バスマスターエリート2025第2戦、我らが藤田京弥プロが3位入賞という素晴らしい成績で試合を終えましたが、優勝は最強プロの一角であるブランドン・パラニュークがぶっちぎりの勝利を収めました。

ニッポンジンの鬼門であるフロリダでキョーヤ様が3位入賞!スゲェ~ですが、いつものミドストやノーシンカーの釣りなので、ジミーすぎてライブ配信見ててもオモローないんですがね( ̄▽ ̄;)
で、テムコのO2氏がXで紹介していた、以前パラニュークが述べていたという言葉が胸にグッサリと刺さり過ぎたので、ただただ己のブログでも書き留めておき常にこの精神でいたいと思うだけの記事です。
【ブランドン・パラニューク】
僕は自分の直感を信じていくほうがいいと強く思っているんだ。
上手いアングラーはそうだよね。バスがどこいいるか?どういうコンディションなのか直感で感じるんだ。
そして、釣りにおいてひとつだけ確実なことは、状況は次々と変化するということなんだ。天候や水質など、どんどん状況は変わっていく。
だから僕は湖そのものを研究して、バスが求めている要素が全て揃っている場所を探すんだ。どうしてそこにいるかを考えてパターンを探していくんだ。
だからもしコンディションが変わっても、バスの動く理由が見えてくるんだよ。
そして情報は得ないほうがいい。
もし外部からの情報が入ったら、集中力や釣りに対する自分の信念を奪ってしまうから。その情報でつれたのは過去の状況であって、今も同じとは限らない。
そのときがどんなコンディションなのかなんだよ。
僕は何か違うなと感じたらそれを受け入れて変更していくことができるんだ。違うと感じたらすぐに変えてみればいい。
だっていつでも戻ってくればいいだけなんだから。
だからその場所を離れて、他の魚を探しに行くことを恐れてはいけないよ。

メガバスルアーを使った男前な釣りでぶっちぎりの勝利!ライブ配信を見ていてもめっちゃ面白いし、マジで激釣りうま!\(◎o◎)/
・・・・・これこそまさにバスフィッシングの真髄であると思う。。どうしても釣りに行く前には仲間やSNS、ボート屋情報などである程度の状況を掴みたがるし、釣り場では他の釣り人に情報を得がちです。
でもやっぱりこれって、知らず知らずのうちに己の思考回路の幅を狭くしてしまうと思うんですよね。。だから釣行前には水位や濁り具合位は調べても、できるだけ変な知識は入れないようにしているし、フィールドでも聞かれれば自分の状況は伝えても他の人の情報は聞きたくありません。
特に近年はSNSの普及により様々な情報が入ってきますが、これこそ最も当てにしちゃいけないものでしょう。だってみんな釣れた時に発信するわけで、その裏で遥かに多くの釣れない人達がいるわけです。もちろん過去の情報だしね。
I さんはこの情報収集の達人で!?どこどこでこんなルアーでよく釣れてるよ!とかなんとかよく言ってますが、そんなの極々一部の上手い人が釣った可能性が高いですからね。。おまけに一緒に釣りに行けば、〇〇の動画で〇〇がここでトップでこうやって釣ってたんだよ!とか言ってマネしてます(;・∀・)
いや、もちろん知識として入れておくのは悪いとは言わないし、可能性としては同じ釣りで釣れないこともないでしょう。でもそれはその時その状況で効いたのであり、今効くかの確率はかなり低いと思います。。ってか、それってオモシロイの!?って思ってしまうわけで(;^ω^)
やっぱり白紙の状態から組み上げていくのが楽しいし、1番の究極は全く何の情報も入れないで行く初フィールド!こんなに楽しいバス釣りはないと思っています。昔2週間かけて四国一周バス釣り武者修行の旅に出たことがありましたが、この時はカートップボートで10箇所のフィールドを巡りました。
四国はおろか関西フィールドなぞ全く行ったことがなく、『バス&ライギョ全国つり場500選』?とかなんとかいう本に載っていた釣り場を選んで行ったわけですが、フィールドの特性、魚の濃さやサイズ、もちろん釣り方なんて全然わからないので自分の直感を信じとにかく頭フル回転で移動しまくり、色々な釣り方を試してベストな釣り方にたどり着けるよう努めました。
エンジンで移動するような大き目のフィールドをたった1日で攻略していくのは難題でしたが、だからこそスピーディーな判断力と実行力が求められ、まさに己の直感を信じてやり抜くしかないのです。釣りの最中は他のアングラーからの情報はいれず、釣りが終了しボートを片付けている時に初めて自分の考えとの答え合わせをする意味で他の人と話す感じでした。
このツアーでは1日100本以上を3回、トータル7〜800本の魚を釣ることができましたが、この考えやスタイルは今でもT-REXの礎となっております。まぁ、現状の生活を考えればなかなか初めての釣り場に行くことも難しくなっていますが、もちろんホームフィードにおいてもこの考えは実践できるはずです。
が・・・だんだん行くフィールドの知識や経験が増えれば増えるほど直感を信じて・・・というのができなくなりがちだし、年齢を重ねるごとにさらに難しくなり、ついつい過去の実績に引っ張られチャレンジスピリッツが失われていきます(;´д`)そんなT-REXにとって上述したパラニュークの言葉がグサリと刺さり、いつまでも胸に刻んでおかなくてはならねぇ~ことだと再認識させられたのでした(-_-;)