また大相撲界で暴力事件

大相撲立呼出の拓郎が暴力　退職の意向

日本相撲協会は１６日、呼出の最高位である立呼出の拓郎（６３）＝本名・花里拓郎＝が序二段呼出と幕下呼出の２人に暴力を振るったと発表した。
拓郎は退職の意向を示しているという。

同協会によると、拓郎は今月８日、新潟県糸魚川市で行われた秋巡業で、客席に座って食事をしていた序二段呼出に「なんでこんなところで食事をしているんだ」と注意し、頭部を拳で１回殴った。
さらに近くにいた幕下呼出に、「兄弟子が見ていてなぜ注意しないのか」と言い、背中を１回たたいたという。

幕下呼出が協会に報告して発覚。
拓郎は「呼出トップで指導する立場にありながら後輩の呼出２人に暴力を振るい、大変申し訳ありません」などと謝罪しているという。

協会はコンプライアンス委員会に事実関係の調査と処分意見の答申を委嘱。
１１月の九州場所後までに再発防止の強化策をとりまとめる方針。

産経新聞　10/16(水) 18:02配信



しかし、こうも立て続けに不祥事が起きますかね？
日馬富士の事件以来、暴力・セクハラ・パワハラ・道路交通法違反---どれだけ大相撲界で不祥事が出て来るのでしょう。
本当に、研修をやってもやっても追い付かない感があります。
しかも、その殆どが横綱を始めとする関取・立行司・立呼出しですから。
有資格者が何をやっているのでしょうか？



拓郎は、好きな呼出しでした。
昭和５０年代、まだ下っ端の頃に、良く幕内東西の水桶の所に座っていたのです。
坊主頭に、額の真ん中だけ逆三角形の生え際。
これが可愛くてね。(私の方が年下なのに---)
また、３０年近く前、北海道を友達と旅行したときのこと。
函館駅で、巡業のために来ていた大相撲一行に出くわしました。
そこで、拓郎を発見！
思わず、私服姿の拓郎に「あっ、拓郎だ！拓郎がいる！」と発してしまった私です。
(行司や呼出しは、私服だと気付かないことが間々あります)



昨年は、当時の式守伊之助(元吉之輔)が不祥事謹慎の後、退職したでしょう。
(この９月場所に訪れた相撲博物館売店で働いていたのは吉之輔？)
奇しくも、昭和５０年初土俵の行司と呼出しトップが不祥事で身を亡ぼすとは---。
(まだ、拓郎が退職すると決まった訳ではありませんが)

本当に、実近で貴ノ富士が付け人への暴力により、謹慎の後、引退した例があったばかりでしょう。
それなのに、まったくの学習能力 欠如が淋しい限りです。