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日本人の生活が益々苦しくなる理由

2012-04-03 06:33:47 | 日本を見つめる世界の目
チャイナネットが日本人の生活が益々苦しくなる理由
という記事を載せています。

http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2012-04/01/content_25047761.htmから一部引用します。

日本はかつて世界の経済氏(紙?誌?)に名を刻むほどの奇跡を起こした国である。国民の生活レベルと質を多くの人々が羨み、目標にしていた。しかし今、日本は古参の先進国であり、世界第三の経済体であるが、国民の生活は日々厳しくなっているというのが現状だ。「日本新華僑報」が伝えた。

厚生労働省が3月28日に発表した最新の統計速報によると、今年1月末時点で、日本全国で生活保護を受給している人は209万1902人に達し、昨年7月に比べ4万人の増加となり、過去最多を更新、戦後に生活保護を申請した人数を上回ったという。

(中略)

日本政府の債務がどんどん増えている一方で、財政収入は徐々に減少している。日本の2011年度国家予算によると、政府の財政収入はたった41億円で、予算の半分にも満たなかった。

(中略)

今、重要なのは、財政の収入ルートを広げることである。しかし現実は厳しいもので、唯一財政収入を増やす方法は消費税を引き上げることなのだ。野田首相は消費税引き上げに意気込んでおり、この方法によって事態が好転することを切望し、債務が雪だるま式に膨らむのを食い止めようとしている。

消費税の引き上げは国民からしたら、彼らの「血」を吸い取るようなものであり、政府が無力の証拠でもある。日本政府は2015年までに消費税率10%引き上げを実現する方針で、財政再建の重要な第一歩にしたいと考えている。消費税率引き上げ法案は民主党内では賛成多数だが、国会で可決されるかどうか、また可決されたとして国民に受け入れられるかどうかと言うのは未知数である。少なくとも、野田首相の支持率が着実に下がっている事は明らかだ。何はともあれ、日本経済が苦境から脱し、国民生活が好転するには様々な難関を潜り抜ける必要があるだろう。(蒋豊)


実にシビアに書かれていますが、外国紙だからこそ。

外から見ているので、むしろリアルでもあります。

視野を広くするためには、外国紙から日本を見ることも必要です。

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