【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

ヨーロッパ放浪2010 『イスタンブールの夕暮れ』

2010年03月15日 | 旅三昧!釣り三昧!
2010年3月14日:

早朝5時に起床、すぐに荷物をまとめホテルを出た。

タクシーで空港へ向かう。まだまだフィレンツェの街は真っ暗、寝ている。

空港に着きローマへのフライトのチェックイン。ローマからは日本で押さえたトルコ航空となるので、一旦荷物を拾い上げないとならない。

しかしパレルモからフィレンツェへの移動の際に、オレのスーツケースの取っ手の所を壊されてしまったので非常にスーツケースが扱いにくくて仕方がない。

日本に帰ったら新しいスーツケースを買わないといけない。

ローマ空港にてイスタンブールへのゲートに向かうと、明らかに飛行機を待つ顔ぶれが変わっていた。頭に小さなお皿のような帽子をかぶっている男たちが目につく。

イスタンブールとイタリアの時差が1時間。つまり1時間だけ日本に近づくことになる。

イスタンブール空港にて両替をし、今回の宿泊先である『NOVOTEL HOTEL』に入った。ここは海沿いのホテルで部屋からの眺望が良い。

しかしそのマルマラ海の沖にはたくさんの大型タンカーが停泊している。なんであんなにたくさん停泊しているのだろうか。

ホテルに着いてシャワーを浴びるともう午後4時であった。イスタンブールジュエリーショーへの参加するのは明日からとし、タクシーを飛ばして『グランバザール』へ向かった。

生憎、『グランバザール』は日曜日がお休みということで、その界隈を無作為に歩く。少し歩いて行くと大きな大きなモスクが見えてきた。それが『ブルーモスク』であった。



たくさんあるモスクの中で、この『ブルーモスク』と、その横にあるレンガ色の『アヤソフィア博物館』は群を抜いて大きく、そこにイスタンブールの夕焼けがかかる景色は偉大であり、尊厳すらあった。

ただただ素晴らしい。



夜、イスタンブールジュエリーショーに日本から出展されているOさんと会食。売り手と買い手で全く逆サイドの立ち位置なのだが、同じ業界である。色々と話を伺った。日本の伝統工芸をジュエリーと融和させて海外に発表するという形態で頑張っておられる。そういう商売もあるのだなぁと思った。

さてと、オレも明日からじっくりとトルコで作られるジュエリーを見てこよう。