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韓国の教育情報化に驚いた。

2012-04-06 06:31:50 | 教育関連情報
韓国の教育情報化に驚いた。

教育のIT化について、韓国の様子が分かる記事が載っていました。

http://blogos.com/article/35604/からの引用です。

先週のデジタル教科書教材協議会で、趙章恩さんに韓国事情をプレゼンしてもらいました。その話が衝撃的。これほど日本が後進的だと思ったことはありません。

デジタル教科書の計画は日本より6年早く、デジタルネイティブを想定した教育環境が設計されています。デジタルの是非を議論している日本とは異なり、デジタルが当たり前という認識が現場にも定着しています。


デジタル教科書は、韓国では2014年に小中学校、2015年に高校で全面利用の計画です。
これに対して、日本では2020年目標ですが、この目標も疑問符がつきます。

続けます

その背景として、「教育とITで生きる」という韓国の明確な国民・産業界の意識があり、教育とITに資源を集中投下している実態もあります。先生はIT利用で評価が左右され、教材作りにも熱心。日本の現場から聞こえる声とは異なります。

そして何より、政治リーダーシップの違い。教育をはじめ国全体のIT化を強力に進める決断と、断固推進する実行力。国家管理色の強かった韓国が法律も変えて、デジタル教科書が現場主導で生まれる仕組みも揃えています。
(以下略)


韓国では、端末はどれでもよく、個人が買う方向に進んでいます。
PC、スマホ、タブレット、スマートテレビ、全デバイスから利用可能にしようとしています。
これに対して、日本ではコンテンツ程度。

確かにうらやましい部分もありますが、そうでない気もしています。

私の中では、ITはあくまで道具であり手段。
義務教育の目標は別にあり、「ITは使えた方がよい」程度の認識です。

韓国の方向を否定はしませんが、注視していきたいと思います。


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