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世界を見る目が変わる50の事実-10-

2010-09-30 05:50:13 | 社会科こぼれ話
国連ミレニアム開発目標(MDGs)サミットにちなみ、ジェシカ ウィリアムズの評判の書 『世界を見る目が変わる50の事実』(草思社)の内容を社楽的に読むシリーズ。



第10弾は、世界の5人に1人は1日1ドル未満で暮らしている。

ミレニアム開発目標(MDGs)の目標1は、極度の貧困と飢餓の撲滅「2015年までに1日1ドル未満で生活する人口の割合を、1990年の水準の半数に減少させる。」

まさに、今回のサミットの一丁目一番地です。

1ドルは84円とすると、1日84円は、1年で30,660円。

UNICEF発行「2006年 世界子供白書」によると、1993-2003年の時点では、世界の21パーセントの人が1日1ドル未満で暮らしています。
ほぼ全てが開発途上国と後発開発途上国とに分布しています。

いわゆる最貧困層と呼ばれる人々で、世界中に約11億人いるといわれています。



えらく大きな地図ですが、見やすくするために大きくアップしました。

出典は、http://www.chizuyainoue.jp/economy/less_1_dollar_a_day.html# です。

今回のサミットにより、目標に近づけるように期待します。

JICAによる円借款のページです。
 http://www.jica.go.jp/activities/evaluation/oda_loan/after/2005/pdf/intro03.pdf

http://www.jica.go.jp/activities/evaluation/oda_loan/after/2005/pdf/intro03.pdf



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