佐野市旧田沼町の、
自然に囲まれた静かな地に
‘安藤勇寿「少年の日」美術館’
という小さな美術館があります。
駐車場から美術館へ向かうと
目に入る色鉛筆のモニュメント。
(美術館に入って展示されている絵を見ると、
なぜ色鉛筆なのか、がわかると思います)
白が基調の明るいエントランスホール。
児童画家の安藤勇寿さんは田沼町の出身。
故郷に建てられた美術館です。
どんな絵を描かれるのか、
ポストカードですが、
ちょっとご紹介します。
「泣きむし」は畳5畳の大きさの大作。
(左上のしわ状の線は、持ちかえる際に少し折れてしまったもので、
もともとあるものではありません)
これらの絵、
すべて色鉛筆で描かれているのにビックリです。
「花びらの画用紙」(これも実物は大変大きいものです)には
桜の花びらがびっしり描き込まれているのですが、
1枚1枚には5色が使われているそう。
気が遠くなりそうな話です。
構図も素敵で、
写真の参考にもなりそうですね。
展示の絵どれもが懐かしさと温かさ溢れる絵で、
小さな頃を思い出し、
胸がいっぱいになりました。
ショップの一角には喫茶コーナー。
お茶を御馳走になってしまいました。
窓からは林が見え、
イスのクッションカバーも手編み、
陽のよく当たる窓際でほっこりできます。
来年の展示替え後、
再び訪れてみたくなりました。
館内に入る前に建物の写真を撮っていると、
作務衣姿の男性が通りかかり、
その時に、一言二言お話したのですが、
てっきり、
美術館スタッフの方かと思っていたら、
安藤勇寿さんご本人でした。
ご自宅が美術館の裏にあって、
どうやらうろうろ?なさっているらしいです。
美術館を出た時にもバッタリで、
これから山に行く、と言ったら
「いい写真、撮ってきてね~」。
とってもフレンドリーな方のようですよ。
(私より少しお兄さんな感じですかね~)
でも、写真は残念ながら前回の通りですから・・・
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