もう、昔みたいには
食べられないけども、味覚はまだ大丈夫だよ?
涙も、波も、いつまで続けられないけども、
一言一句、丁寧寧に、伝えたいよ。
一人で、泣いています。笑っています。風呂も入っています。
秋風に髪がなびいています。
あなたを今でも好きです。
涙は見せません。
まだまだ、時間があります。
この秋の夜空を見てください。
十三歳の時を思い出しませんか?
あなたは、私の街に引っ越してきました。
あなたに出会えて、幸せで、悲しくて、切なくて、自分の力のなさを悔やみました。
それからが、私の人生の、本当の歩みが始まりました。ありがとう。
あなたが、いたから出会えて、私は生き始めました。
十三歳でも。
そうなるんです。
ご飯を食べて。
もっと体を作って、お代わりをして。元気でいてください。
もっと笑って、そしてあの素敵な夕暮れを観て
大好きな、詩を読んで、大好きな時間を過ごしてください。
もっと、あなたの人生の、お代りをしてください。