冷え込みも厳しくなり、さらなる冬鳥に期待して丹沢湖を訪れました。
丹沢湖の風景
昨年は2~3千羽近いのマヒワ群れやオオマシコ、ウソを見ることができました。この丹沢湖周辺では過去にハギマシコなどの記録もあります。少々時期が早いですが今年はどうでしょうか。
(今回の散策コース)
世附大橋→世附川の上流へ 往復3時間ほどのコースです。
ジョウビタキ
ウソ (今シーズン初認)
ルリビタキ(♂)
今シーズンで一番きれいなルリビタキでした。ここまでの瑠璃色になるまでには3年以上かかると言われています。
ルシビタキ(♂若鳥)
♀タイプの様に見えますが、よく見ると肩や背に少し瑠璃色が出てきているのが分かります。実際にフィールドでもよく見かけるタイプですので、ジックリ観察してみて下さい。
ホオジロ (渓流沿いのすすき原にて)
世附川上流部 (運が良ければヤマセミを見ることができます)
吊り橋 (この吊り橋は一人用ですごく揺れます!)
夕滝
上流部に入るとルリビタキ、ミソサザイを所々で見つけましたが、ここ丹沢では全体的に鳥が少なかったです。(すれ違う方々も口々に「鳥が少ない」と同じことを言ってました)
何の白骨でしょうか? 子鹿でしょうか!?
この日、日本ザル、本土リスを見ましたが、以前はニホンジカ、ニホンカモシカも見たことがあり、ここ丹沢では動物(ほ乳類)もたくさん見かけます。
やっと見つけました! (上記の赤丸箇所)
スコープで覗いてみると・・・
(上記の赤丸箇所のコンビニ袋の様なものは何だとおもいますか?)
対岸に留まっているヤマセミです。ちょっと遠すぎますね(笑)
丹沢湖ビジターセンター
(この日も上空にクマタカが舞っていました)
ビジターセンターの鳥情報
亜種大型カナダガン
10年前から丹沢湖に住み着き、繁殖している亜種大型カナダガンですが、生物多様性保護のために、「特定外来種」として捕獲して、動物園など送られる計画があるそうです。
[確認した鳥]
カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、カイツブリ、オシドリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、ノスリ、クマタカ、ツグミ、シロハラ、ホオジロ、カシラダカ、ミソサザイ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ベニマシコ、ウソ、カヤクグリ、カワラヒワ、ソウシチョウ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、カケス、メジロ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、エナガ、アオジ、カワセミ、ヤマセミ、ムクドリ、ヒヨドリ、コゲラ、アカゲラ、イカル(声)、キジバト、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ガビチョウ