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香港の高層住宅

2014-07-25 06:44:00 | 取材・旅行

 香港は、ソウル同様、高層建築が立ち並んでいます。



 ガイドさんによれば、そのほとんどはマンション、または公営住宅です。



 香港は東京都の半分ぐらいの面積ですが、その40%は開発が禁止されています。
 そのために、限られた一部の地域に700万人もの人々が暮らしているのです。
 そのために、一戸あたりは狭くなります。



 各地でタワーマンションが立てられていますが、まだ20万人もの人が公共住宅入居を待っていると書かれたものもありました。



 そのサイトでは次のようにありました。

2017年までに賃貸型公共住宅79,000戸を市場に供給する見通しらしい。それでも需要に供給が追い付いておらず、目下、不動産バブル状態が続いている。政府統計による住宅相場は2012年で約25%上昇し、返還バブルによる1997年のピーク時を約30%も上回ったとのこと。住宅価格のメジアンと世帯年収のメジアンに基づいて計算してみると、住宅の平均価格は平均的香港人の年収13.5年分と算出される。因みに賃貸の場合も日本では給料の3分の1程度が健康的とされますが、香港では給料の半分が家賃で消えることも珍しくないそうだ。



 それでも、ガイドさんによれば、古い公営住宅の家賃は3万円ぐらいからあるそうです。



 さて、ソウルでも感じましたが、壁が薄いのです。
 中央のエアコンの室外機が置いてある建物を見ると、階と階の間の床の薄さが何となく想像できます。



 柱も細く、外の壁も厚そうではありません。
 こんな建物も・・・


 この理由は、地震がないからです。
 日本なら、考えられない建築基準です。

 マンションは、古くても満室状態です。
 なぜか?

 オーナーが取り壊すと言ったとき、居住者は周辺マンションの相場の8割が保障されるからです。
 たとえば、古いマンションを3000万円で買っても、取り壊すときには7000万円もらえるということです。
 
 香港では、工事現場の外囲いは竹です。これは中国本土と同じです。
 





 そのため、街中でこのような光景が見られます。




 これは何をつくっているのでしょうか?


 みづきのきままな、海外生活もご覧ください。
  中国事情(その57)香港の住宅事情。(始めてみると本当にすごい。他では見られない光景)
   http://ameblo.jp/mizuki-jp/entry-11605524740.html
    おもしろい写真が並んでいます。

 香港の住宅事情というページもあります。
  ここから http://silversack.my.coocan.jp/hongkong_life/hongkong_house.htm

このブログでのシリーズ記事は・・・
香港に来ています
香港の消火栓
香港の自動車事情
香港の高層住宅
香港歴史博物館
香港の人々(1)
香港と中国
香港の人々(2)
香港の漢字
香港での食事(1)
香港での食事(2)
香港 番外編(1)
香港 番外編(2)
香港 夜景ビジネス-1-


このブログでの他のシリーズは・・・

ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-  タイ・バンコク 見てある記-1-  シェムリアップみてある記 -1-  香港に来ています  台湾レポート-1-  平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-  職場旅行(1) 京都ぶらり-1- なごや探索 出雲 函館 京都散策  さわやか中欧 見てある記 -1-   美濃 見てある記 -1-  東京散策 みちのく三陸海岸 見てある記-1- 滋賀探訪 新城FWに参加しました-1- 碧南FWへ行ってきました -1- 安城へ行ってきました1 -本證寺- 「勝鬘寺と大久保氏ゆかりの上和田城址」(岡崎市)-1- 北陸探訪 -1- 剱神社 近江FW  長久手FWへ行ってきました -1- 遠州FW -1- 小牧FW -1- 末森城周辺FW-1- 「宮宿」-1- 大野城・大草城-1- 「鳴海宿」-1- 富士周辺五名城と諏訪の旅-1-  犬山城周辺 -1- 近江FWⅡ 安祥城周辺-1- 「有松宿」-1- 堀川七橋めぐり-1- 松平郷周辺FW -1- 桑名城 -1- 「池鯉鮒宿」-1- 名古屋城-1- 「岡崎宿」-1- 東美濃FW -1- 刈谷小牧羽柴軍陣跡 -1-近江FWⅢ-1-三河山中城-1-小口城周辺史跡-1-安芸の秋-1-

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