FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

フジ子・ヘミング

2024-05-27 18:27:43 | 雑感等々
昨夜何気にテレビでNHKドキュメントがやっていた。
名前くらいは知っていたので、ああ特集番組やってんなくらいで、ながらで見ていたらあまりの面白さにグイグイ引きずり込まれた。
不遇の天才ピアニストでアーティスト。
芸術家特有の空気感がビリビリ伝わってくるのと人間臭さが何とも言えない魅力。
67歳でその名が世界でで知れ渡った。
数奇な運命をたどってきた。
両親も変わっている。
番組自体も面白かった。
そしてフジ子ヘミングが放つ言葉の数々に刺さる。グッときた。
人柄の魅力から本人の本「運命の力」を思わず購入し読み始めた。



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ノイズキャンセル

2024-05-16 13:00:48 | 雑感等々

エドガー/ この悲痛な時代の圧力には誰でも従わなければならず、
こういうべきだと思うのではなく、身に沁みていることを申さねばなりません。
いちばんの老人がいちばん堪え忍ばれました。
われわれ若い者はこれだけの辛抱もせず、またこれだけの長生きもしますまい。
ーシェイクスピア『リア王』 斎藤勇訳ー


人権も格差も戦争も生活水準も比べることは出来ない。
今だって形を変えた独裁政権かも知れないが。

命の値段だって昨今どうなの。

悲痛かどうかは別にして見えない圧は常に感じる。

自由に見えるが一定の緊張感か漂っている世の中。

SNSでは身に沁みてから発するよりも、こうあるべきだ❕の感情が安易に乱発している。

だから雑音の音量が大きい。

ひとの心の奥底で緊張感が膨れ上がっている。
反応する自分の奥底が膨れ上がる。

街から地元へ帰ってくるとクタクタだ。

だからスマフォは持たない。

xもインスタもやらない。



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G線上のアリア、から、そして

2024-05-15 00:47:57 | 創作詩
卒業する。


悲しみと、涙から、そろそろ出ていくよ。


卒業写真は、誰にも見せない。

だって、いまもいつまでも君は君のままで。

ちょっと怖いかな。

ありえないことがあると、思って生きてみたのに。

ありえないことなんて、無かった。



青春なんて、なかった。


あるよって、言ってくれたのに。


バラ色なんて、無かった。


だから、悲しさも、虚しさも、一切なく。


ぼくは、一人静かに聴いているよ。G線上でアリアを。





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チューブラーベルズ

2024-05-15 00:32:07 | 雑感等々
この楽器が、一番眠れるな。


死ぬ瞬間に、永遠に。なれるような。

一瞬が、永遠に。

なるかと、勘違いしそうな。



この音が。


覚醒する。そして、沈思する。

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一羽のカモメさへも

2024-05-15 00:22:39 | 創作詩
本気で愛したものは、あなたもあるのでしょうか。

嘘を嘘で塗り固めた、日常でも。

むき出しの、愛を見たことあるのでしょうか。


町田駅でひとり、横浜線にのる。


そして、横浜へ行く。

潮の香りのしない、真っ暗な夜の海を見て。

まるで、ぼくは異邦人。


場違いな、空気を読んでいない、部外者。


アウトサイダー。



手すりに、震えている、そこのカモメよりも浮いている。

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