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日展、ピカソ展へ行ってきました

2016-02-07 06:56:42 | 日記
昨日は、日展ピカソ展へ行ってきました。

オアシスです。






日展です。



組織が変わっての第2回 東海展です。
以前よりも力作が増えたような気がします。

5部門で600もの作品を堪能してきました。

印象の残った作品は・・・

 阪脇郁子 菊川太夫 特選

 藤森兼明 アドレーション パラ ドオーロ

 曽 剣雄 物語

  神谷恒行 渦

 その他、ここから見ることができます。

 https://www.nitten.or.jp/exhibition/sakuhin.html
 
 子供たちには、良い絵をたくさん見せたいものです。

ピカソ 天才の秘密展です。





今回の作品は、ピカソの前半期のものです。

驚きは、ピカソが11歳の時の石膏デッサンです。
それは見事です。
そのほか、15歳のデッサンや自画像が展示されています。

ピカソは、画家である父による英才教育で、子供っぽい絵を一度も書いたことがないのです。
じつは、このことが、彼の画家としての人生に大きな影響を与えたと私は思っています。

そして、妹を失ってから、社会的弱者を独特の青い色調による雰囲気で描き出した「青の時代」 (1901-04)、ピカソ20歳ごろです。

その後、モンマルトルの洗濯船と呼ばれるアトリエで、絵に温かさを取り戻した「バラ色の時代」 (1904-06)

1907年、26歳で突然《アヴィニョンの娘たち》を制作し、キュビスムを探求しだします。

今回の展覧会は、ここまでの過程を理解することができます。

ピカソは、その後も画風を変えます。

最後には、児童画のような絵を描きます。
児童画の素晴らしさを世に訴えたのは、ピカソなのです。
それは、自身が描きたくても描けなかった幼少期を、取り戻そうとしたのかもしれません。

ピカソの天才性を、ぜひ直接お確かめください。




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