FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

マイケル・マンという男(マン)

2024-08-25 11:48:39 | 映画雑感
「サ・クラッカー」とか「刑事グラハム(レッド・ドラゴン)」とか、まあ鳴かず飛ばずの作品と言ったら言い過ぎかもしれない。

やっぱり、東京12チャンネルでやってた1987年の「マイアミバイス」なんだよな・・・・・
刑事なのにアルマーニの服着てスーパーカー乗り回して、完全に汚職刑事。
主役のドン・ジョンソンはこれで大売れっ子。映画俳優に進出。ここはブルース・ウィスルと同じ。

これで「ラスト・オブ・モヒカン」を監督して高い評価を得た。主演のダニエル・デイ・ルイスもトップ俳優にした。

さあ最新作の「フェラーリ」までの道程でどれがベストか。

作品作りに共通しているキイワードがある。
すべて「これぞ男だぜ」がテーマ。

しかし、男という頼もしく愚かでズルくて弱くて女々しくてでやっぱ男で良かったぜ。という空気感が全作品に漂っている。

これは観る人を選ぶ。
好みが完全に分かれると思う。
それでいいのだ。
映画というものはそれでなくちゃいけない。

男を描くがスタローン的なマッチョではない。

マンの映画作家的嗜好なんだよな。

ベスト1は「インサイダー」だ。不動。ひたすら重い映画だ。
これでラッセル・クロウの最高の演技が見れる。アメリカたばこ産業の大リーク話だ。しかしテーマは巨大な権力者と無力な男の戦いの話し。これが実話だからチープにならない。
いろいろ思い出あるがここまで。

ベスト2は「コラテラル」だ。重くない映画。これもトム・クルーズの最高の演技が見れる。
ジェイミーフォックス演じるタクシー運転手が殺しの任務に巻き込まれるという話でグイグイ見せる。脚本がレベル高すぎる
この映画流し見しても、自分の生き方を見直しさせられたくらい名言が一杯入っている。
マン監督はかっこいい都会の夜景を見せる。登場人物の心理と繋がっているか心に刺さるんだよな。

イーストウッド
ジョージ・ミラー
リドリー・スコット
高齢でもまだまだ。
マンもまだまだ。



おれもまだまだ。








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積乱雲と夕立

2024-08-15 08:13:49 | 雑感等々
この1セットがやってきた。
秋がやってくる。
まだまだうだるが、先が見えてきた。
そうなると乗り越えられそうな気になる。
気が楽になる。

色んな事が起こる。嫌になることも嬉しくなることも頭来ることも泣けるくらい心揺さぶられることも。まるで神業のようにまんべんなく降りかかる。

夕立も神業。傘持ってきてないよ。浴びよう。このまま歩こう。どうだ腐らず怒らず自分を笑って歩いていればいつの間にか空にはモクモクと雲が見えてくる。
神業だ。
夜はグラグラ揺れている。おっと思うが。これも神業。

傲慢だった気持ちが謙虚になる。
無力だよ。ただ受け止めるしかない。
通販で買った震災グッズや水2ケース玄関に設置しても。
近所のドラッグストアにはお水売り切れ張り紙が。
まあいい。20円引きシールの貼ってある菓子パンや蒟蒻ばたけ買って家に帰る。
あわてるな。ふためくな。
なるようになる。
気持に一区切り。
切り替えて。


ああ、しかしファミレスもドトールもどこもかしこも家族混雑でもう嫌。
ダメだ俺。この空気感。
まあ、気持ち切り替えて。通常営業心待ち。


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