気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

遅ればせながら旭天鵬

2012-05-22 19:28:46 | 鶴竜・御嶽海&大相撲
千秋楽から2日も過ぎてしまいましたが、大相撲ネタにお付き合いください。
しかし、横綱・大関陣の情けないこと。
我が鶴竜も8-7の成績はガッカリです。
もっといけないのが、琴欧洲、千秋楽に休場届けですよ。
優勝争いをしている栃煌山が不戦勝、無条件で優勝か優勝決定戦への出場が決まりました。
11-3の3人が全員負けた場合、10-4の白鵬らにも優勝するチャンスがあったのですが、琴欧洲のお陰でそれもパーとなりました。

旭天鵬は、4月24日に定年退職した大島親方(元旭國)の養子(養子縁組)です。
誰もが、現役を引退して、4月24日から大島部屋を継ぐと思っていました。
ところが、37歳にして、「まだ現役を続けたい!」と、現役引退を拒否。
それにより、大島部屋は消滅しました。
現在、親方と現役の二枚鑑札は禁止されています。
37歳ですよ、しかも義父が一代で築いた名門・※大島部屋が無くなってしまうというのに、現役にこだわる旭天鵬…私は理解に苦しみました。
(※横綱・旭富士[現伊勢ヶ浜親方]、関脇・旭天鵬、小結・旭道山[元衆院議員]、旭豊[現立浪親方]、旭鷲山[現モンゴル国会議員]などを育てる)

でもね、結果、友綱部屋に移籍したこの夏場所、幕内最高優勝を成し遂げました。
優勝決定戦は、平幕同士の栃煌山(25歳)戦。
大島部屋を消滅させてまで、現役にこだわった旭天鵬、見事としか言いようがありません。
1横綱、6大関、2関脇、2小結の役力士形無しの夏場所となりました。

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