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スタンフォードの自分を変える教室 -2-

2013-03-21 06:25:41 | 哲学の窓
スタンフォードの自分を変える教室 -2-



 スタンフォード大学で、97%の受講生に影響を与えた「奇跡の授業」を書籍化した、『スタンフォードの自分を変える教室』を紹介します。


第2章 意志力の本能 ― あなたの体はチーズケーキを拒むようにできている

 第1章の復習ですが、意志力とは、「やる力」「やらない力」「望む力」という3つの力を駆使して、目標を達成する力のことです。

 そして、実践に移すために「マイクロスコープ」という課題と、「意志力の実験」が準備されています。

 第2章では、意志力は、ストレスと同様、自分自身から身を守るために発達した生物的な本能と説明しています。


マイクロスコープ1

なぜ「やりたくないこと」をしてしまうのか?

 自分の意志力のチャレンジにおいて、抑制すべき内的な衝動は何なのか明らかにしましょう。

 すなわち、誘惑に負けそうなときには、冷静に自分を観察しましょう。

 その対処法が次の4点です。

意志力の実験1

呼吸を遅らせれば自制心を発揮できる。

 呼吸の数を1分間に4から6回程度に減らし、生理機能を自己コントロールに適切な状態へもっていきましょう。

意志力の実験2

グリーン・エクササイズで意志力を満タンにする

 外へ出て活動しましょう-近所を5分間歩き回るだけでも大丈夫-ストレスが減り、気分も明るくなり、モチベーションもアップします。

意志力の実験3

眠りましょう

 昼寝をしたり、一晩ぐっすり眠ったりして、睡眠不足の悪影響を解消しましょう。

意志力の実験4

体にリラクゼーション反応を起こす

 横になって深呼吸をすることで、生理学的リラクゼーション反応を起こします。
 それにより自己コントロールや日常のストレスによる疲労から体が回復するのを助けましょう。



マイクロスコープ2

ストレスでいかに自制心が落ちるかを試す

 1日や1週間のうちでどんなときにストレスを感じるかを考えてみましょう。
 それは、自己コントロールにどのような影響を与えているのでしょうか。
 欲求を感じたり、かっとなったり、やるべきことを後回しにしたりしていませんか。

 ストレスが自己コントロールの敵かどうかを試してみるのです。

 できることからやってみましょう。

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