今日も9月とは思えない気温です。
湿度はだいぶ低くなってきたようで、昨日は洗濯物がよく乾きました。
台風が来ている九州地方は大丈夫でしょうか。
ピアノ教室に通っている幼稚園~小学生の生徒さんたちへ。
自粛中の課題曲CDが完成しました。次回のレッスンでお配りしますね。
今年の5月、コロナウイルスの感染防止のために教室をお休みしました。
それぞれの生徒さんにお休み中の課題を作り、取り組んでもらいました。
リモートレッスンまでは出来ませんでしたが、動画を送ってもらったり
ラインで質問に答えたり、プリントの問題を解いてもらったりしながら
なんとか1カ月を乗り切りました。
レッスン再開時に、課題曲を確認して録音しました。
このCDは、発表会のように練習やレッスンをこれでもかと繰り返して録音した物ではありません。
ある意味ではこれが生徒さんたちの「今現在」のありのままの姿なのだと思います。
こちらから引き出さなくても自然と出ている個性がよく分かります。
のびしろがたくさんあって、これからがとても楽しみな生徒さんもいます。
もっともっと良さを出してあげたくて、そのためには私自身さらに
身を引き締めてレッスンをしなくてはいけないと、張り切っています。
CDを何度もよーく聴いて下さい。
自分の演奏だけではなく、他の生徒さんの演奏も同じくらいよく聴いて下さい。
出来れば、お家の方も一緒に聴いて下さい。
たくさん感想を出し合って、次はどんな演奏をしたいのかという前向きなビジョンを持ってみて下さい。
先週の土曜日のレッスン中に、ある生徒さんと保護者の方と
「ピアノを習って本当に良かったね」という話になりました。
色々な音を聞き分けることのできる耳を持っていて、手も大きくなって
だいぶ集中力もついてきたので、弾ける曲が増えて楽しそうな生徒さんです。
それでも、お家での練習は楽しいばかりではないそうです。
うまく弾けない悔しさで泣いてしまったり、そばで見守るお母さんも
キーっとなる気持ちを一生懸命こらえていたり。(時にはあふれてしまったり!?)
それでもピアノが好きと言ってくれるなんて、本当にありがたいことです。
「ほめて伸ばす」は大事なことです。
根本にはいつもお子さんを信じて喜ぶ気持ちを持っていてほしいです。
そして、必ず直面する「出来ない時のイヤ~な気持ち」になった時、諦めずに
弾けるようになるまで続ける習慣がつくかどうかも同じくらい大切です。
私も娘の練習を見守っている母親ですが、親にとってもけっこう苦しかったです。
今は娘にとって「練習すればいつか弾けるようになる。出来るまで諦めない。」は普通のことになりました。
生徒さんがイヤな気持ちになっている時に上手にお付き合いしてあげたいですね。
さて、次はいよいよ今年のしめくくりのDVD発表会が待っています。
秋~冬は3密回避徹底!!ということで、例年と同じスタイルでの発表会は中止。
レッスン時間内にDVD撮影をすることにしました。
お客様はいなくても、これが本番です。
異例なことばかりの一年ですが、それでもピアノを弾き続けて良かったと
思っていただけるようなDVDを作りたいです。
そのために、毎回のレッスンを大切にしていきますので
どうか皆さん、一緒に最後まで演奏を磨いていきましょう。