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岸田首相、派閥パーティー開催自粛方針 午後に自民幹部へ提示(産経新聞) - goo ニュース
2023/12/06 10:56
自民党総裁の岸田文雄首相は、同党の安倍派(清和政策研究会)がパーティー券のノルマを超えた販売利益を議員側にキックバック(還流)した裏金疑惑をはじめ一連の派閥パーティー問題を受け、各派閥のパーティー開催の当面の自粛を求める意向を固めた。首相周辺が6日、明らかにした。首相と党幹部による同日午後の「8者会合」で方針を提示する。
首相は4日の党役員会で「国民に疑念を持たれるとすれば遺憾だ。状況を把握しながら党としての対応を考えていく」と言及していた。
8者会合には、首相のほか麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長、森山裕総務会長、萩生田光一政調会長、小渕優子選対委員長、関口昌一参院会長、世耕弘成参院幹事長が出席する見通しだ。首相が8者会合を開催するのは初めてで、パーティーの自粛方針や今後の対応に関し協議する。
派閥パーティーを巡っては、平成30〜令和3年分の政治資金収支報告書で安倍、麻生、茂木、岸田、二階の5派閥に計約4千万円の過少記載があったなどとして規正法違反容疑で刑事告発されている。二階派では各議員が販売ノルマを超えて集めたパーティー券の収入が派閥側の政治資金収支報告書に記載されていなかったとみられている。
岸田首相は各派閥のパーティ開催の当面の自粛を決め、8者会合(岸田首相、麻生副総裁、茂木幹事長、森山総務会長萩生田政調会長、小渕優子選対委員長、関口参院会長、施行参院幹事長)で方針を決めるようです。
「当面の」「自粛」。。。。
国民の非難や怒りを取り敢えず収めようとし、ほとぼりが冷めればまた復活させるのではと。
ニュースでは「安倍派」と如何にも安倍派だけが関わっているような口ぶりですが、
他の派閥も同様の事をしています。多分ですが。。。
安倍派の議員数が多い事、そして安倍派に期待している企業や個人も多い事を無視しないでもらいたいです。
岸田さんの岸田派の倍以上の議員数という事からも裏金疑惑の金額が多いと考えるべきでしょう。
因みに、衆参議長になれば派閥から離れますし、総裁になった場合も派閥から離れるそうです。
その点、総理になっても派閥の長である岸田さんは特別だと言われています。
また今回の裏金疑惑から自分の派閥は外れていると思っているのか、岸田さんは他人事の様に考えている気配さえあります。
実際そうだとしても岸田さんは自民党総裁です。自民党のトップでもあるとの自覚をもって対処してもらいたいです。
※各派閥の議員数 ⇩
清和政策研究会(安倍派)99
志公会(麻生派)56
平成研究会(茂木派)53
宏池会(岸田派)47
志帥会(二階派)42
※ここでも安倍派を槍玉にあげたいのか清和会のパーティの様子の写真を使用していますね。
政治資金パーティについてのQ&Aです。 ⇩
●自民党の5派閥が、政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に実際より少なく記した。
●政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)容疑で刑事告発される。
●告発されたのは安倍、麻生、茂木、岸田、二階の各派(森山派は除く)
●規正法は1回につき20万円を超えるパーティー券を買った団体・個人の名前や金額の開示を義務づける。
●規正法を違反し、その記載が多数漏れていた。
●ノルマを超えて売った分を、報告書に記載しないまま議員側にキックバック(還流)させていた。
ノルマを達成するのは大変だと思いますが、最後には自分の懐に入れる事も出来ます。
政治活動に使えばいいですが、目的以外に使用された可能性もあります。
大口購入の企業があるでしょうし、その場合企業との癒着も考えられます。
そうなると特定の企業や業種が優遇される法律を作る可能性もありますから、
公平さから逸脱し、潤沢な資金のある業種が優遇され、益々発展する事になります。
また青山繁晴氏によると、政務官、副大臣、大臣の任命は派閥からの推薦で決められるとか。
更には国会質疑でも派閥に所属した議員が優先して発言を得られるとの話もありました。
もうこうなれば派閥の良いところが見当たりません。
以前は派閥の役目は初当選の議員に研修の場を与えられる、
つまり政治家としての心構え、国会での慣習等を指導できる利点があると思っていましたが、
派閥の良いところよりも悪い面が際立っているのですから、「当面の間」「自粛」すると言っていないで
今後、自民党は派閥を解消する事を誓い、有権者の信頼回復に努めてもらいたいです。
「雨降って地固まる」というか、悪しき慣習から脱した清廉潔白な政党を目指し、
誰からも信頼される与党になるべく、再出発をしてもらいたいです