かるろす工房

趣味の「作り物」関係を中心に(?)いろいろ書いてます。昔から運動が苦手でしたが、何故かマラソンにはまり走ってます。

かるろす流「巻物」作り方講座 その2

2010-08-14 22:07:56 | 作り物
さて、続きです。

今度は巻紙の部分です。

紙は100円ショップで買ってきた、模造紙と裏に糊がついた貼れる布です。

 

まず、模造紙を縦幅23cmに切ります。



次に貼れる布を縦幅25cmに切ります。(写真は貼れる布の裏側です。)



で、貼れる布の剥離紙を1cmほどめくります。



模造紙を乗せ、剥離紙の方眼を利用して両側を1cmあけて模造紙と布の端を
きちんと合わせて貼り付けます。



その状態で裏返して、布が上に来るようにして剥離紙をはがしていきます。
この時、模造紙からはみ出した部分の糊が下にくっ付きますので注意しましょう。
紙とかくっ付くと最悪です。



一度にはがさず、少しずつはがした部分を押さえながら慎重に貼り付けていきます。
ここであわてて作業するとしわになったりしますので注意しましょう。

 

貼り終わるとこんな感じになります。



で、また裏返します。そして模造紙からはみ出している布の耳部分を折り返して模造紙に貼り付けます。

  

次に巻物をまとめるヒモを付けます。
ヒモは買っても良いですが、今回は和菓子の箱についていたヒモを使いました。
長さは芯の直径の10倍ほどあればOKです。



ヒモの端をほぐし、布を張った裏側の真ん中の端に木工ボンドでくっ付けます。

 

ヒモの木工ボンドが乾いたら、巻紙の端に木工ボンドを塗り、そこに菜箸で作った
芯を置き貼り付けます。

 

木工ボンドが固まり、菜箸の芯がしっかりくっ付いたら菜箸に木工ボンドを塗り
端からひと巻きして洗濯バサミで固定します。



菜箸の芯の木工ボンドが固まったら
今度は布を張った反対側に芯に貼り付けるため両面テープを貼り付けます。
芯をひと巻きしますので「直径3.5cm×3.14」で約11cmになりますが
少し余分にして端から12cmのところまで貼ります。
両面テープは幅が50mm、10mm、5mmの3種類あると便利です。



一番端は10mm幅のを使います。
ちょっとはみ出すぐらいに貼って、あとで裏返して
はみ出した部分を定規を当てて切り取れば綺麗に仕上がります。

  

そしてこれを芯に貼り付けます。
一番端のテープの剝離紙を少しめくり、先ほど引いた垂直線の端から
1cmの位置に正確に合わせます。剥離紙を少しずつ引っ張りながら貼って行きます。
垂直線にそって真っ直ぐに合わせないと、あとで巻いた時にずれるので慎重に。

  

一番端のテープを貼り終わったら裏返して、全てのテープの剝離紙をはがし
芯を少しずつ転がしながら巻紙を芯に貼り付けて行きます。
この時、巻紙の端がずれないように注意します。

  

これで本体は完成です。

次にヒモの先につける留め具を作ります。
菜箸の芯を作ったときに出た端材をつかいます。



3cmぐらいの長さに切って、削り出します。

  

穴を開け、ヒモを通します。
ヒモはふた巻きして留められる長さに調整し、玉止めします。

  



はい、出来上がり~。





コメント (16)
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かるろす流「巻物」作り方講座

2010-08-14 17:28:28 | 作り物
「作り物」関係を中心書くはずが、ここんとこ全然だったので
先日の交流会で好評を博した(?:笑)「巻物」の作り方を書きます。

材料は家庭にある物や100円ショップで買える物なのですぐに揃うし
子供でも簡単に作れるので、夏休みの工作宿題(今でもあるのかな?)
にでもいかかでしょうか?(笑)
長めに作って「絵日記」を描いても良いかもです。


まず最初に芯となるものを用意します。
今回はラップの芯を使いました。



このままでは、ちょっと長いのでカットします。今回は25cmにしました。
こういう円筒状の外周に線を引く時にオイラは紙を2巻きほどさせて
それに沿って線を引くようにしてます。

  

で、この線に沿ってカッターで切ります。
一度に切ろうとせず、ラップの芯を回しながら少しずつ切った方が
潰れないし、安全です。



切り終わったら、芯の両端をふさぐフタを作ります。
材料はお菓子とかの箱のボール紙でOKです。
芯を当てて線を引き、切り出して2つ作ります。



芯の縁に木工ボンドを付けて、フタを貼り付けます。

  

木工ボンドが乾いたら、芯の端飾りをつけますが、
材料は100円ショップで買ってきた色和紙を使いました。
何か気に入った紙(包装紙とか)があればそれでも良いかも。

円筒の直径が3.5cmなので倍の7cm四方にカットした物を2枚用意します。



フタの部分に木工ボンドを塗りつけて、飾り紙の真ん中に貼り付けます。

  

次に飾り紙の残った部分にスティック糊を塗りつけて、芯を包むように貼り付けます。
 
  

両端ともに飾り紙張り終わったら芯の出来上がりですが、この芯と同じ長さの棒を1本用意します。
今回は竹製の菜箸を切って使いました。この棒がもう一方の端(巻物の最初の部分)の芯になります。

 

今度は芯に用紙を貼り付ける見当線を引きます。
この時便利なのがL型のアングルです。DIY店の金物コーナーにあります。
1本有ると色々な場面で使えます。アルミ製が軽いし錆びないのでいいです。



これを写真のように当てて、線を引けば真っ直ぐな垂直線が引けます。

  

長くなったので、ここでちょっと休憩(笑)

つづく…。

コメント (2)
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