FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

使い果たした、一言一句。

2024-11-03 23:18:07 | 創作詩
もう、あなたには夢の中しか会えないし。

あなたに、かけられる言葉は出尽くした。


それでも、時間は進む。地球は回る。

止まれない。

あなたの、求めるものは出せないけど。

ぼくの、目一杯の、チャラけた、純情は、それだけは。


他の、誰にも知られたくないよ。



そんな、男になりたくないよ。

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雨の中で、ミス・ブランニューデイ 

2024-10-08 22:48:10 | 創作詩
哀しいかな、

この世は、

女と男だけ。

結局、男と女だけ。

広い世界に、限られた価値だけ。

だから、いまこそ夢に溺れていたい。

濡れていたい。

乾かしたくない。


分かるか?


才能の無い輩ども。


想像力のない、君ら。


俺ぐらい、底の底に来てみろよ。


阿鼻叫喚の、痛覚を味わってみろよ。

阿鼻叫喚の、快楽から。


いやなら、この部屋から出ていけ。


お代は要らねえ。



消えておくれ。


な。

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眠れない夜を渉る

2024-06-30 00:34:40 | 創作詩
誰でもなるのだ。

みんな、通るのだ。


みんな、自分しかならないと思っているのが恥ずかしい。


恥ずかしい。


恥ずかしい。

眠れない夜を越えて、眠るのだ、

一人じゃないよ。


君だけじゃないよ。

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もっと、もっと!

2024-06-30 00:30:38 | 創作詩
いつのまにか

いつでも


そして

ひとりで


歌を歌っていて、噛みしめて。


あなたはいない。

あなたは、


もう


いない。



それで


いいよ。




僕も、進むよ。


あなたは、あなたで。


そして、さよなら。




それが実存。


たしかなもの。

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横浜スタジアムで待ち合わせして

2024-06-30 00:22:12 | 創作詩
静かな夜と

波の慰めだけ。

いつも、自分だけ。

一人で。

横浜線の最後尾に座って。


泣き顔は誰にも見せないよ。

振られるのは慣れているさ。


それよりも、夜の海が暗すぎて。


切なすぎて。

言葉にもできなくて。


切符ぷを買って。

下りに乗るの。


似合わない涙がこぼれて。


菓子パンも、カードも、携帯も、要らないよ。


哀しさが、心のキャパを越えて、涙も渇いて。


町田から横浜へ来ても、解決しないのが手の打ちようがない。


さよならも言えなくて。


酒も飲めないで。

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