香港は、ソウル同様、高層建築が立ち並んでいます。
ガイドさんによれば、そのほとんどはマンション、または公営住宅です。
香港は東京都の半分ぐらいの面積ですが、その40%は開発が禁止されています。
そのために、限られた一部の地域に700万人もの人々が暮らしているのです。
そのために、一戸あたりは狭くなります。
各地でタワーマンションが立てられていますが、まだ20万人もの人が公共住宅入居を待っていると書かれたものもありました。
そのサイトでは次のようにありました。
2017年までに賃貸型公共住宅79,000戸を市場に供給する見通しらしい。それでも需要に供給が追い付いておらず、目下、不動産バブル状態が続いている。政府統計による住宅相場は2012年で約25%上昇し、返還バブルによる1997年のピーク時を約30%も上回ったとのこと。住宅価格のメジアンと世帯年収のメジアンに基づいて計算してみると、住宅の平均価格は平均的香港人の年収13.5年分と算出される。因みに賃貸の場合も日本では給料の3分の1程度が健康的とされますが、香港では給料の半分が家賃で消えることも珍しくないそうだ。
それでも、ガイドさんによれば、古い公営住宅の家賃は3万円ぐらいからあるそうです。
さて、ソウルでも感じましたが、壁が薄いのです。
中央のエアコンの室外機が置いてある建物を見ると、階と階の間の床の薄さが何となく想像できます。
柱も細く、外の壁も厚そうではありません。
こんな建物も・・・
この理由は、地震がないからです。
日本なら、考えられない建築基準です。
マンションは、古くても満室状態です。
なぜか?
オーナーが取り壊すと言ったとき、居住者は周辺マンションの相場の8割が保障されるからです。
たとえば、古いマンションを3000万円で買っても、取り壊すときには7000万円もらえるということです。
香港では、工事現場の外囲いは竹です。これは中国本土と同じです。
そのため、街中でこのような光景が見られます。
これは何をつくっているのでしょうか?
みづきのきままな、海外生活もご覧ください。
中国事情(その57)香港の住宅事情。(始めてみると本当にすごい。他では見られない光景)
http://ameblo.jp/mizuki-jp/entry-11605524740.html
おもしろい写真が並んでいます。
香港の住宅事情というページもあります。
ここから http://silversack.my.coocan.jp/hongkong_life/hongkong_house.htm
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香港の消火栓
香港の自動車事情
香港の高層住宅
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香港の人々(1)
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香港 番外編(1)
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