内藤陳さん。
12/28(水)永眠。
日本冒険小説協会会長。
新宿ゴールデン街、BAR「深夜+1」。
二十数年前に、恐る恐る開けた店の扉。
まだ時間が早かったのか、会長は居ませんでした。
居たら居たで緊張するから、ホッとしたのとガックリが入り混じっていた。
酒の味もろくに分からない大学生のあんチャンが、ミックスナッツだけをつまみにして
フォアローゼズのソーダ割りをちびちび飲んでいた。そんな自分の姿を・・・・・
バーテンのお兄さんはいつものことだからか、また田舎から会長に会いたくて一万円札一枚握りしめて
やってきたんだなと見透かしていました。温かい目で。
一生懸命背伸びをしているあんチャンを優しい男たちが苦笑しながら受け入れてくれる暖かい空気が店にあった。
騎士道精神あふれる熱い男たちにもお店で会えた。
そんな男たちが生きている、素敵な本たちにもめぐり合うことが出来た。
そういえば、会長に一度だけ声をかけてもらったことがあります。
着ていたアイスホッケーチーム・シカゴブラックホークのジャンパーを褒めてもらった時。
向こうのカウンター越しから「キミ、良いの着てるな~!それ本物かい?」
そのあとのやり取りは憶えてません。たぶん舞い上がっていたのでしょうね。
24年も前のことでした。
ご冥福をお祈りいたします。
12/28(水)永眠。
日本冒険小説協会会長。
新宿ゴールデン街、BAR「深夜+1」。
二十数年前に、恐る恐る開けた店の扉。
まだ時間が早かったのか、会長は居ませんでした。
居たら居たで緊張するから、ホッとしたのとガックリが入り混じっていた。
酒の味もろくに分からない大学生のあんチャンが、ミックスナッツだけをつまみにして
フォアローゼズのソーダ割りをちびちび飲んでいた。そんな自分の姿を・・・・・
バーテンのお兄さんはいつものことだからか、また田舎から会長に会いたくて一万円札一枚握りしめて
やってきたんだなと見透かしていました。温かい目で。
一生懸命背伸びをしているあんチャンを優しい男たちが苦笑しながら受け入れてくれる暖かい空気が店にあった。
騎士道精神あふれる熱い男たちにもお店で会えた。
そんな男たちが生きている、素敵な本たちにもめぐり合うことが出来た。
そういえば、会長に一度だけ声をかけてもらったことがあります。
着ていたアイスホッケーチーム・シカゴブラックホークのジャンパーを褒めてもらった時。
向こうのカウンター越しから「キミ、良いの着てるな~!それ本物かい?」
そのあとのやり取りは憶えてません。たぶん舞い上がっていたのでしょうね。
24年も前のことでした。
ご冥福をお祈りいたします。