白坂慎太郎先生の哲学入門
第99回、加藤周一です。
ここから https://www.youtube.com/watch?v=tbTVvp4meBo
デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説を見てみましょう
加藤周一 1919-2008
昭和後期-平成時代の評論家。
大正8年9月19日生まれ。東京帝大医学部在学中から,押韻定型詩の文学運動「マチネ・ポエティク」に参加。昭和22年福永武彦,中村真一郎と「1946―文学的考察」を発表する。26年医学留学生として渡仏し,西欧文化を体験。33年医業を廃し,以後,カナダ,ドイツ,アメリカ,日本などの大学で日本の文学や美術を講じつつ,文学,美術,政治などの評論活動をおこなう。55年「日本文学史序説」で大仏次郎賞。63年東京都立中央図書館長。平成4年立命館大学国際平和ミュージアム館長。6年朝日賞。平成20年12月5日死去。89歳。東京出身。著作はほかに評論「雑種文化」,自伝的回想録「羊の歌」,小説「運命」など。
日本が
加藤周一
加藤周一は
「雑種」という言葉は、大きな反響を呼びました。
当然、批判もあったわけです。
それが、彼を、医者を廃業させ、評論業に特化させました。
日本は、白黒はっきりさせる文化ではありません。
すべてを受け入れ、しかも少しずつ残しているのです。
彼は日本文化を
雑種とは
実際その通りですね。
日本の文化をよく言い表していると思います。
雑種だからこそオリジナル。さらに受け入れて吸収していく力があるのです。
ただし、これまであったお手本がこれからはありません。
お手本がない時代に、どう立ち向かえばよいのか。
精神的なリーダーになっていかなければならないのかもしれません。
第99回、加藤周一です。
ここから https://www.youtube.com/watch?v=tbTVvp4meBo
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加藤周一 1919-2008
昭和後期-平成時代の評論家。
大正8年9月19日生まれ。東京帝大医学部在学中から,押韻定型詩の文学運動「マチネ・ポエティク」に参加。昭和22年福永武彦,中村真一郎と「1946―文学的考察」を発表する。26年医学留学生として渡仏し,西欧文化を体験。33年医業を廃し,以後,カナダ,ドイツ,アメリカ,日本などの大学で日本の文学や美術を講じつつ,文学,美術,政治などの評論活動をおこなう。55年「日本文学史序説」で大仏次郎賞。63年東京都立中央図書館長。平成4年立命館大学国際平和ミュージアム館長。6年朝日賞。平成20年12月5日死去。89歳。東京出身。著作はほかに評論「雑種文化」,自伝的回想録「羊の歌」,小説「運命」など。
日本が
加藤周一
加藤周一は
「雑種」という言葉は、大きな反響を呼びました。
当然、批判もあったわけです。
それが、彼を、医者を廃業させ、評論業に特化させました。
日本は、白黒はっきりさせる文化ではありません。
すべてを受け入れ、しかも少しずつ残しているのです。
彼は日本文化を
雑種とは
実際その通りですね。
日本の文化をよく言い表していると思います。
雑種だからこそオリジナル。さらに受け入れて吸収していく力があるのです。
ただし、これまであったお手本がこれからはありません。
お手本がない時代に、どう立ち向かえばよいのか。
精神的なリーダーになっていかなければならないのかもしれません。