日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

初夢

2015-01-04 22:05:43 | Weblog
皆さんは初夢を見ましたか?

私はバッチリ見ましたよ~!!

娘が楽しそうに歌をうたい、おしゃべりが大好きな2年生の生徒さんがピアノを弾く夢です。

なんだか幸先のよい楽しい夢でした。



夏の「子どもたちのピアノコンサート」に向けて、みんなにどんな曲を弾いてもらおうか

年末からあれこれ考えているところです。

大きい生徒さんは自分でたくさん調べて迷っているようです。

迷うことも楽しみの一つです。



私が生徒さんの選曲をする時、第一に考えるのはその子に合っているか・成長につながるかということです。

わざと易しい曲を選んでじっくりと中味を追求することもあれば、背伸びした曲で大ジャンプを狙うこともあります。

年に何度も本番がある場合は、ちょっと息抜きというか、お楽しみの曲を選ぶこともあります。



それから、どんな時でもその曲を選んだ私の心に自慢や見栄が無いことが大切だと思っています。

「この子はこんなに難しい曲が弾けます。派手なパフォーマンスができます。」が苦手なのです。。。。

曲自体は素晴らしくても、その時のその子の状況に合わない選曲をしてしまうと

お客様に下心が見えてしまって、品格が損なわれる場合があるのです。

ちょっと聴くと弾き映えのしない曲だなぁと思っても、勉強するうちにどんどん奥深さを感じられるようになり

最終的に感動していただける演奏になることはよくあります。

その延長線上に有名な大曲があって、ぴったりのタイミングでその曲を演奏できたらこれほど幸せなことはありません。

そうやってずっと温めてきた憧れの曲が弾けた生徒さんの顔を見る時、私もすごく嬉しくなります。



何年も前に恩師の発表会に出していただいていた頃、先生の生徒さんたちの演奏を聴くのが大好きでした。

小さい生徒さんの短い曲でも、大人の趣味の方でも、学生さんでも、みなさんそれぞれが謙虚に音楽と

向き合っている姿がとても印象的でした。

先生の願いが通じてこういう空気が流れているんだなぁと思い、そこに一緒にいることが心地よかったです。

選曲も良くて、いつかこんな教室にしたいなぁという気持ちを抱きました。

そういう記憶が強く残っているのでこんなふうに思うようになったのかも知れません。



そんな事を毎日ぼんやりと考えていた時に見た初夢が本当にほのぼのとしていて

教室のみんなに、音楽をこういう気持ちと表情でずっと続けていってほしいなぁと心から願いました。

明日からは通常レッスンが始まります。

私はちょっと遅い弾き初めです!!


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