8段階の外交表現/東急総合研究所
外交上において、国家が自国内や他国に対して自らの意思を伝えるとき、末尾に「懸念」、「憂慮」、「遺憾」、「非難」といった言葉が用いられているのをニュース等でよく見かけると思う。これらの表現例は、相手を批判する場合に用いられるものであるが、その時々の状況に応じて適当に発せられているわけではない。日本の場合、8段階の外交表現(外交プロトコル)を基本として批判の度合いを示し、相手国や国際社会に対して自国の立場を明確化している。ちなみに、アメリカでは5段階の批判表現を使用している。
懸念、憂慮、遺憾、非難 のどれが強いのか、生徒に考えさえても面白そうですね・・・。