなセットが素敵だったし、
石段に腰かけ会話する信長と繭子の間に流れる
ほのぼのとした雰囲気もいいし、
(なに、この羨ましすぎる状況!?って感じですが)
ラスト、現代の京都・鴨川の土手に座る繭子の隣に
信長が黙って座っているシーンにはちょっと感動しました。

現代の京都の街中を歩く繭子と
本能寺へ行進する信長が
シンクロする映像もよかったです。

部分的には
意外に楽しめる映画かもしれませんね~。


にしても
信長に背中を押されて
教師(あるいは講師?)の道へと行動を起こした繭子ちゃん。

「なんでもいいと言いましたが、日本史で!」
とキラキラの目で電話口で言ってましたけど、
「本能寺の変」も知らない人間が日本史の先生になっちゃダメでしょ。

一番突っ込みたいのはそこでしたーー(笑)

(実は昔歴女の私であります)



『本能寺ホテル』予告

初めての東京芸術劇場

2016-08-03 | 観劇&映画のこと





先日
『マイ・フェア・レディ』を観劇するため
池袋の「東京芸術劇場」を訪れました。

私にとっては初めての劇場。
池袋に劇場があることすら知りませんでした。

なかなか立派な劇場ですね。

建物好きとしては
外観の撮影もしたかったのですが、
池袋駅の地下通路から直結の劇場ですから
一歩も外に出ることなく観劇、
終演後も地下通路から池袋東武へとなって
結局外観を見ることなく終わりました。

機会があれば、ということで
今回は中の写真だけですが・・・





とても開放的なロビーです。









『マイ・フェア・レディ』は「プレイハウス」で上演。





「プレイハウス」に入ると
お花がずらりと並ぶいつもの光景。

ヒギンズ教授の母役・高橋恵子さんへのお花が
別格的にコーナーとなっていました。

高島礼子さんのお名前が見えるけど、
自身が大変な時期なのにお花を贈られて・・・
とお人柄がわかる気がしましたよ。





ゆうちゃんへは
『恋と音楽』3作で共演した
SMAPの吾郎ちゃんからも。

ほとんどが胡蝶蘭の中で
真っ赤なお花が超目立ってましたね~。


さて、今回の『マイ・フェア・レディ』。

メインキャストは
イライザ:霧矢大夢(きりやひろむ)・真飛聖(まとぶせい)
ヒギンズ:寺脇康文
ピッカリング大佐:田山涼成
ドゥーリトル(イライザの父):松尾貴史
ピアス夫人:寿ひずる
は前回と同じ。

ヒギンズ教授の母役が
江波杏子さんから高橋恵子さんへ、
イライザへ想いを寄せるフレディ役が
平方元基くんから水田航生くんへ変わりました。


今回一番違ったのは
私のほう。
なんと、最前列席でした~!

寺脇さんヒギンズが動くと
整髪料の香りがふわーっと漂ってきて
持っていかれそうになるし(笑)。
もちろん
ゆうちゃんイライザの表情(変顔?)もばっちり見えて。

これほどの至近距離での観劇は
もうないかもしれない幸運。

下町の花売り娘が美しい貴婦人へ変貌を遂げるという
シンデレラストーリーと
美しいゆうちゃんが何倍にも楽しめた
本当に幸せな時間でした。
首は疲れましたけど。

相変わらず肌美人のゆうちゃんはほっぺがツヤツヤ。
とってもチャーミングなイライザだし、
歌声がのびやかで
進化していたのが嬉しかったなぁ。

歌の進化は松尾さんも、でした。

寺脇さんと田山さんの歌はあまり変わってなかったかも(笑)


寺脇さんといえば
ヒギンズはこんな人だったっけ?
というくらいおとな気ないヒギンズで、
イライザをからかったり、いじめたりするシーンは
好きな子をいじめる小学生か!?みたいな。

そんなヒギンズを演じる寺脇さん、
とってもイキイキと楽しそうでした


やっぱり観ていて幸せな気持ちになれる舞台はいいですよね~。





舞台の模型が飾られていました。
(左のパブ?から
毎度飲んだくれたドゥーリトルが出てきます)

(池袋・「東京芸術劇場」にて)



31日の日曜日、
花組『ミー&マイガール』東京千秋楽を
映画館のライブビューイングで見てきました。

ミーマイもシンデレラストーリーです。
ヒロイン・サリーが貴婦人になるべく指導を受けたのも
ヒギンズ教授とは知らなかった~。

下町の住民であるサリーが
白いドレス姿の貴婦人となって登場するのは
まるで『マイ・フェア・レディ』。
でも違うのはヒロインの美しさ?
(花乃まりあちゃん、ごめんなさい~)

ゆうちゃんがトップ時代、
ビルを演じたことがあったのだけど、
梅田だったので観ることができませんでした。

さよならショーで1シーンだけ。
いまさらですが、見たかったなぁ・・・

ともあれ、
ほぼ同じ時期に
シンデレラストーリー2つを観ることができて幸せでした。


花組今公演で退団の(鳳)真由ピーちゃん、
ミーマイでのパーチェスター弁護士、最高でした!

長らく花組を支え、盛りたててくれてありがとう。
お疲れさまでした。

また一人ゆうちゃんトップ時代の下級生が退団。
寂しくなりますね・・・

宝塚版『るろうに剣心』

2016-04-19 | 観劇&映画のこと




先週末、
雪組『浪漫活劇 るろうに剣心』を観てきました。

コミックでおなじみの、
映画でもおなじみの、
あの『るろうに剣心』です。

上の公演チラシのちぎちゃん(早霧せいな)、
映画の佐藤健(たける)くんに勝るイケメンぶりでしょ?

さすが5組一の美形トップスター。
(と、私は思ってるのですけど)





初のミュージカル化である宝塚の『るろうに剣心』は、
あでやかな花魁(太夫)が登場したり、
ダンスパーティーシーンがあったり、
宝塚らしさをちりばめながらも
殺陣(たて)はなかなか本格的。

なかでも、
剣心と本作オリジナルの敵役・加納惣三郎(元新選組隊士)の対決は
宝塚の舞台であることを忘れさせるような
息をのむ迫力で、
拍手喝采なシーンでした。

登場人物それぞれ
どうしても映画での俳優さん達のイメージで見てしまいますが、
薫も、恵(めぐみ)も、斎藤も、観柳も、佐之助も、
とっても雰囲気を出していてよかったです。

斎藤一役の(彩風)咲奈くん。
あの颯爽とした歩き方って宝塚の男役しかできないよね~、
と歩く場面が何気に楽しみでした(笑)

恵役の(大湖)せしるちゃん、
元男役らしい男前なところ、
映画での蒼井優ちゃんの恵よりいいかも。

惣三郎役のだいもんくん(望海風斗・のぞみふうと)、
私は『ルパン三世』以来なのだけど、
ますます存在感がアップしていて
実力を備えた堂々たる2番手になりましたね。

ちぎちゃんの弱点を補って余りある歌うまさんだし、
演技も磨きがかかり
いつトップスターになってもいいくらいの貫禄を感じました。

ゆうちゃん(真飛聖)トップ時代の花組生が
宙組トップのまあくん(朝夏まなと)に続き、
いよいよトップスターになるんだなぁ、と感慨深いです。




(今回は宝塚らしくないこんな幕)


原作や映画の『るろうに剣心』ファンなど
ヅカファン以外の方がいつになく観劇したと思うのだけど、
宝塚って意外に面白い、
と思ってもらえる作品になっているんじゃないでしょうか。

ちなみにですが、
今回のプログラム、
カッコよすぎる写真が満載。
ヅカファンが見るだけではもったいないレベルなので
余裕があれば買い、でしょう。

コミックでの主なキャラクタープロフィールページもあったりして
お得感ありですよ。


雪組は『ルパン三世』に『るろうに剣心』ときて、
次は『ローマの休日』。

またまた多くの人が知る名作を演じることになるちぎちゃん。
役に恵まれているのか、そうでないのか、
もはやわかりません~

吾郎ちゃん舞台・『恋と音楽 FINAL ~時間劇場の奇跡~』 観てきました

2016-02-22 | 観劇&映画のこと




週末、
パルコ劇場にて上演中の『恋と音楽 FINAL ~時間劇場の奇跡』を観劇。

(稲垣)吾郎ちゃん舞台、と書いたけど
心情的には「ゆうちゃん(真飛聖)の」ですー!

(今日はフォトブログではないので
興味のない方はスルーしてくださいね)






稲垣吾郎が主人公を演じるミュージカル・コメディ。
第一弾『恋と音楽』(演出:河原雅彦)は2012年12月に、
第二弾『恋と音楽Ⅱ~僕と彼女はマネージャー』(演出:鈴木聡)は2014年6月にパルコ劇場で上演されました。
キャストは少人数で5~6名、全曲がオリジナル楽曲、しかもジャズバンドによる生演奏。
脚本は、『阿OKUNI国』や『ザ・ヒット・パレード』といったオリジナルの音楽劇を成功に導いた鈴木聡。
音楽(作曲・演奏とも)は、鬼才のジャズピアニスト、佐山雅弘。
元宝塚花組トップスター真飛聖をはじめとする実力派のキャストと、
豪華すぎるバンドのメンバーが参加し、
とびきり粋でお洒落なミュージカル・コメディとして好評を博しました。

第一弾、第二弾と舞台設定も登場人物も全く異なる新作のミュージカルでした。
ただし、両作品に共通することは、
「ミュージカルがこよなく愛され、すべての人々がミュージカルを日常のように観る世界(架空の日本)」
という設定です。
お洒落度、大人度、エンターテインメント度はⅠからⅡへ向かって益々UPし、
ミュージカルへの愛がいっぱいつまったMUSICALになりました。

主演の稲垣吾郎は、第一弾ではミュージカル作家、第二弾ではマネージャーとして活躍しました。
第三弾にして、ファイナルとなります今回は、いよいよミュージカル・スターとして登場します。
どうぞご期待ください!

(パルコ劇場HPより)




Ⅰでは吾郎ちゃんが空想した理想の美女役、
Ⅱではミュージカル学校の同期生役、
どちらも恋人役とするには微妙な設定でしたが
FINALにしてついに恋人役。

しかも二人ともミュージカルスター、
劇中の演目が『歌うハムレット』ということで
ゆうちゃんはオフィーリア衣装、
今までになく衣装がキラキラで
ゆうちゃんの美しさ全開でした~

(きれいすぎて
正直泣けてきた・・・)

ついでに書くなら(笑)
吾郎ちゃんもレースひらひらの王子衣装です。

吾郎ちゃんはミュージカル界の大スター役だけど、
この部分の設定はちょっと無理があるよね。

歌だけはSMAPの吾郎ちゃんですから


無理があるといえば
30年後の二人として
小倉(久寛)さんと北村(岳子)さんが登場しますが、
特に小倉さんが30年後の吾郎ちゃんというのは
誰が見ても無理がありすぎるので
それは吾郎ちゃんも突っ込む突っ込む(笑)

エキストラと間違えられ
ミュージカルに出演させられた小倉さんと北村さんの
ミツバチとテントウムシの衣装が可愛かった~。

にしても、この衣装が出てくる「ハムレット」ってどんなの~?
そっちのほうが気になるぞ(笑)

小倉さんも北村さんも大熱演でしたね~。

30年後からやってきた二人は
修司(吾郎ちゃん)と麗子(ゆうちゃん)の結婚を
不幸になるからやめるように説得するのだけど・・・

ラストは、不幸どころか最高のハッピーエンド。

シリーズ最終作品はストーリーも面白く
幸せな気持ちになれる温かな舞台になりました。

出演者全員がとっても楽しそうなのもよかったですね~。


ゆうちゃんに限って言えば、
出た!ゆうちゃんの顔芸!なシーンもあり、
コメディエンヌぶりは健在で、
何よりゆうちゃんはやっぱりコズチューム物が似合いすぎる。


『マイ・フェア・レディ』が本当に楽しみです!






今回が「恋と音楽」シリーズ最後だし、
渋谷もなかなか行く機会がなさそうなので
ちょっと寄り道してきました。

そのことはまた後ほど・・・













劇場には、出演者に贈られたお花がた~くさん。

今回も唐沢さんからのお花が。
ゆうちゃんとどういう関係があるんだろう?
唐沢さん、時々宝塚を観劇するということですが・・・


そうそう、
アンコールでご挨拶に出てきた吾郎ちゃん、
客席から立ち上がろうとする観客たちに
「わざわざ立たなくても(いいですよ)・・・」。

「40を過ぎたし、そろそろ結婚も前向きに・・・」
客席、パチパチ。
「え~ってなるかと思ったのに~。もうアイドルじゃないんだ

みたいな、結構自然体な感じが好印象でした。

都会の紅葉、そして久しぶりにちょっと語りたい宝塚

2015-12-28 | 観劇&映画のこと




ビルと紅葉のシーンは私の住む街では見ることができません。

都会の公園に行くと
木や花などとビルを絡めたくなります。






こんな光景に「おお~」となっています。



さて、今回の観劇は花組の『新源氏物語』。
(以下、興味のない方はスルーしてくださいね)

かなり無理をして出かけたのですけど、
いつにも増して、宝塚はこうでなくちゃ!な美しく雅な舞台、
見られて幸せでした。

みりおくん(明日海りお)の光源氏が美しいことはまあ当然として
愕然としたのがれいくん(柚香光・ゆずかれい)です。

ゆうちゃん(真飛聖)がトップだった花組の、初々しい下級生だったれいくんが
六条御息所という大人な女性を演じられるまでになっていたとは・・・

あの頃、セリフがないのにとっても目立つ役に抜擢されて
(トップスターの)路線に乗ったんだな~とは思っていたけど。

ゆうちゃんが去り、
みわっちさん(愛音羽麗・あいねはれい)が去り、
蘭とむさん(蘭寿とむ)が去り、
壮ちゃん(壮一帆・そうかずほ)が去り、
花組への思い入れはだんだん薄くなって、
数公演ぶりに見た花組の、3番手となっているれいくんを見て
あ~、月日は流れたんだなぁ・・・としみじみしてしまいました。

それにしても、
今大きな羽根をしょっても違和感のないトップスター顔のれいくんでしたね~。
彼が(彼女が?)トップスターになるのを見るのがちょっと楽しみになってきました。

ゆうちゃん時代の花組下級生たちの活躍はやっぱり嬉しいものです。

それと、じゅりあちゃん(花野じゅりあ)がまだ頑張っていてくれて、
今回、男役さんたちを引き連れて、真ん中で踊るシーンが見られたのも嬉しかったな。

彼女の笑顔にはいつも癒されます。

(ゆうちゃんの相手役だった桜乃彩音ちゃんが去った後、
ひそかに応援している娘役さんです)

退団公演(追記あり)

2014-08-05 | 観劇&映画のこと



週末、
雪組トップスター、壮一帆(そう・かずほ)の退団公演を観劇してきました。

31日の千秋楽チケットは予想通り撃沈
せめてライブビューイングで
壮ちゃんのラストステージを見よう
と意気込んでいたのに、
急遽息子と旅行をすることになり、
チケット争奪参戦自粛

ということで、
今回の観劇がマイ初日にして、マイ楽。
宝塚のステージで見る最後の壮ちゃんになりました


今回、壮ちゃんの演じる「前田慶次」は
前田利家の甥。
秀吉からもお墨付きをもらった‘傾奇者(かぶきもの)’

こういうちょっとやんちゃな役は壮ちゃんに合ってる。
いや、どんな役も「合ってる」にしてしまう壮ちゃんですから、
今回も安心して見ました。

颯爽と馬(←人が入っている。しかも小芝居をする)に乗って現れる壮ちゃんは
やっぱり素敵だったし。





宝塚にしかない世界。
美しいですね~


ショーのメモリアルソングは
宇崎竜童・阿木燿子夫妻が担当。

「ついてきてくれてありがとう」
「そばにいてくれてありがとう」
「心からありがとう」
と壮ちゃんが歌う、
退団風味満載でしたから、
ファンはきっと号泣だったことでしょう。





次に行くときには、
宝塚には‘壮一帆’はいないと思うと、
本当に寂しいですが・・・

壮ちゃん、
あなたという最高の2番手さんがいたから
ゆうちゃんが最後まで輝けたと思っています。

どうぞ今度は壮ちゃん自身が
千秋楽まで存分に
キラキラ輝いてくださいね。





日比谷シャンテに展示されていた衣装の数々。
(トップスター退団公演のときには、
過去の衣装が展示されます)

左上より
『Shall we ダンス?』のもの。
『ベルサイユのばら フェルゼン編』のもの。
花組2番手時代の『虞美人』フィナーレでのもの。
下2点は公演名未確認。(観劇してないものかも)
右下はまっつさん(未涼亜季)の公演『ブラックジャック』より。

雪組3番手・まっつさんも退団で
ますます寂しくなります・・・


(今日の画像がいつもより大きいのは
私の思いの深さ?)


次のトップスターを受け継ぐチギちゃん(早霧せいな)の
大劇場お披露目はまさかの『ルパン三世』。
どうなることやら、なんですけどー。

小栗旬くんに勝てるのか

その前に、
美しすぎるルパンって・・・
想像できない(笑)





関係ありませんが、
「ゴジラ」が脚光を浴びているようなので。

シャンテ横になぜか小さいゴジラがいます。


(追記)
8月9日(土)19:30より放送
NHK『思い出のメロディ』にて、
東京宝塚劇場とNHKホールをつなぎ、
壮ちゃん率いる雪組によるパフォーマンスを生中継するそうです。
ぜひご覧ください!
楽しみすぎる~~


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『恋と音楽Ⅱ ~僕と彼女はマネージャー~』に行ってきました♪

2014-06-22 | 観劇&映画のこと



(公演チラシが手に入らなかったので、
パンフレットの表紙です)


パルコ・ミュージカル・シアター
恋と音楽II

~僕と彼女はマネージャー~

公演日程
2014年6月13日 (金) ~2014年7月4日 (金)
作・演出
鈴木聡
音楽
佐山雅弘
出演
稲垣吾郎 真飛聖 相島一之 小林隆 北村岳子
演奏
佐山雅弘(Pf.) 高橋香織(Vn.) バカボン鈴木(B.)
三好“3吉”功郎(Gt.) 仙波清彦(Perc.)

パルコ・ミュージカル・シアター『恋と音楽』第2弾!
お洒落度、大人度、エンターテインメント度がますますUP、
ミュージカルへの愛がいっぱいつまったオリジナルミュージカル!


2012年12月に上演されたパルコ・プロデュース『恋と音楽』は、
とびきり粋でお洒落な、大人のミュージカルコメディとしてご好評をいただきました。

そして満を持しての第2弾は、
パルコ・ミュージカル・シアター【PARCO MUSICAL THEATER】『恋と音楽II』
と題した舞台設定も登場人物も前作とは全く異なる新作のミュージカルです。
お洒落度、大人度、エンターテインメント度はますますUPし、
ミュージカルへの愛がいっぱいつまったMUSICALになりました。

前作は、幻の女性に恋をした売れっ子ミュージカル作家が、
彼女を新作のヒロインに抜擢しようするファンタジック・コメディでしたが、
今作は、ミュージカルを愛してやまない主人公・真壁晃司とヒロイン・君子との
およそ15年間にわたるラブストーリー。
夢や希望、挫折、そして三角関係や心のすれ違いなどを、
生のジャズバンドの演奏によるおしゃれなオリジナルナンバーとともにコミカルに綴ります。
(パルコ劇場・公演情報より)



久しぶりの観劇です


平凡な毎日を変えようと、
通い始めたミュージカル俳優養成所の同期3人が
紆余曲折を経て、
俳優のマネージャー、舞台演出助手として
10年後に再会。
二人の大物俳優に振り回されながら
物語が進みます。

ほとんど歌で綴られた今回の舞台は、
ゆうちゃんの歌声がたっぷり聴けて、
もちろん、
ますますお姉さん度が上がり、
大人の女性の魅力が備わったゆうちゃんも
たっぷり見られて、
もう大満足~。

吾郎ちゃんも、
前回より歌えるようになってたし、
最近演技で評価が高くなっている吾郎ちゃんらしく、
自然な演技が好感が持てました。


注目は、大物俳優・楠治朗、大物女優・高梨洋子を演じたお二人。
「半沢直樹」にも出演していた小林隆さんは、
ミュージカルは初めてと思えない歌とダンス。

歌とダンスが群を抜いていて、
いったい何者?と驚いた北村岳子さん。
劇団四季出身と知り、
なるほど~と納得でした。

相島一之さんは自分のブルースバンドのヴォーカルだそうで、
歌える人なんですね。
(ハーモニカも演奏しちゃってます)

人生には「恋と音楽」がなくちゃ、
というミュージカル讃歌の舞台ですから、
最後まで楽しく、
客席も笑いの絶えない温かい舞台でした。


ですが、やっぱりゆうちゃんです
役柄的にテキパキ男前な、
男役のころを思い出すようなゆうちゃんが見られる舞台で、
ファンにはたまらないですね~。

そうそう、
ロビーには出演者に贈られた花が飾られていますが、
ゆうちゃんには「相棒」で共演した水谷豊さんからのお花が。
でも、
かいとクン(成宮寛貴)からは来てませんでした。
恋人役なのに、ダメだよね~。

吾郎ちゃんには役所広司さんとか、
「テイク・ファイブ」で共演した唐沢寿明さんとか。
(唐沢さんはゆうちゃんにもお花贈ってくれてました)
今晩の「ルーズヴェルトゲーム」最終回、
楽しみです、関係ないけど。


花組の蘭とむさん(蘭寿とむ)のサヨナラも、
宙組の(凰稀)かなめさんの‘オスカル’も、
チケット取れず

8月の雪組壮ちゃんのサヨナラも
友の会チケットは撃沈

ほかの先行抽選や一般発売にかけなくちゃ、の状況なんですが、
退団公演は、いつにも増して土日公演は激戦ですから
取れる気がしません

ゆうちゃんとのコンビで
本当に楽しませてもらった壮ちゃんだけは
劇場でお見送りしたいのだけど・・・


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美輪さんの魂のシャンソンに酔う ~初めての新国立劇場

2014-04-21 | 観劇&映画のこと



昨日は観劇のため上京。
初めて新国立劇場に行ってきました。

新国立劇場にはオペラやバレエの専用劇場があり、
どちらも趣味のない私には縁のない所でしたが、
今回は、
中劇場で公演中の
美輪(明宏)さんの『美輪明宏版 愛の讃歌 エディット・ピアフ物語』を観劇です。





交流の幅の広そうな美輪さんらしく、
お花がずら~~っと。
お名前を見ると、
ビッグネームの方ばかりです。





こんなコーナーも。
NHK朝の連続ドラマのナレーションを担当されていますよね。





このお人形さん、
一つ欲しいかも(笑)


さて、お芝居です。

‘美輪明宏版’と謳っているように、
世間に知られるピアフの物語と若干違う、
ピアフの人生が描かれます。

それは、
愛する男性を飛行機事故で失ってから、
酒、麻薬におぼれ、
自動車事故や病気によって
どん底の状態だったピアフを救う最後の夫・テオとの物語が
重要な部分になっていることです。

テオの無償の愛は感動的ですが、
私は、それ以上に、
美輪さんの生シャンソンが聴けたことがより感動でした!

『バラ色の人生』『愛の讃歌』の2曲が特に。

『バラ色の人生』は
ゆうちゃん(真飛聖)の公演『麗しのサブリナ』にも出てきた曲です。


エディットの妹・シモーヌ役はYOUさん。
あのバラエティ番組そのままの感じの彼女は、
いい意味でスパイス的な存在になっていました。


一昨年、昨年末の紅白歌合戦での熱唱が記憶に新しい美輪さんで、
客席に、
意外に若い人が多いのに驚きました。

美輪さんといえば『黒蜥蜴』。
機会があれば見てみたいですね。

実は、私が宝塚に通うようになったきっかけが『黒蜥蜴』。
桜乃彩音ちゃんが黒蜥蜴を演じた公演なのです。


時間がなくて、
あまりあちこち行けませんでしたが、
劇場の様子です。


(トップの写真は
中劇場側から撮ったエントランス。
両側がギャラリーになっています)





衣装なのでしょうか。





ブリッジ。







5月からは全国を回る公演です。
美輪さんの魂のシャンソンを聴きたい方はお出かけください。





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公演デザート

2014-03-26 | 観劇&映画のこと

(向き逆です


先日、
星組『眠らない男 ナポレオン -愛と栄光の果てに-』を観劇しました。

電車のダイヤが変わって、
接続が悪くなり、
1本早い電車で行くことに。
結果、開演1時間前に劇場に到着。

ご贔屓が特にいなくなった身には、
ショップもあまり用がないし、
ヒマなので、
今回初めて‘公演デザート’を食べてみました。





「ゆずれない」って何?
星組トップスターのれおんさん(柚希礼音)の‘ゆず’つながりかとは思うけど、
「ゆずれない」に「ナポレモン」・・・
苦しくない?(笑)

でも、なかなか美味しかったですよ。

・・・ん?
となると、
これから毎回公演デザートに走るってこと?


それはさておき、
『太王四神記Ⅱ』以来の星組です。
何年ぶりになるんでしょうか。

あの頃はまだ初々しかったトップコンビが、
数年たって
堂々たる夫婦ぶりですね。

トップ娘役のねねちゃん(夢咲ねね)が好みでなく、
遠のいていた星組ですが、
これからも見てもいいかな、という気になってきました。

肝心の作品はというと、
みっさま(北翔海莉)ほか3人の専科さんたちがいたから
何とかまとまった舞台だったかな。
衣装の華やかさはよかったけど。

エトワール(フィナーレパレードのオープニングの独唱をする人)がみっさま。
初めて見ました、専科さんのエトワール
さすが、歌うまのみっさまですね。





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四季劇場

2014-03-10 | 観劇&映画のこと



先日、四季劇場‘秋’に行ってきました。
待望の『マンマ・ミーア!』です


前回は汐留の‘海’劇場。
初めての‘秋’劇場でした。

左が‘秋’
右が‘春’








中はこんな感じ。








『ライオンキング』を上演している‘春’は賑やかな飾り。
『マンマ・ミーア!』の飾りは地味でした。
ってうか、全くなし。


『マンマ・ミーア!』は再々演で、
私の観劇も3度目。

今回もすっごく楽しかった

何と言っても全曲アバ。
帰ってからずっと、
アバの曲が頭の中でヘビーローテーション状態です(笑)

ほろっとしているうちにやってきた、
あのカーテンコールの時間。
総立ちになって舞台と観客席が一体となっての『ダンシングクイーン』。

この時間を持ちたくて行ったようなものなのです。
今回もたくさんパワーをもらってきました。


東京公演は5月6日が千秋楽です。

泣いて笑って、元気をもらって。
アバの曲が楽しめて。
特にアバ世代の皆さんにはおすすめの舞台ですよ。


劇団四季:『マンマ・ミーア!』:プロモーションVTR



劇団四季:『マンマ・ミーア!』東京公演:最新舞台映像/お客様の感想コメント



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宙組『風と共に去りぬ』

2013-12-21 | 観劇&映画のこと



先日、宙組『風と共に去りぬ』を観てきました。

何度も再演されている人気演目ですが、
私は初めての観劇です。

レット・バトラーを演じるのは、トップスターの凰稀かなめさん。
スカーレット・オハラは二人の男役さんの役替わり。
私の行った日はまーくん(朝夏まなと)がスカーレット。
アシュレ役は今公演で退団する悠未(ゆうみ)ひろさんでした。


上の公演チラシは、
真ん中にレット、後ろにスカーレット役の二人。
右下に小さくメラニー(トップ娘役・実咲凛音)とアシュレ。

トップ娘役なのに、こんなに小さな写真・・・

実際、
舞台でもメラニーの見せ場があまりにも少なく、
臨終のシーンだけ?みたいな

ご贔屓だった花組から、
トップ娘役として宙組に組替え、
きれいな娘役さんだしで、
秘かに応援しているのだけど、
りおんちゃん、役に恵まれてないよね、
と可哀想になる

でも、メラニーらしさをしっかり出していたのはさすがでした。


一方、同じく花組から宙組に組替えしたまーくんの活躍、成長ぶり著しく、
(組替えして)よかったね~と今回も思いました。
花組ではくすぶり感がありましたからね。

まさに‘地位は人を作る’を体現しているかの躍進。

本来は男役ということがわからないくらい
今回のスカーレット役は、
演技もビジュアルも楽しめました。


長年演じられ続けている演目だけのことはあって、
面白かったのだけど、
主役はレットじゃなくて、
スカーレットだよね?
(トップスター最優先の宝塚ではありえないのだけど)
どうしてもそう思えてしまう。

やっぱりトップがスカーレット役のほうが
すんなりいくんじゃ?
というのを最後まで感じてしまいました。





さて、次の観劇はいよいよ雪組『Shall we ダンス?』。
あの大ヒット映画の舞台化です。

左の美女は雪組2番手の早霧せいなさん。
映画の日本版では草刈民代さんが演じた役で、
またまた男役さんが女性を演じます。

応援しているトップスター・壮さんとのコンビぶりも楽しみすぎます。


そのあとは




星組のナポレオン。

トップ娘役が好みでなく、
3年前が最後の星組でしたが、
このチラシを見たら、
行かなくちゃ、と即決。
トップの礼音(れおん)さんがあまりにで


またそのあとは
花組トップスターの退団公演。
新トップスターのお披露目公演へと続き・・・
その間、他の組にも行くだろうし・・・


夢の世界から少し目を覚まし、
現実世界のもろもろを片づけなくてはいけないのですが、
いつになったら夢から覚めることやら


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