ボーイズ ミーツ ガールスの話しだ。
ガールズ ミーツ ボーイズだ。
女の子が男の子と出会って別れるまでの話し。
結論。普通に面白かった。
だが、主役のアノーラもロシア人大富豪(おそらくロシアンマフィア系だろう)のバカ息子らも全然感情移入できなかった。
主人公アニー(アノーラがストリッパーとして働いている源氏名)は過酷な世界でたくましく明るく生きている。同い年の女の子よりも何倍も人生経験摘んでいるしおそらく男を見る目だって養われているはず。
なのになんで、体は大人で頭は子供のボンボンと結婚…しかも遊びに行ったラスベガスでノリで・・・するかね。
親の家業を継ぐのが嫌で逃げ回っていて挙句の果てにアニーも捨てて行方をくらますような男を追いかけるなんて…バカな子だ。
案の定だ。
大雪が吹雪くラスト。車の中で大泣きする主人公。
ほら言わんこっちゃない。
で、Fin。
おバカな若者たちのイタ~イおままごとに付き合わされた感覚にも近い。
この映画がアカデミー賞主要部門を獲った評価は別として、脚本が良く練られているのと素晴らしい画面の力強さとで最後まで飽きさせずに観れた。
という感じだろうか。