FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

安息日

2019-03-31 17:28:46 | 創作詩
スターターボタンを押しても



エンジンはかからなかった。



新車で購入してまだ一回目の車検を通したばかりなのに。




しかたない会社に戻ろうと社長は諦め顔。




とんだ欠陥車だ。


せっかくお客のところへ同行してもらい契約のクロージングだったのに。



まったく使えない車だ。




共同駐車場の外は賑やかだった。




まるで休日のお祭り。いったい何の日だ。




そんなことお構いなしで仕事だ。




あまりいい日でもなければ悪い日でもなし。




・・・そこで目が覚めた。





昨晩は酒も飲まずに疲れ切って寝入ってしまったようだ。




音もバイブも切っているケータイには酔っ払いの合流命令メールと着信履歴で溢れかえってた。





給料日後の土曜の夜なんて食い物屋も酒場も行きたくない。



さっさと家に帰って長めの風呂に浸かってテレビつけて寝落ちするに限る。





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気分転換して考える

2019-03-30 15:26:22 | 雑感等々
宮越珈琲で


一杯890円のコーヒー飲んで


二日酔いを醒まして


考えた



この社会は



様々なタイプの人たちが構成されて成り立っているのだな



ルール守る人守らない人
他人の命を軽くみる人重くみる人
気持ちのいい態度のひとムカつく人
立派な人だらしない人
気の合う人苦手な人
怖い人優しい人
暴力的な人穏やかな人
嘘つく人約束守る人
…etc…etc



好き嫌いは別にしてこうやって構成されてその一部が自分なのだと


だからこだわりを持って生きると生き苦しくなる

正義感が膨らんでくると、けしからんオジサンになっちゃう。
なんだ!お前!誰々のくせしてその態度は~!謝れ!謝罪しろ~!責任者出せ!呼んでこ~い!



やだやだ。


他人の不正を見た時は不愉快な気持ちにもなるだろうな
横入りされたら気分も悪いだろうな
二回りも歳下のお兄ちゃんの言葉使いがなってないと頭もはたきたくなるよ


でも

それでもそんなことも有りで成り立っているのが世の中なんだな。



自分次第なんだけど。

考え方、視点、色々と試してみて


毎日が気分よく暮らせますように


美味しいお酒が今夜も飲めますように



素敵な仲間と会えますように

いい話しが聞けますように


楽しい会話と楽しく酔っぱらえますように



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ゆきゆきて、犬神家の一族そして私自身の。

2019-03-29 20:17:08 | 創作詩
三、四年前に読んだっきりだったと思う。


この新書を読んでもここに書くことが出来なかった。


したくなかった。




嫉妬。おそらく。




小学二、三年生のころの私がタイムリーでこの映画を観て虜になっているから。



この著者はおそらくタイムリーでは観ていないはず。



でも、とことん語れるボキャブラリーと出版界の信頼度と知名度がそうさせている。


嫉妬。




惨敗。力不足。私自身の未熟さ。





酒の力をお借りして、誤魔化す。ご多分に漏れず。





無視していた。




哀れな抵抗。抗い。



そして自己嫌悪。





著者の背負った闇は、私のそれには及ばない。断定する。




強がりなのか。




悪あがき。





悔しさよりも、寂しさのみ。





散り際の桜の花びらより、アスファルトにこびりついたクズ紙のそれが私には似合うのかもしれない。





スポットライトを浴びるより、暗闇のコントラストで目を光らす、黒豹のような暗殺者の瞳。





嫉妬は、特権。




醜さと無様な汚物。それが私を離さない。






死ぬことも、生きることも、殺されることも、殺すことも、出来ない、哀れな。



わたし。私。ワタシ。

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春休みと人混みと…

2019-03-29 18:05:01 | 雑感等々

いつもと違う風景に疲れながら考える。


当り前だが平日なのに子供たち学生らが多い。


仕事中当たり前に通ってる昼飯屋もごった返している。



とても静かに食べられない。



しかたなく弁当屋でテイクアウト。



夜映画館も行かない。



ファミレスなど論外。



賑やかな活気ある場所でこんなに鬱陶しい気持ちになっていて大丈夫か。



駅構内も歩きづらい。


こうなると




観光地でない田舎暮らしもいよいよ現実を帯びてくる。



やっぱりそうなりそうな気がする。


夜のネオン街もとことん行き尽くしてもういいかげん静かに山で暮らす。



いやいや田舎暮らしもそんなに甘いものじゃないだろう。


狭いコミュニティの中で孤立して生きていくことなんて出来ないかもしれない。


もっと密になりご近所づきあいだって笑顔でやっていかないとならない。


男の独り暮らしなどは田舎では変わり者になるのかもしれない。


人口密度の格差がありすぎるこの国でこれから老人大国になり自分もその一人となり

明るく元気に……っていうのもなんだかなぁ。



難しいところもあるだろうが夢と希望がなけりゃツマラナイ。


パソコンとプリンターと電話とボロくても四駆でやっていける仕事を見つけるしかないか。あるのか。













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ささやくくらいが丁度いい

2019-03-28 15:41:29 | 雑感等々
言いたいことは



沢山あっても




気持ちをぶつけるみたいなことになったら




逆効果だ。




地団太ふみながら、泣きながら、拳突き出して…



伝わらないのよ。



いや伝えようとしていないよ。




気持ちをぶつけたいという暴力衝動といったら大げさか。




本当に伝えたいときって遠慮気味に声を小さく物足りなさが残るくらいで丁度いい。




丁寧にしたためた葉書をそっとポストに投函するくらいな。




大声を張り上げすぎるのは格好悪い。弱さも見え隠れしている。




気をつけよう。気をつけよう。




ね。

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