今が、一番面白い。
細くなった髪の毛もイイね。
相変わらずへっこまない腹とか。
人の名前なんかとっくに出てこないとか。
変な場所に白髪が生えてるとか。
色んな場面で鈍い反応しか出来なくなったとか。
首が痛いとか。
朝目覚めると腰に鈍痛が走るなど。
自分自身の肉体から発するネガティブが自分の心を折れさせようとする。
まるで自分が自身を壊そうとするところが「ポルターガイスト」を思い出す。
五十三でもうすぐ四。
体は悲鳴を上げているのに、人体は死なないのは
神の悪戯なのか。
神は愚者(お前とか俺)になにを気づかせようとしていうのか。
今が一番楽しい。海の底に手が付いた感覚だ。
分かるか?