気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

西口文也が完全試合を逃した試合

2015-09-24 19:29:07 | 日記


信濃毎日新聞27.9.24より


埼玉西武ライオンズの西口文也投手(42)が現役引退を発表しました。
182勝、あと18勝で200勝だっただけに残念です。
西口は、完全試合とかノーヒットノーランに運が無い選手でした。
能力が無いのでは無く、あくまでも“運”が無かったのであります。
あと1人打たれなければ、記録達成だったのに…が多すぎました。

私、プロ野球で結構珍記録・珍プレーが出た日に観戦しているのです。
昭和58年8月の後楽園球場の巨人―広島戦。
この日、何が起こったか?
「スミスの砂掛け事件」です。
広島の捕手・達川の口撃に激怒したレジー・スミスは、達川に砂を掛けました。
これ、乱闘に発展したような記憶があります。

年月は忘れましたが、「佐藤義則卒倒事件」(後楽園球場)。
日本ハム―阪急戦です。
マウンド上の阪急・佐藤義則(現ソフトバンク投手コーチ)が投球後、突然倒れました。
ピクリともせず、倒れたまま。
静寂の中、担架で運ばれましたよ。
心臓発作に違いない!と観客の誰もが思ったはず。
翌日の新聞に、ギックリ腰?(だったか、とにかく腰の異常)と書かれていて一安心した記憶があります。





そして、平成17年8月27日の西武ドーム、西武―楽天戦。
5年前のブログで詳細に報告しているので、以下引用します。
この日、とんでもない事が西武対楽天戦で起こったのです。
西武の先発・西口が9回表が終わって打者27人パーフェクトに抑えていたのでありますよ。
しかし、こんな試合に限って西武の打撃陣も湿っていて、ずっと得点0。
すべては9回裏の西武の攻撃に託されましたが、結局得点ナシ。
西口、完全試合をしていながら、勝てないのであります。
西武ドームは、異様な雰囲気に包まれましたね。
このもどかしさをどこにぶつけたら良いのでしょう…。
10回表、沖原にライト前ヒットを打たれて、完全試合もノーヒットノーランも夢と消えました。
10回裏に、石井義がサヨナラ二塁打で西武が勝ちましたが、遅い。遅すぎるぜ…。
私も、歴史の一証人になり損ねたショックは相当のモノでしたよ。



このときの楽天の先発は、新人の一場靖弘(明大出)。
5月に0勝7敗、防御率7.15で2軍降格。
この試合が1軍再昇格の試合でした。

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