昨日は、東大大学院大 1年間の留学のため、フィンランド躰協から、埼玉県躰協狭山道場に移籍した、エーロ ダルヴィディエ君を伴なって、久しぶりに防衛医科大学校躰道部 18・00~ 20・00時の稽古に出掛ける。
部長 津守先生、石原新主将の下で 25名の部員が一丸となって取り組んでいる姿を見て、躰道部の意気込みを感じ来年の各競技種目に期待、又躰道に対する理解度が高まるものを感じる。
準備体操は体軸体幹から始め、柔軟性と相対法に繋げる、従来の準備体操のロスを省き、練習時間 2時間の効率を考えての稽古。
正確な躰技、添え手、引き手の前腕のひねり角度を大きく深くして、足腰の強度を高め後屈立ちになる方法を話す。
腰内弦インナーマッスルで、骨盤を入れての、無理のない前蹴りから二段蹴り、左右の動作から四方蹴りへと繋げる。
後半の 1時間は、エーロ君が運隂の法形の指導に当たる。初めての部員が多く運体技に重点をおき、運体の突きは体を低く入るための工夫稽古で、木刀の下に入っての防ぎ手と突き(抜手)。
法形の順序と正確性をあわせ指導、型や法形を理解できるだけでなく、基本技も体得でき見習うところが多い、躰道の指導法には欠かせないと思う。
21日(火)1時20分からの狭山市広瀬公民館健康体操サークルの指導は、胸部の歪みを解消する整体体操。
(1) 背骨の曲がり(湾曲) (2) 背骨の硬さ (3) 胸郭の捻れ (4) 背中のぜい肉の歪みを解消する、7 動作。
胸椎 12ヶを 3分割して 3動作。胸骨 2動作 胸部全体として 3動作の整体の講義と実技。
寒さに向かい背中のぜい肉を柔らげ、血圧の上昇を和らげる。又、深部体温を恒常的に上げて基礎代謝と免疫力を高める。
最後は、背骨の歪み湾曲の有り無しを見る。背骨の歪みは早め早めに整体したいところです。
武道を志す者、品位と如何なる動きにも反応できる、正しい姿勢を保ちたいと思う次第です。