すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

雪組『ファントム』。

2019-02-10 | 観劇&映画のこと





本日、雪組『ファントム』、東京千秋楽です。

先日バスツアーに参加して観たのがこの『ファントム』。

見応えと聴き応えある舞台を、
多少無理してでも観ることができてよかったです。


千秋楽の今さらですが、
トップコンビの歌唱が素晴らしいことが
この舞台の最大の魅力。

かつて蘭とむさん(蘭寿とむ)率いる花組の『ファントム』を観ました。

蘭とむさんはいいとして
相手役の蘭はな(蘭乃はな)ちゃんは歌が弱点のトップ娘役

『ファントム』はオペラ座が舞台の
歌が重要な要素となっている演目なのに
とくに歌の印象が残ることなく
ファントムの世界にいま一つ入り込めないまま、
普通に観劇を終えた記憶があります。

歌える二人だと同じ演目がこうも違うのか、
歌の力ってすごい、と
あらためて思いました。

特に主演・だいもん(望海風斗・のぞみふうと)の
感情込めた圧倒的な歌、演技に引き込まれ
予想外の涙腺決壊、
終盤、ズルズルでした


さて、感想をちょっとだけ。

ファントム(エリック)の父親・キャリエール役の
2番手さきちゃん(彩風咲奈)。

キャリエール役、大丈夫?
と少なからず心配でしたが、
思ったより‘キャリエール’で
特に終盤の父・息子のやり取りにはグッときました。

しばらく雪組を見ないうちに
2番手として成長していたんですね。


新支配人の妻であり、プリマドンナである
黒キャラ・カルロッタ役の舞咲りんちゃん。

クリスティーヌ(真彩希帆・まあやきほ)と真逆の毒ある演技が
クリスティーヌをいっそう可憐に見せてくれますから
カルロッタは影の主役といってもいいほど
演技力と、あえて歌を下手に見せる歌唱力が必要だと思うのだけど、
拍手を贈りたいカルロッタでした。

キャリアを積み
引き出しが多くないと絶対できない役ですね。

花組の『ファントム』でも
いちかちゃん(桜 一花)カルロッタ、よかったなぁ・・・
懐かしいです。

こういう‘珠玉の娘役’が組にいてこその
『ファントム』ではないでしょうか。


そうそう、
元花組のだいもん、
花組ファントムではオペラ座団員の役でした。

それが今や主役のファントム。

だいもんがトップに就任してから
初めての雪組観劇。

大羽根を背負って大階段を降りてくる姿を実際に見ると
感慨深いものがありました。





開演前に映し出されていた
パリ・オペラ座周辺の風景映像が
ファントムの世界へのプロローグ的な役目をしてくれます。

今回も上演中にオペラ座地下の映像が流れたり
最近は舞台セットにプラスして
背景映像が入ることが多くなりました。

宝塚も時代に合わせて進化しているようです。


ついでに。

花組といえば、
最近では『ポーの一族』と
近作の『MESSIAH メサイア -異聞・天草四郎-』を観劇しています。

『ポーの一族』は、
もちろん萩尾望都の漫画の舞台化なんですけど
原作者も驚くほど、
キャストのビジュアルも含めてあの世界が具現化され、
眼福な舞台でした。

『MESSIAH』は
とにかく花組生全員の熱量がすごかったです。

天草四郎というと、
昔の映画『魔界転生』で若きジュリー(沢田研二)が演じた
美しすぎて妖しすぎる天草四郎や
美輪(明宏)さまは天草四郎の生まれ変わり、とか
なんかそっち(どっち?)のイメージが先行しがちだったのですが(笑)
みりお(明日海りお)演じる天草四郎は
天草に流れ着いた倭寇の頭目という設定で
藩主の圧政に苦しむ島民を率いて蜂起するまでが熱く描かれ、
男気ある新たな天草四郎像だったのではないかと思います。


二作を通じて、
いえ前々から注目しているあきらくん(瀬戸かずや)。

キャリアの長い花組男役さんたちがどんどん卒業していくなか
頑張り続けているあきらくんは
‘別格スター’といわれるまでになりました。

やっとここまできたなぁ・・・と内心嬉しく、
あきらくんを花組観劇の楽しみにしています。

花組にはもう一人
ちなつちゃん(鳳月 杏・ほうづき あん)という別格スターもいて
なんて贅沢な組なんだろうと思っていたら、
ちなつちゃんは元の月組に帰ることになりました。

冷酷な島原藩主・松倉勝家役、
憎たらしい役だけどよかったよね。


トップ娘役のゆきちゃん(仙名彩世)と
ず~~っと応援してきたじゅりあちゃん(花野じゅりあ)は次作で退団。

私にとっては長らく観てきた
なじみのある花組のメンバーが
いよいよ少なくなる寂しさを感じる今日この頃・・・


(アップの機会がなかった花組観劇についても触れておこうと付け加え
話が雪組から花組に変わってしまったのもあれですが、
ついぐだぐだと書いてしまいました。

興味のない方、ごめんなさい~

酔中の花。

2019-02-09 | なにげないワンシーン





これ、なんだと思います?

この妖しくも優雅な白い花の正体は「月下美人」。

夜に花開き
一晩で咲き終わってしまう、
まさに‘美人薄命’な花。









瓶の中で焼酎漬けにされていました。

そうすると、
咲いたままの美しい姿を保存できるのだとか。

咲いているのも見たことがない月下美人の花が
焼酎の中で漂っている姿があまりにも美しくて
しばらく立ち去れませんでした。





ちなみに
月下美人の花は
天ぷらやサラダにして食べられるそうですよ。


<栃木市・「とちぎ花センター」‘とちはなちゃんドーム’にて>

「東京ミッドタウン日比谷」ふたたび・2

2019-02-08 | 素敵建物





柔らかい曲線を生かしたデザインのアトリウムに
前回はどハマリしました。

今回見たかったのが
地下1階にある‘日比谷アーケード’。








曲線が並ぶ
洗練された美しい空間でした。





帰りにちらっと入ってみたアトリウムは
やっぱり素敵~。


<2月2日 「東京ミッドタウン日比谷」にて>

「東京ミッドタウン日比谷」ふたたび・1

2019-02-07 | 素敵建物





宝塚観劇バスツアーに参加し、
いつもの東京宝塚劇場へ行きました。

開演まで多少時間があったので
「東京ミッドタウン日比谷」へ。

前回はあいにくの雨のためあきらめた
外撮影に張り切りました。




(何が何でも宝塚ビルを入れたい、もはや執念

お天気が良いので
ミッドタウンビルも美しく映えます。









ステップ広場側から見える低層階は
エントランス側と違う石張り。

日比谷通りから見ると
こんなクラシックデザインのビルになっているんですね。





6階のパークビューガーデンに出てみました。









やっぱりお出かけは晴れじゃないと。

青空の下
ビルとお堀のある風景が清々しかったです。

(コンデジのため
フェンスにビルが映り込んでしまいました






ステップ広場の階段から見下ろす朝の日比谷街。
まだ人通りも少なく静かでした。


<2月2日 日比谷にて>

遅ればせながら、映画『ボヘミアン・ラプソディ』。

2019-02-06 | 観劇&映画のこと

映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編解禁!



行ってきました、フレディに会いに。
しかも2回観てしまいました。

感動というより
「クイーン」というバンドが
唯一無二の別格的なバンドであったことを知り、
同じ時代を生きていながら
そのバンドのことを気にもとめなかった
若かりし頃の自分にひたすらガッカリした時間でした。


たくさんの方がこの映画をご覧になっていると思うので
今さらの感想はくどくど言えませんが、
バンドメンバーの再現度がすごかったです。

ただ、主役のフレディはちょっと違うかなぁ・・・
たたずまい、醸し出す雰囲気とか。
歯を強調しすぎてしゃべりが不自然に見えるし。

本人ではなく、
役を演じているわけだから仕方ない部分はありますけど。


1回目は「クイーン」とフレディのストーリーを追うのが精一杯で
細かいところは見れなかったので
2回目ではフレディの日本びいきに特に注目しました。

自宅には浮世絵的な絵、陶磁器(たぶん有田焼)
扇子などが飾ってあり、
さらに提灯がたくさん下がっていて
日本庭園は出てこなかったですが、
聞きしに勝る日本好きだったというのがわかりました。

本人もガウン代わりに
女物の長襦袢を着てました。

フレディにとっては
日本は特別な国だったんでしょうか。


映画は1985年の「LIVE AID」で始まり、終わるのですが、
ラスト20分のライブシーンは確かに圧巻。

こちらも驚くほど再現されているみたいですね。

(実際のライブを見つけたのでよかったら見てくださいね)

Queen - Live at LIVE AID 1985/07/13



ついでに。

Queen - Bohemian Rhapsody (Official Video)



Queen - Don't Stop Me Now (Official Video)



何十年も前の曲なのに
今聞いても全然古くさくないどころか
今の曲が束になってもかなわないくらい名曲揃いが素晴らしいです。


映画は「LIVE AID」のシーンで終わりますが、
そのあとのフレディや
生涯の恋人であり友人だったメアリー、
フレディの最後の恋人、ジム・ハットンとの物語の方が気になります。

むしろそっちの映画が見たいです。


壮絶なるフレディの最後!映画後のクィーンの軌跡



ですよね。

日比谷の‘新・ゴジラ’

2019-02-05 | お出かけ





今回のバスツアーはまさかの宝塚観劇ツアー。

通い続けている場所へ地元からバスで、は初めての体験で
不思議な感じでした。

開演1時間近く前に劇場に到着。

勝手知ったる日比谷ですから
皆と一緒に劇場前で開場を待てるはず無く
ウロウロしたくなりますよね、やっぱり。





以前
「東京ミッドタウン日比谷」オープンに伴い
周辺が様変わりしたことはブログで触れましたが、
変わったのはここもでした。

「日比谷シャンテ」リニューアルオープンに合わせ
シャンテ前広場が「ゴジラスクウェア」へ。

お馴染みのゴジラ像も新しくなりました。

‘新・ゴジラ’は高さ3メートル、
全体立像としては最大サイズで
映画「シン・ゴジラ」のゴジラがベースになっているそう。





劇場のある「宝塚ビル」(白いビル)とコラボさせてみました。


ちなみに
旧ゴジラ像は
TOHOシネマズ日比谷(「東京ミッドタウン日比谷」内)ロビーに移設されたようです。

(今回の写真はすべてコンデジ撮影)


<2月2日 日比谷にて>

「MIYABI」パン

2019-02-04 | 美味しいもの





週末、バスツアーのトイレ休憩で立ち寄った蓮田上りSAで
美味しそうなものを見つけました。





初めて知った「MIYABIパン」。

人気のパンだそうで
まだ朝の時間だったのが幸い
棚に2斤のLサイズが二つだけありました。

2斤はさすがにずっしりとビッグです。

ほかにも
蓮田上りSA限定の「梨のチーズケーキ」なるものも買ってしまい
行きでこんな大荷物を抱えてきたのはたぶん私一人だろうと
限定に弱すぎる自分にあきれつつ、
どんだけ美味しいパンだろうかと楽しみでしかたありませんでした。





こだわりの原材料を使い
10~11時間をかけて丁寧に焼かれた
‘芳醇な香りと上品な甘さ。
外はサクサク、
中はしっとりふわふわの高級デニッシュ食パン’
とHPにあったとおり
本当に美味しい食パンで、
いくらでも食べられそうなのが怖いです


昔、お取り寄せしていたことがある
とある高級食パン以来の美味しいパンとの出会いに
パン好き熱が復活しそう。

なにかの時に立ち寄れそうな「MIYABIパン」お取り扱い店は
佐野の道の駅「どまんなか たぬま」と北関東道・笠間PA。

いつになるかわからないけれど
楽しみすぎる~。

(って、世間では今さらの「MIYABIパン」かな?)

白鳥のいる夕景

2019-02-02 | 館林にて





この光景に会いたくて通う多々良沼。









穏やかな色の夕焼け
真っ赤に焼ける夕焼け
雲があっても
なくても
美しくて見とれる夕景です。





<1月16日 館林市・多々良沼にて>



最後は大好きな夕景で。

気が向いたらまた行ってしまうかも、なお気に入りの場所ですが、
ひとまず白鳥フォトは終了します。

おつきあいありがとうございました。

超きらきら☆

2019-02-01 | なにげないワンシーン





沼にキラキラと輝く夕陽の道ができ
まるで白鳥が輝いているように見える一瞬が大好きで
懲りずに毎回撮っています。









当然カモも輝いていますが、
カモさえ美しく見せるきらきら感がたまりません





この日は雲のない夕暮れ時で
夕陽も強烈。

いつもより煌めいていたように思います。


<1月22日 館林市・多々良沼にて>