今期は大会を絞ったため、暇w
なので11/20~22かけて開催される「橘湾岸スーパーマラニック273」にラン友さんが多数参加れるので
日頃のお返しにボランティアで参加してきました。
11/21の土曜、熊本港からフェリーに乗って島原へ
雲仙岳を越えて、会場の小浜市へ
先ずは「小浜ちゃんぽん」で腹ごしらえw
13時に行くようになってたので会場へ
既にW273km部門は昨日スタートしてますが、ここ小浜の開場はまだ準備が始まったばかりの感じ。
事前に私の役割としては、最初に駐車場の誘導、その後、車を使っての収容班ということでした。
が、まだ選手受付も始まっていないのでやることがありません。
何やっていいか分からないので、取り敢えず机を出したり荷物を降ろしたりのお手伝い。
その後、大会の受付会場である「望洋荘」に荷物を持って行き、そのままそこでパンチカートと荷物タグを
参加賞やナンバーカードが入った袋へ封入作業のお手伝い。
その後、何も指示が無いのでそのまま受付のお手伝いをすることにしました。
受付開始の14時になりましたが、まだ準備は終わらず。
ボランティアが足りなくて間に合わない様です。
こういった手作りの大会は動員をかけて人を集めることが出来ないので大変なんでしょうね。
何とか準備も終わり、受付開始。
ポツポツと参加者も集まってきました。
私のブログを読んで頂いてるランナーさんからも声を掛けて頂きました♪
夕方になり、熊本のんびりマラニック(KNM)のメンバーも続々と会場入り。
受付はスタート直前までいいらしいので、最後のスタート時間である翌日の2時まで続きますw
受付のある「望洋荘」は選手の休憩控室にもなってるので出入りが多くにぎやかです。
また、温泉に入りにくる一般の方も多く。
何度も「何があるの?」と聞かれました。
100kmと273kmのマラソン大会で夜通し走ると答えたら、皆さんビックリするやら呆れるやらの反応で面白かったw
夜も遅くなり、アーリースタートの22時組がスタートして行きました。
その後、23:00組、23:50組、日付が変わって0:00組、1:00組、最後の2:00組と、次々にスタートしていきました。
全てのランナーがスタートした後、トラックに積んだ選手の荷物を50mほど離れたところにある
ゴール地点の南本公民館の前に降ろしていたところ携帯電話が鳴り、出てみると収容班のリーダーからでした。
それが終わったら、原城のエイド付近で待機しておくようにとのことでした。
予想はしてましたが、決まった休憩、仮眠の時間は無いようですw
暇を見て自己判断で休憩を取るしかないようです。
収容班なのでいつ連絡が来るか分からないので徹夜は必至ですね。
ま、ほかの方々もみな同じようなので、あらためてこの大会はランナーも大変だけどスタッフも大変だなと思いました。
荷物を降ろし終わり、原城に向けて出発。
土地勘が無いのでナビだけが頼りです。
検索すると山越えのルートが出たので、それにしたがって走っていると途中でリタイア者が出たので収容するようにとの連絡が。
場所は小浜から8kmぐらいのところらしい。地名を言われても分からないし、大会のコース図ももらってなかったので
どこをどう言ったらいいのか分からず、ちょっと焦りました。
選手を追う形で海岸沿いの道を行けばよかったと思いましたが後の祭りでしたね。
仕方ないのでナビに電話で聞いた地名付近を設定し向いました。
海岸沿いの道に出たので、取り敢えず小浜方面に車を走らせましたが、収容するランナーの姿が見えないので引き返し
さっきのところを過ぎしばらく行ったところでベンチに座っている女性ランナーを発見。
声を掛けると要救護者でしたが、お顔をみてお互い爆笑。
鹿児島のラン友さんでした。
273kmの選手ですが、どうも調子悪そうだと誰かから聞いてたのでもしかしてと思ってましたが、正にそうでしたw
ゴール地点まで戻し、そこでコース図をもらって再び原城へと向かいます。
今度はコース沿いに車を走らせました。
しばらく行くとヘッドライトやチカチカライトをつけたランナー達が見えてきました。
走ってる人、歩いてる人など様々。
100km組はまだ20kmほどですが、273km組は既に200km近く走ってますからね。
原城エイドに到着。
沢山のランナーが補給したり、休憩したりしてます。
ここではKNMのメンバー数人とも会いました。
しばらくランナー達を見ていたら、ひとりの男性ランナーがここでリタイアしたいと言ってきたので
大会スタッフに聞いたら、ゴールまで乗せて行ってくれと言われたので
再び、小浜へ。
要救護者は北九州の方で、数日前に風邪を引いたが治ったと思って参加したけどやっぱり治っておらず
気分が悪くなり、このまま先に行くのは厳しいと感じてやめたそうです。
ランナーならば目標の大会には無理をしてでも出たいし、完走もしたいでしょうが
リタイアを決断するのも立派なことです。
小浜へ向かっている途中、また連絡があり、原城でリタイア者がまた出たとのことだったので
送り届けた後、またとんぼ返り。
なかなか忙しいです。こりゃ、寝る暇は無いな。
原城に到着する頃には、5時20分を回っており、ここの関門時間が過ぎてました。
途中で見かけたランナーはすでにアウトですね。
原城エイドには要救護者が4人おられましたが、3人までしか乗せられないので
後は次の便にまかせて、小浜へ。
途中、またも連絡。
今度は堂崎公民館エイドで待機とのこと。
到着すると、撤収部隊がエイドの片付け準備をしてました。
ここは7時に閉鎖の様です。
途中見かけたランナーは3人。
男性ランナーがやってきましたが、次の関門時間を聞いてかなり悩んでましたが諦めてリタイアされました。
あとから来られた2人のランナーは続行するということだったので、お一人だけをマイクロバスがいる
島原城エイドまで送ることになりました。
島原城エイドに着くと沢山のランナーで賑わってました。
ここではKNMのメンバー多数と遭遇。
昔からの友人で273kmに参加のY氏とも会いました。
小浜でも会ったんですが、ここでも会えるとは。
還暦ランナーなのに凄い!w
ここで私も豚汁を頂きました♪
エイド食はボランティアの分まで用意してあるので遠慮なく食べて良いと言われてましたが
続々と到着する疲れたランナーを差し置いて食べるのはさすがに気が引けるので
お腹は空いてましたが、我慢してました。
関門時間が近づきランナーの姿も少なくなってきたので、やっとありつけましたw
曇り空で少し肌寒かったのでとても美味しかったです。
この大会はエイドが充実しているのがランナーに大人気の理由の一つです。
運営している側もランナーなので気持ちが良く分かるからでしょうね。
そこへまた連絡。
今度は眉山ロードの途中にある無人エイドから救助要請があったとのこと。
直ぐに向かい、お一人を乗せて戻りました。
この方はこの直ぐ近くに住んでいる方で273kmに参加の方でしたがリタイアがショックでかなり落ち込んでました。
こういう場合、何を言っても元気になるわけではないのですが、次回リベンジしましょうと励ましました。
島原城エイドについたらまた連絡。
今度はさっきの無人エイドが飲料切れになったので島原エイドから持って行ってほしいとのこと。
急いでペットボトル数本をもって無人エイドへ。
ここには湧水があって、コース図ハンドブックにも飲めると書いてあるのですが、枯れてましたw
空いたペットボトルをつぶしてビニール袋に入れたりしながら片付けているとまた連絡が。
今度は島原エイドとの間にあるコンビニに要救護者がいるとのこと。
急いで下って、収容し島原エイドにお連れしました。
島原エイドは撤収作業に入っていたので、再び無人エイドに戻り、待機することにしました。
途中、雨がポツポツと降り出しました。
雨でもあり、すでに次の関門時間が過ぎていたのでここで3人の方がリタイア。
私の車にお一人を乗せて次のエイドへ向かう途中の登り坂で2人の男性ランナーを発見。
声を掛けると、ここでリタイアしますとのことだったので乗せてエイドへ向かいました。
エイドに到着すると携帯が鳴りました。
次の無人エイドにいるランナーからの救護要請でした。
収容班リーダーに電話するけど留守番電話になっているし、他の収容班メンバーにもつながらないので
私の番号にかけたとのこと。
しかし、ここは電波状態が悪く直ぐに切れてしまいます。
何回か掛け直し、収容市に行くので待ってるようにと伝えました。
私はここでお一人降ろし、別な方を乗せてゴール地点へ向かうことになりました。
眉山ロードを下る途中、道端に座り込んでいるランナーを見つけました。
声を掛けるともう無理とのことでしたが、私の車にはもう乗せられないので
次に来るのに乗って下さいと声を掛けて行きました。
救護要請があったエイドでも同じように声を掛けてゴールへと向かいました。
ゴールへは雲仙岳を越えて行きます。
途中には沢山のランナーが厳しい表情で登る姿が。
KNMのメンバーも次々発見。
救護者を乗せているのでクラクションを鳴らしてエールを送ります。
雲仙岳を下り小浜へ向かっている途中で、とうとう強い眠気が襲ってきました。
要救護を乗せているので車を停めて寝るわけにもいかず、必死で眠気と闘いながら
なんとかゴール地点に辿り着きました。
このまま運転するのは危ないのでちょっと仮眠を。
しかし、眠れず10分ほど目を閉じだけ。
そこでラン友さんに必要かもと買っておいた「眼眼打破」を自分に投入!www
効果があったのか、眠気が取れたので再び雲仙岳方面へ。
登る途中で全くランナーを見かけないので何でだろーと思いつつ車を走らせました。
実はこの区間はランナーは別なルートを通っていたことに終わってから気づきました。
会わないはずですw
登り上がって下り始めたところでKNMのメンバー数人を発見。
声を掛けるとブンタちゃんが転倒して腕を痛めたらしい。
かなり酷いらしいがリタイアせずに走るとのこと。
相変わらず強いw
私はそのまま下り、俵石展望所のエイドで待機。
関門時間の14時まで待って、今度は雲仙のバス停エイドに移動。
ここで、そうめんを頂きながらさっきのKNMメンバーを待ちました。
男性ランナーからもう登りは無いですか?と聞かれたので、多少アップダウンはあるけど基本ずーっと下りですよ。
と答えたけど、さっき書いたように私は別な道を通ってきたのでそうとは限りません。
今、コース図を見たら最後のところにまた登りがあるようです。
結果、嘘ついたことになりました。ゴメンナサイ。
いつも走るときにボランティアの言う残り距離やコース状況は間違いが多いと思ってましたが
自分も同じ事をやってしまうとは!
こういうこともボランティアやってみて初めて分かることですね。
大会スタッフと言えどもみんながコースを熟知している訳ではないので
基本、事前に自分で十分に調べて大会に臨むことが大事だと再認識しました。
さてKNMメンバー全員を見送り、救護要請も無いようなのでゴール地点に戻って待機することにしました。
15時を過ぎてラン友さん達が次々の戻ってきました。
最後の最後はみなさん達成感にあふれた良い笑顔♪
ここは一人一人ゴールの瞬間を記念撮影してくれますw
帰りのフェリーに間に合うためには最低でも17時30分にはここを出なければなりません。
ケガをしたブンタちゃんが中々戻ってこないので心配していましたが17時の関門ギリギリに帰ってきました~。
最後にゴールしたブンタちゃんを見届けて帰途につきました。
フェリーの中でも少し寝ましたが、帰って夕食を食べたら眠気が一気に来て爆睡でしたw
色々とありましたが、とても良い体験でした。
慣れない経験で写真撮るのを忘れて余りないのが残念でしたw
大会スタッフの皆さん、ランナーの皆さんお疲れ様でした~♪
(おわり)
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