先日のテレビを観ていたら、「マツコの知らない世界」という番組にサザンオールスターズの原由子さんが出演していて、天園ハイキングコースのことが紹介されていました。原さんの人柄がにじみ出てすごく良い番組でした。最近の鎌倉市内はNHKの大河ドラマの影響もあり、とても賑わっており、小町通りなどは歩くのも大変ですが、そんな鎌倉でちょっと足を延ばし、山の上で富士山の姿を探してみることをお薦めします。高い場所に行けば富士山は望めるのですが、山や建物そして鬱蒼とした木々にはばまれ、なかなかその姿をみることは叶いません。それでも見つけた時は、こんな場所でも富士山が・・と、思わず叫びたくなります。これは富士山好きの私だけかもしれませんけど・・。それで今回は数回に分けて最近見つけた富士山をブログにしてみました。
最初は源氏山山頂(92.5m)。源氏山公園内では葛原岡神社の脇に富士見スポットがあることは知られています。広い公園内で源頼朝像まで行っても、その先の源氏山山頂を目指す人はあまりいません。頂上に祠があるだけの場所で、私も何回も源氏山公園には来ているのですが、最近はじめて登りました。東側の開けた場所からは建長寺上の半増坊の建物が見えますが、西側は木々におおわれ期待していませんでした。ところが先日(10/26)の空気が澄んだ快晴の朝、木の枝の空間に冠雪した富士山の姿をみつけました。まさかこの場所で富士山がみれるとは・・・。この感激を文章で表現することは難しいのですが、巻頭の写真を見てください。まん中の木の枝がNの字になっている間に白く雪をかぶった富士山の頭を見ることができます。まだ信じられない方は、実際に登って自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。