47年生きてきた。
17歳の時に「2001年宇宙の旅」のリバイバル上映を観に行った。
その時に34歳で21世紀を迎えるのか…
俺に34歳のオッサンの時代が来るのかよ?
なんて新宿のカレー屋さんで思っていたことが
もうとっくに過ぎて行ってた。
オッサン時代と思ってかるく干支が一回り。
人間50年夢幻のごとく。
敦盛。
ドカベン香川が亡くなったというニュースを見た。
身近なスター達が亡くなるととても死を感じる。
あと数年で死ぬとしたら、いやあと一年で死ぬとしたら
今日からオレは何をするだろうか?
後悔先に経たず、というがオレはどうなんだろうか?
同世代の連中は仕事に家庭に追われて?その日を一生懸命生きているのだろうが。
幸か不幸か?一人で生きている時間が長い俺にはそんなことをつらつら考える時間がある。
どうせならとことん一人で生きてみようかとも思う時がある。
よその芝生は青い。
独り身のオレが思うほど楽しいことばかりじゃないと家庭もちの奴は言う。
たぶんそうなのだろう。
そいつの言う通りなのだろう。
気楽に生きていると言われて、チョット違うんだよなとオレが思うのとあまり違いはないのかもしれない。
17の時に想像していた人生とは違っていたけれどもこれも自分が選択した結果のこと。
後悔しないように。
生きて行こうと、思った。