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都道府県の名前の由来 -北陸・甲信越-

2017-03-29 06:08:25 | 社会科こぼれ話
中日サンデー版に、都道府県の名前の由来が載りました。

地名の由来を知ることは、地理への興味・関心を高めるためにはとても大切です。

今回は、


新潟:いろいろな説があります。

もともと信濃川河口部に「新潟」と呼ばれる潟があったという説

信濃川河口部の地形の変化によりできた島などにできた新しい集落を「新方」(にいかた)と読んでいたのが「新潟」(にいがた)になったという説

もとは新潟島の海岸部にある村だったのが現在の古町のあたりに移転したときに、海岸部の村に対して移転先を「新方」(にいかた)と読んでいたのが(にいがた)と呼ばれるようになり、「方」に「潟」の字を当てて「新潟」(にいがた)となったという説


長野:扇状地などの傾斜面につけられた地名。素朴な命名です。


山梨:ここにある通り、くだもののヤマナシがたくさんとれたから、山をならして平地にした「山ならし」からきているなどの説があります。他にもあるようです。


富山:富山といえば立山です。
富山の市街地のすぐ近くに屏風のようにそびえている「立山連峰」は、まさに「富める山」です。
富山の位置が「深山」に対する「外山」という説もあります。


石川:石川、とは現在の白山市を流れている手取川のことです。
昔、この川はよく氾濫し、大きな石をも流す暴れ川でした。そこでこの手取川を「いしかわ」と呼んだことからこの川の周辺が石川郡と名付けられました。


福井:福井城は元は「北ノ庄城」でした。「北」の方角は鬼門であり不吉なので「北ノ庄」から「福居」に改名され、さらに「福井」となりました。
1624年福井藩第3代藩主 松平忠昌によります。

天守台のそばには「福の井」という井戸があり、この井戸が「福井」の由来となったという説もあります。


福井以外は、地形など単純な理由から名付けられているのが特徴です。



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