すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

涙した舞台『あるジーサンに線香を』

2013-12-06 | 観劇&映画のこと



『あるジーサンに線香を ~若返ったら、あなたはもう一度恋をしてみますか~』
という舞台を観劇してきました。


出演:モト冬樹・山本陽子・おりも政夫・愛華みれ・松原夏海 ほか

作家・東野圭吾の短編小説の舞台化です。
もちろん!
モト冬樹さん目当てではありませんよ(笑)





ゆうちゃん(真飛聖)の相手役だった
元宝塚花組トップ娘役、桜乃彩音ちゃんが出演です。

ゆうちゃん同様退団後もずっと応援していますが、
昨年は一度も彼女の舞台に行けなかったのがずっと心残りで、
今回やっと観劇することができました。

彩音ちゃんの役どころは、
孤独な老人・照男(モト冬樹)が会長を務めるおもちゃ会社の社員。
会長を引退させようと目論む専務の一派ということで、
善か悪か、と言ったら悪役なんでしょう。


ストーリーは、サブタイトルの通り、
たった一人の身よりである妻に先立たれた87歳の照男が
医者(おりも政夫)から若返りの実験台にされ、
20歳にまで若返り、
若返りの間、女医(愛華みれ)や病院の売店員(松原夏海)に恋をします。
ですが、幸せはあっという間に去り、
急速に元の老人に戻った挙句、
死期も早まってしまいます。

幽霊となって照男を見守る妻・扶美役が山本陽子さん。
二人のセリフのやり取りも面白かったし、
モトさんとの夫婦役も違和感がありませんでした。

センスのよい、シックな色柄の和服を上品に着こなし、
大女優のオーラを放っている山本さんはさすが。

老人に戻った姿を見られたくなくて、
自分の前から姿を消した‘照彦’を思い
悲しみにくれる夏海ちゃんを
優しく包む演技がとても素敵でした。


難しい役柄の愛華さん、
悪役医師のおりもさんの熱演にも引き込まれました。

個人的には、
元花組トップスターの愛華さんと彩音ちゃん、
花組先輩・後輩の共演は嬉しかったです。


AKB48卒業後初舞台だという夏海ちゃんは
病院の売店員をしながら
メジャーデビューを夢見る歌手役。

コンサートで歌を歌う場面(生歌ですよ~)の後、
照彦(=照男)から
「(歌が)危なっかしくて、なんか支えたくなっちゃうよ」
とかなんとか言われてた(笑)

実年齢は60代のモトさんの
20歳の若者演技も見ものですかね。


彩音ちゃんに関して言えば、
役柄的に、特に目立つ場面というのはなかったのですが、
私にとってはサプライズが二つありました!

その1。
彩音ちゃんのダンスが見られたこと。
それも2回も。

女医と40歳の照男がデートしたクラブで踊る女の子役で。
回想シーン(ダンスホール)で踊る女の子役で。

退団後初めて見る彩音ちゃんのダンス。
当然ながら、
その場で踊る人たちの中で群を抜いてました。
まさか見られると思わなかったので嬉しかったな~。


その2はこれ。




専務とともにお見舞いにやってきた社員の彩音ちゃんが持っていた紙袋。
あれ?
これって?

わが地元の和菓子屋さんの紙袋です。
(東京のとある百貨店に出店しているので)
誰か出演者の楽屋見舞い?

(劇中、「黒糖かりんとうの名店」ってことになっていたけど、
確か、かりんとうは扱ってなかったよね?)

普段よく利用するお気に入りのお店の袋を彩音ちゃんが持っていた、
というのは、ファンとしては嬉しいことです。
たぶん、こんなことで喜んでいたのは私だけですよね。


モト冬樹主演ということで、
コメディ風味満載かと思いきや、
ところどころアドリブや
プッ、な所もありますが、
若さとは?
人生とは?
夫婦とは?
死とは?
と、たくさんのことを考えさせられる、
物悲しい物語なのでした。

若さを再び得た後に、元の老人に戻り、
死の恐怖におののく照男が心のよりどころとする存在が扶美。
ラスト、仕事にかまけて、
妻をないがしろにしていたことを
照男が心から詫びるシーンには涙腺決壊・・・

中高年は、
きっとより深く感じることのできる舞台なのではないでしょうか。


今回は再演ということでした。
もし、再々演があり、
また彩音ちゃんが出演するとなれば、
ぜひ観劇したいと思います。

今公演は8日が千秋楽です。




(博品館劇場は、「トイパーク」というおもちゃ屋さんの中にあります)




銀座は歩行者天国でしたが、
ここまで来る方は少ないのか、
寂しい感じでしたね。


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『しもつかれガール』 ~栃木市に行きたくなるショートムービー

2013-11-25 | 観劇&映画のこと



週末『しもつかれガール』という映画を観てきました。

公開初日の特別無料上映会という嬉しいイベント、
しかも
監督さん、出演俳優さんの舞台挨拶付き。


「山ガール」。
「森ガール」。
そして、
アイソン彗星が話題のこの時期、
「宙(そら)ガール」も出現だそうで。

次は「しもつかれガール」?

いやいや、
そこまで図々しくはなれない‘しもつかれ’ですけど。


そもそも、
‘しもつかれ’とは何ぞや?の方のほうが多いでしょう。

しもつかれは栃木県の郷土食。
といっても、
栃木県人でも
好き、嫌いのハッキリ分かれる不思議なお料理です。

そのへんの事も映画の中で語られていましたね。
「しもつかれ」が映画のキーワードになっています。


ということで、
ちょっと映画の紹介です。

オール栃木市ロケで撮影され、
このブログにも登場した風景がたくさん出てきます。


こことか



(あぶでん味噌。
鉄雄の実家として登場。
鉄雄の父親役で栃木市長がちゃっかり?出演です)


こことか



(travel note)


こことか



(蔵の街美術館)


ここ。



(山車会館)


そして、ここ。



(金魚湯。
ダブルキャストのヒロイン二人が
お風呂上りにレモン牛乳飲んでました。
いまさら? ていうか、金魚湯においてあるの?)


ほかにも、たくさん。

栃木市観光PR映画といっても過言でないほど、
これでもか、と
栃木市の名所、お店など満載です。

というのも、
栃木青年会議所創立55周年記念事業として制作されたもので、
若き経営者さんたちの協力と熱意のこもった映画だということがわかります。

出てくるお店も、
今風の若いセンスのお店ばかり。
蔵の街イベントの一つ、「クラモノ」でおなじみのお店が多かったです。

(ヒロインの仕事場もその中の一つでした)


それでは、映画のストーリーを簡単に。

東京での結婚披露宴に出席した帰りの「あいこ」と
寝過ごして終点の新栃木駅まで来てしまった東京在住の「里江」。
二人が終電内で出会ったことから物語が始まります。

あいこが里江を連れて向かった居酒屋には幼馴染みの鉄雄がいて、
翌日、鉄雄が里江を蔵の街・栃木市を案内することに。

お互いの想いを伝えられないでいた
あいこと鉄雄の間に里江が入ったことで、
あいこの心に小さな波紋が起こり・・・

で、
最後はハッピーエンドなわけですが、
2日間の間に里江がかかわった人々がわざわざ駅まで見送りにやってきて、
ホームに居合わせたたくさんの栃木市民も一緒にあいこと鉄雄を盛大に祝うラストシーン。

栃木の人って、
こんないい人ばかり?

ま、そういうことにしておきましょう(笑)

短いながら、
後味のいい、
ちょっとほっこりできる映画でしたよ。


予告編を貼りますので、
興味のある方は見てね。


映画「しもつかれガール」予告編バージョンA



映画「しもつかれガール」予告編バージョンB



気になったところを一つ、二つ。

東京に帰る里江へ、
皆が自家製「しもつかれ」を手渡すシーン。

わりと薄着の服装から見ても、
撮影時期が10月~11月初めということでも、
映画の中の季節も初秋だと思うのですが、
一般家庭でしもつかれが作られるのは、
年が明けてから、2月の節分が中心です。

そこがまず合ってない。

年末に歳暮などで贈られた新巻き鮭の頭や
節分で使った豆、冬大根を無駄なく使うという
エコな料理がしもつかれなのです。

鮭の頭を冷凍しておけば、
1年中作ることはできますけどね。

そして、
セリフにあまり栃木弁がなく、
地元のリアル感がいま一つな気が。

県北出身のU字工事のしゃべりほどの訛りは
県南にはないし、
若い人は特になまらないですが、
年配の人はまだまだ栃木弁を使いますよね。

さらに、
あいこの名字が木崎。
鉄雄の名字が北村。

どちらも、ご近所や知り合い、
また息子たちの同級生たちにもないです。
聞いたこともない。
私の周りにないだけかも、ですけど。

あるある、という名字のほうがよりリアルに感じられます。
細かいことですが、
地元発ということであれば、
そういうところにもこだわってほしかったですね。


『しもつかれガール』は、
これから11月30日には小山シネマハーヴェストの「おもいがわ映画祭」にて招待上映、
2月21日には大平町にて無料上映される予定だそうです。

詳しくは公式サイトにてどうぞ → 
(「最新情報」のところを見てね)

どこかで上映されてましたら、
ぜひご覧ください。

(タイトルロゴの「ガ」のてんてんが大豆なのが可愛いですね~)


今日は少し長くなってしまいましたね。
皆さん、しもつかれさま(おつかれさま)でした。

青年会議所のスタッフさん、
このフレーズ、流行らそうとしてます?
ビミョーなんですけど~(笑)


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『謝罪の王様』

2013-10-25 | 観劇&映画のこと



映画『謝罪の王様』を観てきました。

主演・阿部サダヲ
脚本・宮藤官九郎
監督・水田伸生

先日テレビ放映があった『舞妓Haaaan!!!』と同じ3人による映画。
(公式サイト→
予告編だけでも面白いです)

東京謝罪センター所長・黒崎譲(阿部サダヲ)が、
依頼主を指導しながら、
その謝罪テクニックで問題を解決していく、という物語。
黒崎に助けられた帰国子女・典子(井上真央)が
助手として通して登場しています。


こうしたコメディ映画を観るために、
わざわざ映画館まで出向くのは、
『テルマエ・ロマエ』以来でしょうか。

私はキッパリゆうちゃん(真飛聖)目当てです。

彼女の初めての出演映画、
どんな役だろう~?
とワクワクしながら観たのですが、
その意味では、残念な映画でした。

だって、
ゆうちゃんの出番が少なすぎる

女優としてはまだまだ駆け出しなので仕方ないかな、というのはあるけど、
ヒロイン・井上真央ちゃんの母親役という、
ある意味大きな役なのに、
セリフも少なく存在の重要度が低かった気が・・・
(過去の回想シーンにしか出てこない)

クドカン、阿部サダヲ映画、と聞いた時、
宝塚時代を彷彿とさせる
コメディエンヌなゆうちゃんが見られる~と
楽しみにしていただけに、
う~~んでした。

でも、「竹野内豊クンの奥さん役の、
あの美人は誰?」
と注目してくれる人が一人でも多ければいいな~。


わりとシリアスな役柄の多い松雪泰子さんの
コメディエンヌっぷりは新鮮で面白かったし、
オムニバス風の一つ一つのエピソードが、
実はつながっている、という仕掛けも面白かったですね。

ただ、御本人には悪いのだけど、
岡田将生クンの演技がうっとうしい。
(『リーガルハイ』でもうっとうしい)
なんだか、一番印象に残ってしまったのがそれって・・・
(岡田くんファンの皆さん、ごめんなさい

私的には、
ラストを飾る総理大臣は、
大御所俳優さんに登場してもらって
締めてもらいたかったな~。
マンタン王国・国王(津嘉山正種)を前に、
問題を収める人物ですからね。

あのキーフレーズを言って、
あのアクションをもしやってくれたとしたら、
相当インパクトのあるラストシーンになったでしょう。

そう言えば、
あれを竹野内豊くんもやったのよね。
東京ガスのCM(ガスの仮面)でも驚いたけど、
俳優として、
何かが吹っ切れたんだな~、
と思いました。


それと
EXILE、E-girlsなどが歌い踊る
エンドムービーなるものが最後にかなり長くあるのですが、
せっかく元宝塚トップスターが出演しているのだから、
ちょこっとでも、ゆうちゃんが踊るシーン、
入れてほしかったよね
結局そこにもどるけど(笑)


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花組観劇と日本橋高島屋

2013-10-16 | 観劇&映画のこと



日曜日は日比谷の東京宝塚劇場で花組観劇でした。
(ミュージカル『愛と革命の詩 -アンドレア・シェニエ-』
ショー『Mr.Swing!』)

花組トップスター・蘭寿とむさんの退団発表・退団会見の後だけに、
特にファンというわけではない私でさえ、
一抹の寂しさを感じながらの観劇。

ご贔屓のゆうちゃん(真飛聖)からトップを引き継いだ蘭とむさんですから・・・
ゆうちゃん退団後も毎公演見てきた花組の、
私にとっては、
トップ就任から退団まで見続ける(であろう)初めてのトップさんである蘭とむさん。
感慨深いです・・・

お話は、そんな寂しさも忘れるくらいの大恋愛物。
主役はフランス革命に翻弄される詩人と伯爵令嬢。

衣装も華やか、
何より舞台装置が素敵で、
物語を盛り上げていました。


ショーも楽しくて、
さすが‘ダンスの花組’、
どのシーンも見応えあって、
なかでも、男役黒燕尾群舞の揃い方がハンパなく、
ウットリでした

組み換えで花組の2番手となったみりおくん(明日海りお)の
大劇場お披露目公演でもあるのですが、
違和感がないくらい花組に馴染んでいる感じがして安心しました。
というか、次期トップスターのオーラすら感じられた・・・

セーラー服の水兵スタイルが、
反則でしょ、というくらい可愛くて似合いすぎ
歌も上手くなっているし、
もともとの美しさがあるので、
若いのですが、楽しみなトップさんになりそうですね。
重圧に負けず、花組を引っ張っていってほしいものです。

この公演で退団が決まっている男役・春風弥里さんの見せ場も多くて、
ひときわ大きな拍手が起こっていたのが印象的でした。


今回は劇場の雰囲気がわかる写真を撮ってきました。








この場所で、
しばし現実を離れて夢の世界に浸る私なのでした。


さて、今回は日本橋に寄り道。
高島屋で開催中の「宝塚歌劇展」を覗いてきました。





老舗の歴史を感じるたたずまいですね。
店内もクラシックな造りになっています。


「宝塚展」では、
舞台衣装の展示、
ハット&ブーツの展示、
(ゆうちゃんが「大王四神記」で使用したブーツがあって嬉しかった~)
シャンシャン(フィナーレのパレードで出演者全員が持つブーケのような飾りもの)の展示あり、
過去のトップ&トップ娘役の写真がずら~っとあったのが圧巻でした。

トップスター体験コーナーでは
羽根を背負って記念写真が撮れます。
衣装が自前の普段着っていうのが微妙ですが(笑)

宝塚入門にはほどよい展示だと思います。
興味がある方はどうぞお出かけ下さいね。




関係ないけど、コレド日本橋。





指定の公演を観劇する人全員にプレゼントされるクリアファイルと、
宝塚歌劇展の前売り特典のポストカード。

3年劇場に通って、
観劇プレゼントをもらったのは初めてです。
どうしたの、この太っ腹?
でも、ラッキーでした。
(後半はショーのクリアファイルのようです)


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玉三郎×鼓童の舞台

2013-07-31 | 観劇&映画のこと



舞台『アマテラス』を観ました。

人間国宝の歌舞伎女形・坂東玉三郎さんと太鼓芸能集団・鼓童が共演するこの舞台は、
好評を博した2006年の初演から6年ぶりとのこと。


玉三郎さんの女形を観たい観たいと思いながら、
歌舞伎はどうも敷居が高く、
指南してくれる(連れて行ってくれる)友人もなく、
いまだ生で観たことがありません。

特に鼓童に興味があるわけでもない、
観るなら、できれば歌舞伎での玉三郎さん、と思っていた私のお目当ては、
特別出演の愛音羽麗(あいね・はれい)さんです。
(名前がすごいでしょ、いかにも宝塚で)


宝塚花組の美しき3番手男役さんだった羽麗さん(みわっちさん)。
可愛い娘役からおじいちゃんドクターまで幅広い役柄をこなし、
外伝の「ベルサイユのばら」では、
うっとりの美しいオスカルを見せてくれました。

それだけに、昨年10月の退団はとても寂しい思いをしたものですが、
玉三郎さんと共演と聞き、
みわっちさん、すごいと、本当に嬉しかった。


みわっちさんの役は‘アメノウズメノミコト’。

そうそう、
『アマテラス』は、神話の「天の岩屋戸(いわと)」伝説がモチーフとなっている音楽劇です。

もちろんアマテラス(天照大神)は玉三郎さん。
鼓童は、音楽とその他の役を担当。


セリフもなく、玉三郎さんの出番も決して多くはないのですが、
(岩屋戸に隠れてしまうので、むしろ少ない)
その存在感に圧倒されました。

「玉三郎さんは、神」

その一言につきます。

役そのものが神ではありますが、
玉三郎さん自身がもはや神でした。

もう神々しくて神々しくて・・・


一方、みわっちさんは、
髪を長く垂らし、
衣装も桃色。

軽やかに、
なまめかしく、
そして力強く踊り、
アメノウズメノミコトとして生きていました。


ラスト、
岩屋戸から出てきたアマテラスとアメノウズメが手をとり、
一緒に踊る姿に、うるうる
みわっちさんと玉三郎さんが一緒に踊っているのを観られるなんて・・・


鼓童を観たのは初めて。
二幕は鼓童の演奏が主役な感じで、
素晴らしい技、演奏の連続。

舞台通して、
太鼓のみならず、笛や琴など楽器はすべて鼓童メンバーが担当とのこと。
プロの心意気を感じました。

鼓童単独の公演はたぶん観ることはないでしょうから、
このような機会を与えてくれた玉三郎さんとみわっちさんに感謝ですね。


今回のご縁で、
みわっちさんが玉三郎さんの舞台に出演、ということもあるかもで、
それも楽しみです。





さっそく、8月には鼓童の野外公演に特別出演。

花組時代も華やかな容姿の男役さんでしたが、
こうして見ると
男役さんだったとは思えないですね。

『アマテラス』では、
顔もほっそりして、すごく痩せた感じだったのがちょっと心配なんですけど。








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ベルばら再び

2013-07-04 | 観劇&映画のこと



先週末、
雪組『ベルサイユのばら フェルゼンとアントワネット編』を観劇しました。
新トップスター・新トップ娘役の大劇場お披露目公演です。

トップスターとなった壮一帆(そう・かずほ)さんは、
花組の2番手さんからの就任ですが、
2番手時代、
私のご贔屓トップスター・真飛聖(まとぶ・せい)さんとの息のあったコンビぶりには
本当に楽しませてもらいました。

確かな演技力を持つ、魅力的なスターさんですから、
トップスター就任を今か今か、と待っていました。

満を持してのトップ就任。
ついに、この目で壮さんが真ん中に立つ姿を見る日が・・・
感無量です

泣けました

オスカルとアンドレに・・・


主演はもちろん壮さん・フェルゼンなのですけど、
オスカル役の2番手・早霧(さぎり)せいなさんと
アンドレ役の3番手・未涼亜希(みすず・あき)さんの
迫真の演技が素晴らしすぎて

アンドレの死、オスカルの死のシーンは、
他の公演でも見ているお馴染みのシーンなのに、
不覚にも号泣


ラスト近くになってやっときたアントワネットの見せ場、
女帝マリア・テレジアからアントワネットの世話役を託されたメルシー伯との別れのシーン、
フェルゼンとの別れのシーンもよかったです。

ただ、
このアントワネットを演じるにはまだ若いな~
と思った新トップ娘役の愛加(まなか)あゆちゃんでした。


それにしても、壮さんのフェルゼン。

お披露目とは思えない堂々とした主演っぷりはどうでしょう
さすが壮さんです

演出についての(悪い)評判は、
確かに・・・と私も頷けるものだったのは本当に残念ですが、
あ~と思ってしまう残念な気持ちを、
壮さんがぐいっと力技で引き戻してくれる感じ。

お披露目からこんなに素晴らしくて、
壮さん、これからどんな進化を見せてくれるのか、
もう楽しみでなりません。


一方、
今回の早霧オスカルも月組の龍オスカルに負けず劣らず美しく、
見たことがなかった真飛さんのオスカルもこんなだったのかな~?と想像しました

早霧さんはダンサーである、と聞いていましたが、
演技もなかなか。
(前公演の坂本龍馬役もよかったですよね)
何より、美しいのがいいです。

元花組の未涼さんも演技・歌・ダンス揃った実力ある3番手さん。

壮さん、早霧さん、未涼さんが並ぶ雪組は目が離せなくなりました。

これからは雪組観劇率がかなり高くなりそう。
っていうか、皆勤かも。
ていうか皆勤です(笑)

次回の雪組大劇場公演はあの映画『shall we ダンス?』の舞台化だそうですから、
楽しみすぎる~。

映画ファンの方も、そうでない方も、
ぜひぜひお出かけください。


あ、トップの写真ですが。

真飛さん退団後、
全く買うことのなかった舞台写真集「ル・サンク」を久しぶりに買いました。
壮さんお披露目の記念に。

右はメモパッドです。





公演お菓子は月組の時に買ったので、
今回はグッズを。
(左はチケットファイル。右が一筆箋)

やっぱり池田先生のイラストには乙女心が呼ばれますよね。
ていうか、私の青春時代が呼んでる(笑)


そうそう。
壮さんについて、今回ひとつだけ残念なことが・・・

それは最後の階段降りに羽がなかったこと。

私のタカラヅカ観劇の楽しみの一つが、
トップスターの大きな羽を見ることですから。
(あ~、タカラヅカを観た~というトドメの満足に浸れる)

しかも、お披露目公演。
羽姿を見て、
壮さん、トップになったんだなぁ~と、しみじみしたかったのに。

次回に持ち越しはガックリでした


今日は、ヅカファンでない方には、???の記事でごめんなさい


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プリンにリベンジ!&『マイ・フェア・レディ』

2013-05-14 | 観劇&映画のこと



先週末、観劇のため東京へ。

前回訪れた「KITTE」内の「向山製作所」で、
うっかり買ってしまったのが生キャラメル

今回はしっかり買ってきました
待望のプリンです


一緒についているソースを
自分でかけるスタイル。

抹茶、黒糖、クラシック(ノーマルなキャラメル)を選んでみました。

プリンが超なめらか・・・
ソースも甘さがちょうどよくて。

物産展などでプリンはあれこれ試してきて、
一番好みでした。

行列なのも納得。

私は黒糖にしましたが、
次回は別のソースを試そうっと。


一方、千疋屋フルーツパーラーは1時間待ちの行列
また今回も入れませんでした。



今回の観劇。





『マイ・フェア・レディ』です。

Wキャストで、
左がご贔屓の真飛聖さん。(ファンはゆうさん、と呼びます)
右が霧矢広夢(きりや・ひろむ)さん。

ともにTAKARAZUKAのもとトップスター。
長年主役のイライザを大地真央さんが演じてきましたが、
今回二人にバトンタッチ。

私は、もちろんゆうさん・イライザ回を観劇です。





チャーミングなイライザがピッタリでした。


社交界デヴューの前の晩にイライザが歌う、
あの有名な‘I Could Have Danced All Night’をゆうさんが歌っている姿に感無量・・・
恥ずかしながら、泣けてしまいました

大使館のパーティに行く際の
白いシンプルなドレスにティアラをつけた姿があまりに美しく、
階段に登場したその瞬間、
客席からは大きな拍手が・・・


ヒギンズ教授役は寺脇康文さん。
若々しいヒギンズ教授でした。

寺脇さんは、ドラマ『相棒』の初代相棒・亀山クン役、
ゆうさんは、先シリーズのかいとクンの恋人・悦子役。

相棒つながりの関係もあってか、
息も合って、
最後まで楽しく、
幸せな時間でした。

1回しか見られないのが残念・・・


ちなみに、
この等身大パネルは、真飛回、霧矢回、
両方観劇した方の中から抽選で当たるそうです。

これも残念~。
(もらってどうする?ですけど)

すみません、
プリンより語ってしまいました(笑)


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ベルばら@TAKARAZUKA。

2013-03-01 | 観劇&映画のこと



タカラヅカといえば、この演目。
男装の麗人‘オスカル’が主人公の漫画が原作・『ベルサイユのばら』。
ただいま「オスカルとアンドレ編」が東京にて上演中です。

月組の美しきトップスターと準トップスターがオスカルとアンドレを役替わりで演じる話題の公演。
先週末観劇してきました。


上の写真は、公演お土産の一つ。
人気の演目なので、お菓子も数種類あります。

お菓子は買わないつもりだったのに、
この箱(のデザイン)に呼ばれ(笑)、素通りできませんでした。
箱の中は「アーモンドボール」という焼き菓子です。

左上の小さな缶は東京宝塚劇場のみのオリジナル。
ミニゴーフルが入っています。
絵のモチーフは、「ショー」の中で踊られるデュエットダンス。
(多くのファンがうっとりするシーンなのです





この日、トップの龍さんはオスカル役。
原作から飛び出てきたかのように、超絶きれい・・・





階段の踊り場にあるパネル横は記念撮影スポット。
アンドレ役の明日海さんとの美しきコンビです。





初演から40年近く。
すべての公演のポスターがズラリ。

まるでタカラヅカのためにあるような『ベルサイユのばら』は繰り返し上演されていますが、
今年はもう一作、雪組「フェルゼン編」が控えています。

今公演はトップ娘役がロザリー役(それもベルナールと結婚後)で、
出番も衣装もあまりに地味でした。

次回のフェルゼンの相手はもちろんマリー・アントワネット。
より華やかな舞台になりそうですよ。

応援している元花組の2番手さんが雪組のトップスターになった、大劇場お披露目公演。

ちなみに、雪組2番手さんがオスカルを務めますが、
またまた美しいオスカルが見られそうなのも、合わせてとっても楽しみです。





美しい動くオスカルが見たい方、ぜひ劇場までどうぞ。


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雪そして『大奥』

2013-01-16 | 観劇&映画のこと



今シーズン初の雪でした。

今朝も路肩や日陰の場所は雪が残っているようです。
気をつけてくださいね。


連休だったこともあり、すっかりお休みモードの私。
雪景色の写真を撮ることもなく、
翌朝、庭の雪が溶ける前にちょこっとだけパチリ。


夫が『JIN』一挙放送の録画を日がな見ていたのについつき合い、
またまたJINの世界にどっぷりの連休でした。

その上、映画の『大奥 ~永遠~ 右衛門佐・綱吉篇』を観に行ったので、
脳内はすっかり‘江戸’。





ドラマの有功(ありこと)・家光篇が面白く、
同じ堺雅人くんだし、菅野美穂ちゃんだし、期待できそう~と思ったのに。

ちょっと違った(笑)

還俗させられたお万(有功)はドラマになりやすいけど、
いくら芝居巧者の二人でも、
やっぱり綱吉はドラマチックにはなりにくいかも、ですね。

最後にやっと面白くなってきた~と思ったら、
あまりにあっけなく、そこだけ切ないラストでした。


本家の女子版大奥にもそれはそれはハマったので、
男女逆転大奥の映画も、以前嵐の二宮くん・柴咲コウちゃん大奥を観ましたが、
なんだかな~、というかダメダメの出来

ドラマの続編、あるかわかりませんが、期待です。

今週末は、話題の『レ・ミゼラブル』を観に行く予定です。








映画館の目の前がショッピングモール、近くにはホームセンター。
映画のついでに、久しぶりに自分の買い物を楽しみました。


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八天ロールと『恋と音楽』

2012-12-22 | 観劇&映画のこと



先日上京したついでにとある所のイルミネーションを見に行ったのですが、
途中の通路にお店が出ていて、つい買ってしまいました。


東京駅で時々買う八天堂のクリームパンがお気に入り。
夜だったのでお土産にするのはあきらめていたところ、
八天堂の‘八天ロール’発見


前々から気になっていたロールケーキで。
クリームパン同様、カスタードと生クリームを合わせたクリームが超美味しいです。

卵白・卵黄別々に泡立ててつくるというフンワリの生地ももちろん。

時々お取り寄せするお気に入りのロールケーキ以上かも。
リピート率高くなりそう。





そうそう。
上京の一番の目的はこちら。




SMAPの(稲垣)吾郎ちゃんがミュージカルに初挑戦した『恋と音楽』。
吾郎ちゃんは置いといて・・・(笑)

私が見たかったのは相手役の真飛聖(まとぶ・せい)さん。
宝塚花組のトップスター時代から応援してました。

彼女の退団後初の舞台です。

ミュージカル作家・吾郎ちゃんの妄想の中の理想の恋人という役柄。

在団中から美しさに定評のあった彼女。
退団して女性に戻り、きれい度がどんどんアップしていますが、
舞台では可愛さが加わり、最強美女でした。
知らない人はバリバリの男役だったとは思えないでしょうね~。

今や、『相棒』のかいとクンの彼女、と言ったほうがお馴染みですね。

5月には、大地真央さんの後を継いで、『マイ・フェア・レディ』のイライザ役を演じます。
(Wキャストですけど)
ほんと楽しみ。



(霧矢さんも月組トップスターでした)


それにしても、吾郎ちゃん。
やっぱり歌のあるミュージカルはやめた方が・・・よくない?
でも、お芝居はとっても面白かったですよ~。


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安道名津(あんどーなつ)

2012-11-29 | 観劇&映画のこと



あんどう・なつさん、じゃありませんよ(笑)

‘安道名津’・・・
この名に見覚え? 聞き覚えはありませんか~?


皆さんもきっとハマったはず。
仁先生の、あの時空を超えたドラマの中で、
咲さんの母上の脚気を治そうと仁先生が考案したお菓子でしたね。





買ってきました~

箱を開けると・・・




こんなメッセージ入り。

実は、これ、現在東京宝塚劇場で上演中の雪組公演『JIN -仁-』にちなんだお土産のお菓子。
メッセージは、トップスター・音月桂(おとづき・けい)さんからのものでした。

胡麻がアクセントの、なかなか美味しいドーナツですよ。
もし、本当にこんなのを江戸の人たちが口にしたら、
それはもうビックリだったでしょうね~。


公演は、音月さんとトップ娘役・舞羽美海(まいはね・みみ)ちゃんの退団公演。

テレビドラマとは若干キャラクター設定やエピソードが変わったところがありますが、
(というより、トップコンビ向けに、仁先生の現代での恋人と咲さんが瓜二つ、という大幅な変更
でも、まあ、そこはタカラヅカですからね)
おおむねドラマに沿ったストーリーで、とても楽しめました。

もう一度ドラマを見たくなりました。





そうそう、ドラマの中では「ペニシリン製造所」として、我が地元の蔵風景が使われました。



この川沿いを、野風さんと龍馬さんが歩いてたな~。


さて、音月さん退団後は、応援している花組2番手さんが組がえしてトップスターに就任予定。
大劇場お披露目の演目はあの『ベルサイユのばら』です。

雪組はフェルゼンとアントワネット編ですが、
その前に月組がオスカルとアンドレ編を上演します。

そして星組が『ロミオとジュリエット』と、
来年は話題の演目が続きますので、
タカラヅカ未体験の方、これを機にタカラヅカデビューというのはいかがでしょうか?

←ヅカ仲間を増やそうという魂胆です(笑)



ついでなので載せてしまいますが、
月組のトップ・準トップ(限りなくトップに近い2番手)は、ビジュアル最高~な二人。
この美しき男役さん二人がオスカルとアンドレを役替わりで演じます。


(ときどきヅカネタが登場するのはご容赦ください~


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