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社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

愛教大附属名古屋中学校研究発表会

2012-10-06 06:53:24 | 日記
 昨日、愛教大附属名古屋中学校で行われた研究発表会に参加ししました。



 多くの生徒が、気持ちのよいあいさつで迎えてくれました。微笑んでいるのがすばらしい。

 はじめに合唱を聴きました。「大地讃頌」「信じる」です。



 心に響く歌声でした。

 ただ、男声のピッチが上がりません。発声練習は十分だと思うのですが、高い音がつかまえきれないのです。
 発声法が十分にできていないのが原因ですが、おそらく指導者は女性なのでは?
 
 女声がうまく、男声が伸びきれない学校の指導者はたいてい女性なのです。
 もちろん、逆もあります。
 イメージが身近にないからです。
 合唱指導は、男性・女性と2人いると良いですね。



 その後に研究発表



 「学校で学ぶ意義」から入ったのは正解だと思いました。
 説得力を感じます。

 
 
 授業は社会科を見ました。
 
 テーマは


 「律令国家を崩壊させたのはなにか」を話し合いました。

 「摂関政治」「武士の怒り」「院政」の切り口はわかるのですが、2つの判断基準、権威の低下か新しい力の台頭かがよくわかりません。この2つは裏表なので、話し合っても答えは出ないのでは?と思いました。

 そもそも、律令制は、10世紀中頃には崩壊したのが定説です。

 ここでいう「律令国家」の定義が曖昧でした。

 持っていきたかった概念的知識は、「為政者が自分の利益を考え始めると国家は崩壊する」というものです。
 そうあってほしいという点ではわかります。

 ただ、それ以前は自分のことを考えていなかったのか?

 数々の後継者争いや度重なる遷都が、国家・国民のためだったのか、吟味する必要があります。

 それにしても、発言した16名の生徒は高い言語力で考えを説明していました。

  自分自身とても刺激になり、参加してよかったと思いました。ありがとうございました。

 

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