
11月10日(日)秋晴れの午後に発表会が無事終わりました。
出演して下さった生徒さん、いつもサポートして下さっているご家族の皆様に御礼申し上げます。

今回は南陽市宮内のMIYAUCHI2632という会場をお借りしました。
木目の美しいピアノは、恩師のお家にもともとあった楽器です。
私も高校生の頃、このピアノで練習させていただいたことがあり、懐かしい気持ちになりました。
グランドピアノとしては小さいのですが、意外とパワフルなピアノでした。
会場の雰囲気にもとても合っていて、リハーサル中にはホワンと響き渡る音色が心地良かったです。

リハーサル中の写真です。いつも講師演奏では必死な私たち(笑)
今回は大好きなチャイコフスキーの「くるみ割り人形」から抜粋してメドレーを演奏しました。
最初の頃から合同で発表会をさせていただいている先生と、近年は連弾が恒例となっています。
もともと持っているテンポ感や間の取り方など、似ているところはありましたが
毎年一緒に弾かせていただいているので、だんだん二人の音質が近付いてきました。
今年は幼稚園組がとても多く、今までで一番平均年齢の低い発表会となりました。
この会がデビューだった生徒さんも数名。
おじぎや座ってからの姿勢のことなど、レッスンでは繰り返し指導してきましたが
本番の緊張を初めて体験して、それどころではなかった生徒さんがたくさんいました。
顔面蒼白で演奏した生徒さんもいました。
ものすごく真剣に演奏して体が固まってしまった生徒さんもいました。
知っている曲を思わず口ずさむかわいらしい姿や、お友達の演奏を真剣に見つめる姿。
普段のレッスンでは見られない表情をたくさん見ることができました。
みんなそれぞれ本当によく頑張ったと思います。
この経験を繰り返すことで、いつか憧れの曲を弾くことが出来るようになったり
誰かの憧れのお兄さん、お姉さんに成長していってくれることでしょう。
未来が無限に広がっている小さなピアニストたちに、心からの拍手を送りました。

娘も緊張していたようですが、ペツォールトのメヌエット ト長調(連弾)と、フックのメヌエットを弾きました。
毎日よく練習したと思います。
撤収したらエネルギーが完全に切れてしまいました。
やっとのことで米沢に帰り、夕食も喉を通らず、寝込みました。
次の日起きられなかったらどうしようと心配になりましたが、通常の月曜日がやって来ました。
午前中みっちり義母と経理の勉強をして、正気に戻りました。
今週は平日のレッスンはお休みです。土曜日から通常レッスン再開です。
年末に向けて、クリスマスの曲などを弾きながらゆっくり楽しいレッスンをします。