伊那北高校が敗退

来春のセンバツ甲子園に繋がる、秋季北信越高校野球・長野県大会が行われています。
県大会の上位３校が富山県で行われる本大会に出場し、概ね決勝進出２校がセンバツ甲子園への有力候補になります。
伊那北高校が、久し振りに南信予選２位という結果を残し、県大会に進みました。
今日が初戦（２回戦）。
小諸商と対戦して、惜しくも２―８で敗退いたしました。
進学校の伊那北が、正直現在、県以上の大会で上位に食い込むのは難しくなっております。


３４年前の伊那北―敦賀戦。ピッチャーが御子柴一彦投手

私が高校２年生（昭和５６年・１９８１年）のときの秋季北信越大会。
凄いことが起きました。
伊那北高校が、東海大三をくだし南信予選優勝。
県大会もベスト４に進出し、なんと北信越本大会へ駒を進めたのです。
（持ち回りのこの大会、長野県が開催県で本県から４校出場）

１回戦が敦賀（福井）戦。
延長１０回激戦の末、３―２で勝利。
準々決勝が新潟戦。
７―５の打撃戦を制しました。
準決勝は同県同士の長野戦。
２―９で惜しくも敗退しました。







この長野戦、もし勝っていれば、星稜（石川）との決勝戦だったのです。
しかも、翌年３月のセンバツ甲子園にもほぼ当確でした。
（実際に、星稜と長野がセンバツ出場しています）
いや～、実に惜しかったです。
隣の高校に通っていた私ですが、悔しくて仕方ありませんでした。





さて、このときの伊那北のエースが１年生の御子柴一彦投手。
後に、慶応義塾大学に進学し、東京六大学リーグで外野手として活躍していました。（後述）
現在、東京で弁護士先生であります。
ファーストの久保村智選手は、現在の上伊那農業高校野球部監督。
昨年の夏県大会ベスト４、この秋季県大会も２回戦まで進出を導いている名将です。
そして、控えの山川誠二選手は、なんとなんとプロ野球（ＮＰＢ）の公式記録員。
私が西武ドームに通っていた頃は、頻繁に「本日の公式記録員は山川」というアナウスが流れていましたが、今は結構偉くなっていると思います。
２０１５年度　記録員一覧
ちなみに、当時この北信越本大会に出場した高校の1つに松本工があります。
エースは、後に阪神タイガースに入団した御子柴進投手。
ショートの丑山努選手も、捕手として日本ハムに入団しています。



実は、私、慶応大に入学後の御子柴一彦選手を追っかけていました。
と言っても、神宮球場へリーグ戦を頻繁に観戦に行った程度ですが---。
特に３年生時の活躍は凄かったですね～。
ホームランも記録していますよ。
センターの守備も上手かったです。
御子柴選手に手紙を書いたこともありました。
そしたら、返事とともに早慶戦のチケットが送られて来ました。
もちろん、この招待券で、秋の早慶戦（３年生時）も応援に行っています。
当時慶応には、鈴木哲とか志村、巨人に入団した大森なんかがいましたね。
御子柴選手や山川選手は、小学校・中学校の１年後輩であります。




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