足の怪我のため
大きく予定を変えることを余儀なくされた今回の旅。
予定通りであったならば
寄ることのなかった場所が「諸橋近代美術館」です。
なぜならば、
サルバドール・ダリの絵画・彫刻・版画約340点を所蔵する
国内最大級のダリコレクションを誇る美術館であるからで
ダリにあまり興味のなかった私にとっては
積極的に行くべき所とは思えなかったから。
予定を変えて時間に余裕ができ
近さもあって立ち寄ることにしました。
五色沼入り口という好立地、
風光明媚な環境に建ち
建物も美しい美術館であること。
ダリについて大きな誤解をしていたこと。
結果的に行ってよかった美術館に変わりました。
6日まで「ダリとハルスマン」展が開催中なので
ちょっとご紹介します。
(クリックすると大きくなります)
アメリカの雑誌「LIFE」の表紙を多く手がけた写真家・ハルスマンと
ダリとの37年間にわたる交友から誕生した60点の写真を展示、
二人の関係性をテーマにした日本初の写真展、
日本初公開の作品もある展覧会だそうです。
ダリといえば、上の写真が有名で
個性的すぎる風貌と独特の作品(という固定観念)から
どうやら食わず嫌いを起こしていたんですね。
今回ダリの作品を実際にたくさん見て
モチーフの独特さはあるけれど
確かな技術とセンスを持っている芸術家であることがわかりました。
館内には二人と一緒にパチリできるフォトスポットも。
(小さなカフェがあります。右下は玄関マット)
エントランスを入るとすぐ作品の並ぶエリアで
館内の写真はあまり撮れませんでした。
前に池があり
リフレクション撮影が楽しすぎました。
晴れでなかったのがつくづく残念。
<7月4日 北塩原村・「諸橋近代美術館」にて>
磐梯高原の旅はこれにて終了します。
2ヵ月も前の旅に長らくおつきあいありがとうございました。
次の旅では
晴天の明るい写真をお見せできますように・・・