【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

ヨーロッパ放浪2010 『石でできた街・寒ミラノ』

2010年03月11日 | 旅三昧!釣り三昧!
2010年3月9日:

朝からミラノは小雪が舞う寒々しい天気だった。

昨日も書いたが、ヨーロッパの大都市の街並みは石で作られている。ここミラノも石畳の小雪に濡れた街並み。とても寒いのである。体が凍る。耳が痛い。体が硬くなる。

朝食のゆで卵に、持ち込んだキッコーマン特選醤油をかけて食す。醤油は魔法の調味料である。朝はカプチーノではなく温かい紅茶がよい。『ENGLISH BREAKFAST TEA』のストレートである。

午前中、取引先にて商談。ファッションジュエリーを求めた。

お昼、時間を少し割いてドゥオモの中に入る。ドゥオモの中のいつもの後方のベンチに座り一息。ミラノ訪問の際にオレが必ずすべきと決めている事。

『精神の浄化』である。



昼飯は、ペンネ・アラビアータ。たっぷりめにチーズをかけて食べる。うまいんだなぁこれが!

午後、取引先にて商談。きばって仕入れる。エマニュエルはたった今、ニューヨークフェア、香港フェアから帰国したばかりとのこと。商売どうだったと訊くと、よかったとの返事。奴はいつもよかったよかったばかり。話半分に聞いておくことにする。

しかし寒い。こう寒いと街を徘徊したくなくなる。

夜、アントニオとアントニオの息子・アンドレアと食事。いつものモンテナポレオーネ通りにある『PEPPER MOON』へ。

最高のイタリアンで楽しい一時。アンドレアもユーモアあふれる若者であった。

さて明日、パレルモへ飛ぶ。