気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

明日、猪木VSアリが蘇る

2016-06-11 19:32:04 | 昭和プロレス
テレビ朝日系の番宣で、凄いのが流れていました。
蘇る伝説の死闘  猪木VSアリ
6月12日(日)よる8時58分~放送





お~!
テレビ朝日、やってくれますね~。
アントニオ猪木VSモハメド・アリが、40年振りに蘇ります。
昭和51年(1976年)6月26日土曜日。
私は、当時小学校6年生でした。
半ドンの授業を終えて、急いで帰宅。
直ぐにテレビに噛り付きました。
(小学4年時の長嶋茂雄引退試合、同5年時の大相撲・金剛優勝以来の大イベントです)
何せ、全世界注目の世紀の一戦ですからね。
アナウンサーは、当時のワールドプロレスリング実況担当の舟橋慶一アナ。
スポンサーに、100円ライターの「チルチルミチル」があったことを鮮明に覚えています。



しかし、猪木は終始リングに寝た(横たわった)まま、アリの足にキックを浴びせるだけです。
2月に行われたオランダの柔道王・ウィレム・ルスカとの一戦が、終始組み合っての猪木のTKO勝ちだっただけに、この展開は残念でした。
親父が隣に居たのですが、「つまらん試合」と言い残して、工場(仕事)に戻って行った記憶があります。
15ラウンドほぼ猪木は寝たまま、アリは防戦一方で、結果はドロー(引き分け)。
世論、メディアからは、“世紀の凡戦”と酷評されたものでした。

一般人は、ここで終わりです。
しかし、私みたいなマニアは違いますよ。
その後の、専門紙・誌を読むにつれ、猪木の偉大さを知ることとなります。
まず、この試合、直前までアリがルールについてごねたのです。
結果、タックル、チョップ、投げ技、関節技など、プロレス技の殆どが禁止になりました。
そうなると、猪木は寝転びながらのキックしかありません。
で、アリは、太ももは激しく腫れ上がり、膝の裏に血栓症を患い、かなりの重症で帰国後緊急入院。
その後も、入退院を繰り返して、引退が早まったと言いますから、猪木のキックは凄い威力だったことが分かります。

明日、そんなことも考察しながら、見てみてください。
私は、「1・2・3ダ~!」をまだ言わない、寡黙な猪木を見たいと思います。


翌年、猪木VSアミン大統領戦が実現寸前までいきました(私保存の報知新聞より)



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