あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育会議(第3回)

2016-06-04 05:06:59 | 教育関連情報
小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育会議(第3回)配付資料を紹介します。

ここから http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/shiryo/1371637.htm

中央教育審議会教育課程部会小学校部会(第6回)におけるプログラミング教育に関する主な意見
(参考資料)委員名簿


例えば次のような意見が出ています。

○ 小学校は教科担任制ではなく、一人の先生が全て教えている。また、何々教育というものが次から次に入ってきており、次期学習指導要領においても、中学年における外国語活動、高学年における教科の外国語が入ってくる中、なかなかコマ数が取れないので、短時間学習でやるといった議論を行っている。その中で、新たにプログラミング教育を入れることについては、内容自体が不要だとは思わないが、具体的に小学校の学習環境の現状において、誰が一体どの枠を使って行うのか、実現可能な道を考えてほしい。

○ プログラミング言語を教えるのではなく、社会の中でのプログラミングの役割、論理的思考を学ぶとすると、既存の教科の中での論理的思考を教えるということと、どう関わるのか。例えば、総合的学習の時間の中で情報を扱っている学校の場合、どう扱うのか。また、中学校・高校での情報教育との関係も明確にする必要がある。

○ 内容を増やすばかりでは、到底小学校の先生はやり切れないと思う。新しいことをやるのであれば、それなりの人員と条件整備が必要である。デジタル教科書の導入等、ICTの活用についても、地域格差が懸念されている。このような段階で、次から次に新たなものが出てくると、小学校の先生の疲弊感は強くなるばかりなので、実現可能性を考えてほしい。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。