日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

ピアノと接する時間

2019-02-16 20:00:03 | Weblog
11月の発表会、クリスマス、お正月のアレンジが傷んできてしまったので

春らしくチューリップを飾ってみました。

前から欲しかったシンプルな透明な花瓶とめぐり会ったので

茎の緑まで楽しめて幸せです。



ここ2週間くらいで、娘とピアノの関係を見つめ直してみました。

実際にピアノに触れる時間も大切ですが

聴いたりピアノのことを考えている日常の時間が圧倒的に足りませんでした。

何回弾いても出来ないフレーズがあり、涙ぽろぽろ。

めちゃめちゃ悔しそうなのに、自分から練習しようとはしないし

ピアノの部屋を出ればケロッと忘れて遊んでいます。



そこで、何気ない時にそのつまずいたフレーズを歌うことにしました。

「お母さんが歌い出したら、合わせて伴奏のリズムをたたく」ゲームの開始です!

テレビタイムやお風呂の中や布団の中。

ひたすら二人でゲームを繰り返して、さあいよいよ練習!

昨日のリベンジ!!ピアノで弾いてみたら一回で出来ました。



それとは別に、車の中でもピアノの曲をかけることにしました。

娘のためにラジオは封印しました。



嫌がるようならやめようとしばらく様子を伺っていましたが

自分で好きな曲を何度もリピートして歌ったり

楽しんでいるようで良かったです。



私は小さい頃、毎日レコードでモーツァルトのソナタを聴かされていました。

母のレッスンを薄いドア一枚隔てて毎日聴いていました。

小学校の帰り道にある教会からは、そこで習っている子たちの

ピアノが毎日聞こえていました。

大学を卒業するまで、毎週のレッスンまでの残り時間をいつも気にして生活をしていました。

ろくに練習しないせいで、夜になると不安になって眠れなくなったりしていました。

良くも悪くもピアノに縛られるように暮らした日々。



娘と私は違う人間なので、私の気持ちを押し付けたり

私が出来なかったことを娘に求めるのはダメだと思っています。

でも…娘が何かを乗り越えようとしていると

私の心もグラグラ揺れ動いてしまいます。

親子とピアノの関係は難しい!けどかけがえのない時間です。

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