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安芸の秋-9-

2025-01-03 07:25:02 | 取材・旅行

2024年11月1日(土)、12月1日の2日間、広島(安芸)へ行ってきました。その様子を12回にわたって紹介しています。今日はその9回目。

ただ、かなり忘れており、曖昧なところもありますが、間違いはご指摘ください。

今回の訪問地です。

今回は、宮島・厳島神社です。

JR宮島口まで、ホテルのマイクロバスで送っていただきました。

歩いて桟橋まで。途中地下道がありました。

広電宮島口駅。

この船に乗ります。

グランヴィリオホテル宮島 和蔵が見えました。

何だ!この建物は?

平等大慧会という宗教団体の海の見える杜美術館

景観の破壊という声も!

約10分で到着しました。

宮島桟橋です。交通系ICカードで乗船できます。片道200円。

案内図です。

ローソンの色も地味ですね。

世界文化遺産記念碑

1996年(平成8年)12月7日登録、メキシコのメリダ市でユネスコの第20回世界遺産委員会で「世界文化遺産」に登録が決定しました。

ユネスコ世界遺産条約とは「世界的に価値の高い、人類共通の自然、文化遺産を各国が協力して、保存を図ろう」というもので、厳島神社と前面の海、背後の弥山原始林を含めた431.2ha(宮島の約14%)が登録されました。

それを記念して、平成12年11月、彫刻家 児玉康兵(こうへい)の手による石碑がつくられました。中央の穴からは厳島神社を望むことが出来ます。

鹿がいました。

日本三景でもあります。

ミヤトヨ本店です。現在では、「手焼きもみじ饅頭」が食べられる宮島で唯一のお店です。

シンボルの大鳥居。両部鳥居です。

厳島神社の大鳥居は、社殿から約160mの海上にある、高さ16.6m、棟の長さ24.2m、主柱(しゅばしら)まわり9.9m、総重量は約60t。

木造の鳥居としては、日本最大で国の重要文化財に指定されています。

出典 https://www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_ootorii.html

説明です。

沿革を文字起こししてみましょう。


厳島は太古よりその山容に霊気を感じ、島全体が神として信仰されてきた。
社伝によると、嚴島神社は推古天皇元年(五九三)に、この地域の有力者であった佐伯鞍職(さえきのくらも)によって創建されたのが始まりとされる。
仁安三年(一六八)当時の太政大臣 平清盛公によって寝殿造りの様式を取り入れ造営されたものが現在の社殿の礎となっていると伝わる。
鎌倉時代の二度の火災を始め、台風等に幾度となく被災するも、その時代の人達の尽力によって修復されてきた。
社殿群は国宝及び重要文化財に指定されており、平成八年(一九九六)に、世界文化遺産に登録され現在に至っている。


参拝入り口です。すぐに、客神社本殿があります。

次の五柱が祀られています。

現在、工事が行われています。

鏡の池。厳島八景の一つです。

ちなみに、光明院の恕信[じょしん]さんいうお坊さんらが厳島八景を選びました。
西から
「大元桜花」[おおもとおうか]
「滝宮水蛍」[たきのみやみずぼたる]
「社頭明燈」[しゃとうみょうとう]
「鏡池秋月」[かがみいけしゅうげつ]
「御笠浜暮雪」[みかさはまぼせつ]
「谷原麋鹿」[やつがはらびろく]
「有浦客船」[ありのうらきゃくせん]
「弥山神鴉」[みせんおがらす]

奥が本殿です。

前回来た時には結婚式が行われていました。これが前回の様子。

ご祭神は宗像三女神(むなかたさんじょしん)

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)

田心姫命(たごりひめのみこと)

湍津姫命(たぎつひめのみこと)

天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)が高天原(たかまのはら)で剣玉の御誓(うけい)をされた時に現れた神々です。

高舞台も工事中です。

ちょうど、大鳥居の所に海の見える杜美術館が見えます。

個人的には、大迷惑です。規制はないのでしょうか?

客神社本殿です。本殿と同じようなつくりです。

能舞台です。平成3年の台風で倒壊しましたが、再建されました。

一対の狛犬の表情がすごい!

天神社です。

御祭神はもちろん菅原道真。創建は1556年、毛利隆元によります。
昭和27年(1952)3月25日 国指定重要文化財


反橋です。

説明は読めますね。結構渡るのは大変です。本当に使われたのかは・・・?

出口へ向かいます。

南の清盛神社に向かいます。

絵を描いている外国人の女性がいました。

大鳥居の間をフェリーが通ります。

清盛神社です。

清盛神社です。

「宮島の鹿は野生動物です」

消火栓の色も配慮されています。


大願寺

画像出典 https://itsukushima-daiganji.com/precincts/


大願寺には塀はありませんが山門はあります。中に一対の仁王像がありました。

不動明王の存在感がすごい!

写真撮影はできないので、画像を借りてきました。

画像出典 https://menamomi.net/miyazima/fudou.html

大願寺の平山真明住職は、 2006年4月2日明治の神仏分離令で損失した「護摩堂」を約140年ぶりに再建しました。 その中にインド産で約20tの白檀を用いた高さ4m重さ6tの不動明王が 鎮座しています。作者は松本明慶。 →松本明慶佛像彫刻美術館


大願寺に建立されている「平和観音像」です。

説明を引用します。

1954年発足の原水爆禁止宮島協議会が地元宮島の原爆犠牲者慰霊の要望に答え宮島仏教八ヵ寺、遺族、有志の協力を得て1955年12月陶製慈母観音像の慰霊碑を建立したそうです。
破損が目立ってきたので、1988年に宮島町社会福祉協議会、寺社関係者が平和観音建立実行委員会を組織して再建を目指し、広く町民の浄財を募り
1994年に開眼供養されたのが現在の石造座像の平和観音だそうです。 

引用元 https://blog.goo.ne.jp/yutaka901/e/f91bdcb0464356d1d0264a62e2c3d890


本堂です。

説明です。室町時代の寺社は、比叡山の例のように、総合商社のような仕事をしていました。

厳島龍神です。説明はhttps://itsukushima-daiganji.com/precincts/

【宮島】大願寺の知られざる歴史と、魅力をご紹介します!


小松内府平重盛御手植えの松

平重盛は平清盛の長男です。平重盛は重要な人物で、彼の死が平家没落を早めました。


日本の観光地の定番、人力車です。

金毘羅神社

厳島神社観光には、干潮・満潮の自国の把握は重要です。


三翁神社(さんのうじんじゃ)

由緒を引用します。


三翁神社は三つのお社がある神社です。それぞれのご祭神は以下になります。

中央殿は、厳島神社を創建した佐伯鞍職(さえきのくらもと)、鞍職の部下である所翁(ところのおきな)、神鳥が神懸かったという村の主である岩木翁(いわきのおきな)、8歳で入水し崩御した第81代天皇である安徳天皇(あんとくてんのう)、安徳天皇の祖母で、平清盛の正室であり、安徳天皇とともに入水した二位尼(にいのあま)、海の神様である大綿津見命(おおわたつみのみこと)、以上の六柱です。

左殿は、出雲大社のご祭神であり、国造りをした神で、大国主命の別名である大己貴命(おおなむちのみこと)、道ひらきの神である猿田彦命(さるたひこのみこと)、以上二柱です。

右殿は、平安時代末期の厳島神社の巫女で、平清盛の妾であった御子内侍(みこのないし)、同じく厳島神社の巫女であった竹林内侍(ちくりんのないし)徳寿内侍(とくじゅないし)、以上三柱と、それに加え若宮の各祖神が祀られています。

創建の具体的な年代は不明ですが、平安時代に平清盛が、近江の山王社(日吉大社)から勧請し創建したのが始まりとされています。明治以前までは山王社と称されていました。

出典 https://www.jinjyagoshuin.com/entry/miyajimasannou#%E3%81%94%E7%94%B1%E7%B7%92

寺社巡り 廿日市市宮島町「三翁神社」


豊国神社 五重塔

 千畳閣の隣に建つ五重塔は、和様と唐様を巧みに調和させた建築様式で、桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが美しい塔です。
 高さは27.6メートル。応永14年(1407年)に建立されたものと伝えられています。

 内部は完全な唐様で、一般の見学はできませんが、内陣天井に龍、外陣天井には葡萄唐草、来迎壁の表には蓮池、裏には白衣観音像などが極彩色で描かれています。
 塔内にあった仏像は、明治元年の神仏分離令により、大願寺に遷されました。

 また、この五重塔が建つ塔の岡は、厳島合戦で陶軍が陣を構えたと伝えられています

説明引用 https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/site/kanko/52161.html


豊国(ほうこく)神社  千畳閣(せんじょうかく)

天正15年(1587年)、豊臣秀吉が毎月一度千部経を読誦するため政僧・安国寺恵瓊に建立を命じた大経堂です。
 島内では最も大きな木造建築物で、畳857枚分の広さがあることから千畳閣と呼ばれてきました。
 秀吉の急死によって工事が中止されたため、御神座の上以外は天井が張られておらず、未完成のままの状態で現在に至っています。

 江戸時代、すでにここは交流の場・納涼の場として人々に親しまれていたようで、大きな柱には当時の歌舞伎役者一行の名や川柳などが記されています。
 明治の神仏分離令により仏像は大願寺に遷され、秀吉公を祀る豊国神社となりました。

説明出典 https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/site/kanko/52160.html

【一人旅】広島県宮島 豊国神社 通称 千畳閣【solo travel across Japan】


宮島口へ帰ってきました。

動画です。

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【五重塔 千畳閣】元バスガイドが教える宮島の歩き方〔♯004〕


明日に続きます。明日の第10回はカープベースボールギャラリー、原爆ドームです。

安芸の秋-1--2--3--4--5--6--7--8--9--10-、-11-


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