FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

さじ加減

2024-07-27 17:31:43 | 雑感等々
…が大事なんだな。

車のハンドルやブレーキも「あそび」があるから安全運転できる。

仕事場でも、プライベートでも人間関係に「あそび」は必要。

しかしいるんだよな。

厳格というか、神経質というか、心配症というか。

会話でも言葉の正確さを重視していたら疲れるし楽しくない。
日常生活は法廷じゃない。
いい加減がいいとは思わんが、「あそび」は必要だしこれは応用が利く。

あらゆるタイプの人間が職場に集まってくる。
利害関係で一日ワチャワチャやっているわけだ。
「利害」が絡んでくるから、言葉のやり取りや行動に明確さや厳密さを要求しがちになる。
これが個人差を生み、なんだか面倒くさい人間関係になったりするから。
人間臭い話だ。本当に人間臭い。

親子関係でも兄弟でもそうだ。
厳格な父親に育てられたら委縮した息子か道を踏み外した息子が出来上がる。
いや必ずそうなるとは言わんが。なりがちだ。
かといって放任主義が良いか。良くないね。

個人差で解釈のズレが出てくる話だ。

なんとかなるよ。といつも自分に言い聞かす。無理やり。

もっと楽天的に生きたいと思う。
そうしたいと思っている時点で悲観的なんだよなこれが。

呪縛から解き放たれるには日々の努力がいる。
三つ子の魂百までなんだから、50代こえてもまだまだ迷い続けている。
ウンザリするが、退屈ではないかな。

きょうも仕事とは言え、午前中昼間と外に出ていたから日焼けで目玉がヒリヒリする。

そして夏休みで給料後の土曜日で餓鬼ンチョ連れの親子がドトール多い。
ゆっくりモーニング出来んっ。

映画館もウンザリするな・・・・・

夏休み早く終わってくれ。

通常営業になってくれ。

さじ加減か。

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逆算で生きていく

2024-07-26 17:57:48 | 雑感等々
いま57歳で77歳で人生終了とする。
あと20年弱。
子供も孫もいない身としては、いつでもいいとは思っている。
自分で決められないのが寿命。
しかし、知力体力しっかりハッキリ遊ぶには67歳が一区切りかなと思う。
それまで老後の資金蓄えで働き続けるか?
楽しみをあとに取っておいてそのままあの世にじゃ笑えない。
貯金と残り時間との攻防戦。
海外へ旅するにしても体力がいる。金もいる。時間もいる。

今後は独り身の強みを生かしていきたい。

77歳で死んでもピンコロは無理だろう。
70過ぎて海外へはキツイだろう。
バイクも無理だろうな。

90、100歳まで図々しく生きたらどうするか。
そのとき考えよう。
図々しく開き直ろう。
年寄りに冷たい国で生きるにはそれくらいの覚悟で。


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午前10時の映画祭14『シャイン』観ました

2024-07-25 13:59:08 | 映画感想
お馴染みのイオンシネマ多摩センター。

1996年。
日本公開は1997年。

ジェフリー・ラッシュがアカデミー最優秀主演男優賞受賞。

この映画の肝はなんだろうか・・・・。

親の愛情が深すぎ暴走しすぎで虐待になってしまうこと。
親の無念を晴らすために自分の子供を託すこと。
結局、人の運命は人との出会いで決まってしまうこと。
一度は音楽に殺されて、音楽で生き返ること。
毒親の呪縛から解き放たれる時、子供の本当の成人と自立が始まること。
古い殻を破って捨てていかないと新しい世界に入れないこと。

人生の皮肉。
親の子を思う気持ちから、結局は子供のドリームキラーになってしまう。
100%悪はない。
そこが厄介なのだよ。

いちばんの味方である家族が敵になてしまうなんてあるよ。

それでも「人生生きるに値する」と思えるかどうかが分かれ道だと思う。

ユダヤ人迫害とアウシュビッツから生還したというこの常軌を逸した父親との最後の別れのシーンで主人公デビッドが言い放つ言葉。

(いろいろと絶望的悲惨なことが起こった人生でも)大事なことは生き残って、これからも生き続けること。

出会いも受け入れて、お別れも受け入れてこそ。




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カラダからのメッセージ

2024-07-22 11:56:52 | 雑感等々
52歳で中年男性クライシスになり

いろんな体調不良が出た。

目玉が内出血して白い部分が真っ赤。

帯状疱疹みたいにぶつぶつが腕に出てきた。

耳鳴症。

不眠症。

重度の五十肩。

急性すい臓炎で激痛。

虫歯じゃないのに神経が過敏で激痛。

とにかく歯科医・耳鼻咽喉科・循環器内科・皮膚科・泌尿器科・整形外科・整体院・鍼灸院・脳外科……


一気に巡った五十代前半から今現在。

生物的には老人になり始めているとは言えまだまだ体力があるのか鈍感なのか回復していき今は快食快便快眠になった。

過信していた三十代四十代とはちがって、自分の身体との「対話」が増えた。
心の欲望と体のコンディションは一致しないのだ。

欲望が荒波のようにうねり出したら、凪待ちのごとくひたすら嵐の静まるのを待つ。

心の内が荒れたら、理由を探すようになった。

今までは酒で気持ちを抑えていた。

収まるまで飲む。
破壊的に飲む。
体は壊れていく。当たり前の論理。

心が乱れるのか、脳がバグってるのか分からん。

でも素面の状態を保って内視する。想像の胃カメラを差し込む。

今はそれしかない。

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満を持して、打ちのめされた

2024-07-19 12:49:57 | 小説等感想
早く文庫化しないかなと首を長くして待っていた。
兎に角読みたかった。
やべェ本と出合った。
一生本だ。
やられた。気持ちよく倒された。
登場人物を好きになる、ということは作者が命を吹き込んだからだと思う。
ユーチューブでは沢山の感想と評論が展開されている。
いまさら何も言うことない。
製作費百億円の映画を凌駕する小説。
犯罪・暴力・欲望・運命・縁。
描き切る力量。
文章力。活字の力。自分のイマジネーション。著者と自分の熱量。
生きていてよかった、こんな本と出合えるなら。
こう思わせてこそ。ぶ厚い。

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