FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

罪と罰、なのか。

2024-09-30 23:08:40 | 読書感想
このルポの作者は、
前作「ルポ川崎」で初めて知った。
絶対に無視できないルポライターだと前作の読了後確信する。

そして次にこれ。

内容の紹介は良いでしょう、もう。

っていうか、酔っ払っていてここですぐ書けないし。眠いし…

興味を少しでも持ったら、街中の本屋へ行って欲しいかな。

扱っているテーマは重い。でも。

文章に力があるので充分一気読み。

そして、後味は良い。

絶望ではなかった。

嫌な気持ちにはならなかった。

そこが大事。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北方謙三

2024-09-27 17:07:07 | 雑感等々
9/22㈰に情熱大陸に出ていたとは。

見逃し配信で早速チェック。
この作家も大好き。
漢とは、死にざまとは、友よ、滅びの美学、とか。
テーマが時代に合う合わないとかを越えて好き。
男同士も男女も、ベタベタになってないのもいい。
ハードボイルド小説はマッチョに陥っていないのもいい。
なによりこの人の書く文体が好き。
そして題名のセンスが抜群。

眠りなき夜
弔鐘はるかなり
君に訣別の時を
林蔵の貌(かお)
絶海にあらず

そして、なんといっても 「逃がれの街」
これは「逃れ」が正しい書き方なのに、敢えて「逃がれ」にしたらしい。この方が疾走感が生まれるからだと。

なんか初期の作品ばかりだが、20代のころに読んだものが印象的なのかな。

勿論、水滸伝もいい。こんどじっくり書きたい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森村誠一展

2024-09-27 16:36:36 | 雑感等々
35年前。
秋の夜長のボロアパート6畳一間で読んだ「人間の証明」。
殺人シーンで本当にその現場に居合わせたような嫌な気分になった。
そのくらいリアリティがあったのを思い出した。
出身地の熊谷市で過したこともあるし、町田市在住の小説家だったのでとても身近な存在に感じる。
とにかくハンサム。
駅前本屋の「久美堂」さんにはささやかな森村誠一コーナーもあるよ。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

重松清「旧友再会」

2024-09-21 18:27:14 | 読書感想
毎朝会社前に車内で本を読む。
今回はこれ

2022年に買って積読のままだった。

あるきっかけで急いで読もうと本棚から出した。

この短編集にでてくるオジサンたちは53歳。著者が書いた年齢に合わせてあるみたいだ。

この著者もいまは61歳。

旧友との再会をこれほどセンスのいい言葉を駆使しながら表現出来たらどんなに良いだろう。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書いては消し削除して書いては…

2024-09-20 14:41:45 | 雑感等々
仕事のトラブルやいき詰まりなどで書くこと忘れたり気が起こらなかったりもあるが、ほとんどがこれで放り出してしまう。

大学時代大嫌いな奴から「おまえって気分屋だよな」と言われて沸騰したことがある。これは図星だからだ。

気分屋。
浮き沈み。
飽き性。
惚れ性。

優しくて冷酷で。
使命感と無責任。

人の心はコインの裏表。

決して開き直りではない。矛盾をはらんでいるから人。
人間臭いのは人だけで十分。

本物じゃなくて偽物でいい。

だから映画に逃避するんだ。
ガチの悪になれないから「JOKER」を来月観に行くが楽しみなのだ。

本当のバッドエンドが怖いから、後味の悪い映画に浸りたいのだ。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする