漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級  28-①の講評(私見) & 28-②対策

2016年06月19日 | 漢検1級受験歴
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
~「28-①答え合わせ」も、アクセス数すごい!!ご覧いただき、ありがとうございます!! 今後もご贔屓に👍~
~以下は、個人的な主観を交えた感想・意見です~
●講評・感想・・・
・今回は前回よりも確実に難度が上がっていたと思う・・・自己採点では前回より点数はアップの見込みだが、質的には今回のレベルは前回より高いと思う。
 理由①ひととおり回答するのに、時間がかかった(40分ぐらい)・・・ということは、それだけ、全般的に、考えさせられたり難しい問題が増えていたということだと思う。・・・昨年度の問題(第1回~第3回)はだいたい30分前後で回答できていた。
 理由②書き問題の難度アップ・・・単に国字が少なくなったということだけでなく、問題のレベルが質的にアップしたと思う。その質的アップにも2種類あって、①普段からの読書量が物をいうレベルの書取(決して難しい字ではないが、普段、読書していないと意外に書けない字や熟語) ②確実に1級レベルの熟語で、その意味をしっかり把握していないと書けない、思い浮かばないレベルの漢字・熟語・・・と2つの8難しい対応を迫られた・・・今後、この分野はちょっと厄介な分野になりそうな予感がする。
 理由③その他、相変わらず、引っかけ的な問題が散見された・・・問題の質が上がる(=時間に余裕があまりない)中で、この種の問題を出されるとちょっとシンドイものがあるのではないか(訓読みの「旰(く)る・・・「くれ(る)」としやすい」、当て字の水綿(あおみどろ)・・・水雲(もずく)と間違えやすい、など)
・分野別に見ると、
 ①読み問題:
  ア.音読み:ここは通常レベル(並み)だったか・・・
  イ.訓読み:「旰(く)る」・・・「くれ(る)」はたぶん✕。現行訓読み表示では「く(れる)」。今後、この種の訓読みの送り仮名には注意する必要があるかも知れない・・・といっても、こういう読みかたで出されると対処の仕方が難しい・・・普通の出題なら「旰れる」と出しても良さそうな問題なのに、古語風、昔風の読み方で出されると、ちょっと辛いものがあるな・・・
 ②書き問題:前段で書いたように、「シタナめずり」「ナし崩し」「ゼンショウ戦」などは、そんなに難しい漢字や熟語ではないが、すぐには出てこない、悩ましい問題なのではないか・・・1級の学習というよりも普段の読書などで漢字の素養を高めるようにするしか手はないかもしれない・・・。一方で、「耿介(の士)」・・・これは1級対象漢字でもあり、かつ、ちょっとなかなか出てこない熟語かも知れない。・・・と、2種類の質的な難度が書き問題には出来したということか・・・今後、要注意分野かも。
 ③語選択問題:この分野は、合格をめざすレベルの方には、いつも、1、2問は難度高い熟語があるか・・・。
 ④四字熟語:
 ア.問1:すべて、漢検四字熟語辞典、しかも「大見出し」項目からの出題・・・今回も易しいレベル。
 イ・問2:今回から出題形式変更・・・今回は易しかったが、次回以降、要注意かも・・・今後、割と、フリーハンドに出されるような分野になりそう・・・とはいっても、当面は、漢検四字熟語辞典の範囲内だとは思うが・・・今後は、たとえば、当ブログでも紹介したような「季札“挂剣”」の読みと意味などのように、漢検四字熟語辞典には記載してあるが説明のあまりないものや、類義語・対義語の項にある熟語や人名・地名を含む四字熟語なども
出るかも知れない・・・今後は要注意分野かも。
 ⑤熟字・当て字:漢検漢字辞典の巻末さえやっていればほぼ取れる出題ではあるが紛らわしい当て字出題が最近散見されるので、ここもしっかり覚えておく必要はあるかもしれない。
 ⑥熟語の読み・一字訓読:出来はしたが、ちょっと訓読みのほうは考えさせられ、迷わされた読みも幾つかあった・・・意外に難度大かも。
 ⑦対義語・類義語:今回は前回よりかなり難化したか・・・。「賛襄」なんて、ちょっと浮んで来なかった、他も意外に考えさせられた・・・でも、漢検漢字辞典をしっかり(というか相当みっちり)読みこなしておけば対処可能・・・。
 ⑧故事成語類:前回よりは若干難度高めかもしれないが、易化している分野。過去問や色々なブログを漁れば、ほぼ対処可能な分野。
 ⑨文章題:四字熟語の片割れや過去の読み問題や書き問題などからほぼ回答できるものが多かった・・・前回並みか前回よりほんの少し難化という程度・・・ちなみに、「キョショ(居諸)」は、当ブログの模試または同義語分野で出題した「日月」=「居諸」、あるいは、四字熟語辞典の「日居月諸」を知っていれば容易に思い浮かぶ・・・
●反省
・今のところ、3問の間違い・・・ちょっと悔しいが力不足だったか・・・「旰(く)る」は試験中も“もしかしたら”そういう読みかとも思ったが、「くれ(る)」の方が通りやすいと安易に判断してしまった・・・送り仮名もしっかりしないとダメ、「耿介」は帰宅途中で思い浮かんだが、それこそ“後悔”先に立たずだった・・・また、「賛襄」・・・これはハッキリ言って“参りました”って感じでした。まだまだダメだな・・・反省というか、今後の対処の仕方はなかなかしんどいレベルになってきたなあという印象を受けている。
●今後の学習・・・
・28年度第2回に向けての学習の方向・方法は、上記のとおり、ちょっと、より高度なレベルに対応できる学習方法を考えていかないといけないと感じている・・・が、
・当面、
 ①ブログの「熟語の読み・音訓整理」の再開と次回までの完了をめざす。
 ②「漢検漢字辞典第2版」を更に精緻に読み込み、必要に応じて順次公開していく。
 ことを行っていきたいと考えています。
・ははは、満点の壁はなかなか厚いな(^^;) ま、まだ楽しめる・・・ちょっと骨休みして、また、精力的に漢検1級関連のブログを書き続けていこうと思ってます。手賀沼散歩もカラオケもレオンもトラも楽しいが、やっぱり、漢字の学習(&漢検1級受検)が最高に楽しくて面白いな👍
👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント (2)
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漢検1級 平成28年度 第1回 答え合わせ

2016年06月19日 | 漢検1級受験歴
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●みなさん、お疲れ様(^^;)・・・答え合わせをお願いします。もし、間違いなどあるようでしたらご指摘賜ると幸いです・・・。
●予告があったのかどうか知りませんが・・・出題形式が若干変わって面喰いましたねえ・・・
 ①書き問題が20題へ(うち、国字は2題のみ)
 ②四字熟語・・・問2は、準1(今でもか?)の出題形式?へ・・・別掲の四字熟語群から意味をくみ取って熟語2字の読みを記載へ
●今回は昨年度よりは若干難度高くなったような・・・さすがに漢検さんも若干軌道を上方修正か、それとも年度第1回なので、少しく難度を上げただけか・・・今回だけでは次回以降の難度は判断できず・・・しかし、ちょっとは骨のある問題が出た・・・
●皆さんはどう受け止められたでしょうか、自己採点結果や受験後の感想などをお聞かせいただけたら幸いです👋
●今回、私は、いまのところ、以下のとおりの自己採点・・・3問間違い・・・今のところですよ、あくまで(^^;)・・・今回は、少し楽しめました・・・。・・・間違いが、おそらく4問に増えた・・・その他、以下のとおり、一部、修正したり補筆したりしています(6/20)
では取り急ぎ・・・👋👋👋 

(1)読み問題
1.らいし
2.ちょうじょう
3.とうか
4.せいじ
5.たいえん
6.せんしょう
7.ひんしつ
8.へいら
9.ほうそ
10.せいか
11.しんい
12.せんしょう
13.しんしん
14.ていがく
15.かいたい 
16.しんけい
17.こうぼう
18.いつ
19.しょうび・そうび
20.ろうし・るし
21.にわ(か)
22.かなまり
23.つ(いて) *「たた(いて)」ではないと思うが・・・
24.あみ・うおあみ
25.まぶし
26.ははそはら
27.ぬす(めば)
✕28.く(る)   *と、読むんでしょうね・・・。旰(く(れる)」 ・・・ひっかかった! 「くれ(る)」にしてしまった・・・汚ね~!送り仮名も確り覚えておかないとダメかあ・・・。
29.たの(まん)
30.や(めて)

(2)書き問題
1.泥濘
2.舌舐
3.髑髏
4.敵愾心
5.祠
6.薬莢
7.敬虔
8.荼毘
9.捩
10.螺鈿
11.高庇
12.済(し崩し)
13.前哨    ・・・まさか、前哨“戦”まで書いてないだろうな・・・ちょっと不安。
14.飄逸
15.狡獪
✕16.耿介   ・・・う~ん、出てこなかった。苦し紛れに「浩介」・・・これじゃあ、“コウすけ”・・・人名じゃん!!
17.鰆
18.椹
19.遖
20.竕

(3)語選択
1.端倪
2.鶏肋
3.没義道・無義道  
4.赫奕
5.潺湲

(4)四字熟語
ー問1ー
1.竜驤
2.枕戈
3.蟄居
4.提耳
5.阿諛
6.廷諍
7.淋漓
8.無垠
9.細膩
10.璧合 
ー問2ー
1.けいけい
2.れいじょう
3.ふすう
4.けいきょく
5.しょきゅう

(5)熟字訓・当て字
1.かじかがえる
2.いりこ
3.はぜ
4.そばえ
5.ほたるぶくろ
6.ラマ
7.ほととぎす
8.うこぎ
9.あおみどろ  ・・・あぶない、あぶない、「水雲(もずく)」と間違えるとこだった・・・ 
10.パン

(6)熟語(音読み・訓よみ)
1-2 たくし ー うつ(す)
3-4 しゅんじゅん ー しりぞ(く) 
5-6 いんそく ー ふさ(ぐ)
7-8 しゅうれい ー つよ(い)、ちからづよ(い)
9-10 そくだつ ー いた(む)

(7)対義語・類義語
1.罹患
2.慇懃
3.俚語
4.髦俊   ・・・漢検得意の逆さま熟語。こういう、あまり聞いたことのない熟語は一度さかさまに読んでみると良い・・・「シュンボウ」・・・これで「俊髦」と思い起せたらシメタもの・・・これを逆さにすれば「髦俊」。
5.宥免
6.亀鑑
✕7.賛襄  ・・・「驂乗」が頭から離れず。どこかで見た熟語だと思っていたら広辞苑だった、整理ノートに手書きで書いてあった。
8.庶幾
9.緇素   ・・・へへへ、模擬試験でも出したような・・・
10.飛泉  ・・・へへへ、これも模擬試験でも出したような・・・

(8)故事・成語・諺
1.垂拱
2.反間
✕3.嘴  *何の疑問も持たず「箸」に・・・。でも、捨て「嘴」の模様。広辞苑に「捨嘴(すてばし)」あるも、ことわざの類は確認できていない・・・(私の尊敬してやまない泰斗からコメントでご連絡いただきました)
4.手臂  
5.鬼臉
6.蛆虫
7.瞑眩  *最初、「暝」と表示していたみたい・・・「目へん」の「瞑」に変更しました・・・。
8.螻蛄
9.菽水
10.廻瀾・回瀾

(9)文章題
1.睚眥
2.屠
3.鞅掌
4.塵埃
5.筺底・篋底 
6.諸彦
7.江湖
8.箕裘
9.邯鄲
10.居諸

ア.か
イ.しんい
ウ.えいかい
エ.どうかん
オ.さんみ
カ.そろ
キ.やや
ク.えんよ
ケ.がんかい
コ.きょうかん

👋👋👋 🐒 👋👋👋
コメント (8)
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