よど号・極左と北朝鮮(R6.2.24)
令和6年2月24日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1401号。
70年安保の後の世代であり、そもそも左翼学生運動は嫌いで関心もなかったので詳しいことは分からないのですが。
1970年(昭和45年)3月31日、共産主義者同盟赤軍派のよど号グループが起こした日本初のハイジャック事件。
1970年と言えば大阪万博が開催された年ですね。
万博の期間が3月15日から9月13日ですから開催されてすぐにハイジャック事件が起こった事になります。
※高沢皓司 さんの著書「宿命」⇩
宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作 (新潮文庫) | 皓司, 高沢 |本 | 通販 | Amazon
当時は重信房子が活動しだした頃です。
いくつもの左翼系団体があり、差し詰め日本のテロリストの黎明期と言いましょうか、
あの頃、日本は国際社会から恐れられていたのではと想像します。
福留貴美子さんはよど号グループの岡本武(テルアビブ空港乱射事件を起こした岡本公三の兄)と結婚させられています。
またよど号犯の妻たちは欧州で有本恵子さんら日本人を拉致しています。
その中の一人、八尾恵は2002年に裁判で有本恵子さんを拉致した事を白状していますが、
なぜか起訴も逮捕もされず、日本で暮らしているようですが、これっておかしくないですか。
有本恵子さんのご両親の心中を思うと察するに余りあります。
それに娘の帰国を待ちながら亡くなったお母さんの事を思うと政府の無策に腹立たしくなります。
因みによど号グループの妻たちは石岡亨さん(後に有本恵子さんと結婚)も拉致しています。
※欧州で撮ったと言われている写真⇩
森順子は在日朝鮮人であり、長男である森大志は三鷹市議選に立候補した事があります。
かつて民主党との繋がりが取り沙汰されていました。
北朝鮮による拉致問題。
半世紀経っても帰国できない日本人たち。
そして拉致は日本に住む在日朝鮮人、そして日本人が関わっていたのです。
スパイ防止法があれば、憲法9条が改正していたなら、もう解決しているかもわかりません。
いいえ、拉致された日本人はもっともっと少なかったでしょう。
そう思うと、日本の政治の不甲斐なさと理想論で雁字搦めになった法律が日本国民を守るどころか危機的状況に追いやっていると思ってしまいます。
この現実をもっと政治家は深刻に考えてもらいたいです。
※参考:日本の過激派
★赤軍派(正式名:共産主義者同盟赤軍派)1969年結成。
●1969年に大菩薩峠事件、1970年によど号ハイジャック事件を起こしている。
★日本赤軍 1971年5月30日[1]から2001年まで存在した日本の新左翼(極左)系の国際武装組織、ゲリラ組織、テロ組織。
●1971年に共産主義者同盟赤軍派の重信房子、京大パルチザンの奥平剛士らがパレスチナでパレスチナ解放人民戦線(PFLP)への国際義勇兵(アラブ赤軍)として結成し[2]、1974年に公式に「 日本赤軍」と名乗り、1980年代にかけて多数の武装闘争事件(日本赤軍事件)を起こした
★連合赤軍
1971年から1972年にかけて活動した日本の極左テロリスト組織、新左翼組織の1つ。 共産主義者同盟赤軍派と京浜安保共闘革命左派が合流して結成
1970年代に爆弾テロを行ったテロ集団。
※金平氏が追悼した大道寺将司は三菱事件の犯人の一人。
●一部は日本赤軍に合流
★今も7人が国際指名手配中です。 この中には大道寺将司の妻、大道寺あや子もいます。