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9月28日の社説は・・・

2013-09-28 21:49:41 | 社説を読む
首相の演説と柏崎原発が中心になりそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 首相国連演説―平和主義と言うのなら
・ 柏崎稼働申請―やるべきことが違う

読売新聞
・ 首相スピーチ 「日本は買い」を確かなものに
・ 柏崎刈羽原発 再稼働への険しい道は続く
 
毎日新聞
・ 楽天初優勝 物語の続き楽しみたい
・ 東電再稼働申請 福島事故の収束が先だ

日本経済新聞
・ 柏崎刈羽再稼働へ地元との信頼確立を
・ 強制起訴は見直しが必要だ

産経新聞
・ 首相NY演説 強い対外発信を継続せよ
・ JR西3社長無罪 企業の「安全責任」は別だ
 
中日新聞
・ 汚染水と国会 実態解明へ責任果たせ
・ あまちゃん 明るく助け合ったよね

※ なんと、中日は「あまちゃん」でした。

 記録的な人気を記念して、全文を引用します。


放送終了をこれほど惜しまれたドラマがかつて、あっただろうか。朝ドラ「あまちゃん」。今日最終回。地味で暗くて、存在感もなかったはずのヒロインは、どうしてこんなに愛されたのか。

 あまちゃんへ。

 とうとうお別れの朝になりました。秋の気配と相まって、寂しさもひとしおです。

 全国に広がるこの感傷を「あまロス症候群」と呼ぶのだそうですね。62・9%(関東地区)というテレビドラマ史上最高の視聴率を記録した、あの「おしん」にも、見られなかった現象です。

 人気の秘密は、さまざまに語られます。

 「スカ」というジャマイカのリズムを取り入れたオープニングテーマがいきなり、耳に残って離れません。ヒロイン、アキの三陸なまりも同じです。

 薬師丸ひろ子と小泉今日子。かつてのこの二大アイドルの共演をはじめ、随所にちりばめられた八〇年代テイストも、普段はあまりドラマを見ない、四、五十代の“男子”を引き寄せました。小劇場、あるいは漫画を思わせるスピーディーでリズミカル、アドリブとユーモア満載のセリフのやりとりも、自らも俳優として舞台に上がる宮藤官九郎脚本ならではの魅力だったと言えるでしょうか。

 そうそう、はじめから流行語になることを約束されていたかのような、じぇじぇじぇという感嘆詞の存在感も忘れてはいけません。

 けれども、何より心に残るのは、全編に通ずる秋空のようにからりと晴れたあの明るさです。東日本大震災という未曽有の悲劇を避けて通れない設定のもと、無理なく貫かれた朝ドラらしい明るさに、被災地以外の視聴者も、元気とやる気をかき立てられました。

 地味で、暗くて、向上心も協調性も個性もない女の子。そんな異色のヒロインが、都会で、田舎で家族や地域の人々と励まし、助け合いながら、周囲とともに伸びやかに成長していく物語。個人主義のこの時代には珍しい、明るい群像劇でした。

 「明日は海開きでがす。今年はウニも帰ってきたし、去年のリベンジでがす。いっぺえ潜って、いっぺえ採って…」。宮本信子さん演じる“夏ばっぱ”の昨日のセリフです。

 このような多くの言葉をビタミンにして、毎朝を元気に迎えることにします。東北も、私たちも。助け合って、がんばって。


 出演者はじめ、制作に携わったみなさんにお疲れさまの言葉を贈ります。

 ありがとうございました。

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